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夢見る深夜


見る
夜中に
泣きだす
一羽の烏が
闇にまぎれて
孤独と戦ってる
例えば愛しい方の
名前を叫ぶ事に似て
死にものぐるいの宴で
巡る四季に振り回される
言葉を無くしてしまった美
私はまだ眠い目をこすり
熟睡をしたいとねがう
頭に響いていくのは
貴方の絶叫した声
煩悩の鐘の音だ
耳を閉じては
危険な香り
体温は零
そうだ
愛は


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