段違い勘違い

霧深い心の段差
寂しさと哀しみさの
狭間で溺れる無垢な愛

求めるものなど
何もなく
求める術さえ知らない
溺れた愛

流れる時間を
両手で受け止め
白波がたった時
染み込んだ刹那と空虚

溢れた涙は誰の為
背中合わせの
過去と未来
心の段差に気付く瞬間

時に振り向き
時計を見るは
歪んだ秒針
足にうずくまる
たたき売りの愛の間
埋めるのもはエゴの塊

真の愛はいつも置き去り

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