係留義務違反!?
皆さんこんにちは、ドッグトレーナーDorGです。
さて本日はちょっと珍しいニュースが飛び込んできました。
千葉県警はペットのスタンダードプードルをリードを繋がずに放し飼いにしたとして千葉県の女性を逮捕した。
容疑は千葉県動物の愛護及び管理に関する条例
係留義務違反 だ。
つまりノーリードで散歩させてるから逮捕した!
こうゆう事です。
この逮捕には正直驚きましたね、何故ならこれで逮捕されるなんて聞いたことなかったので。
因みこの係留義務違反は各都道府県によって違いますが大体5万円以下の罰金刑です。
話をよくみるとこの女性は近所では有名なよくトラブルを起こす、いわゆるトラブルメーカーだったそうです。
ノーリードでの散歩の通報は100件を超えていたそうです。
ある日警察が職質をかけようとするとこの女性は犬と共に家の中に逃げ帰りました。
警察もこの女性を把握していたようで、何とか警察署に引っ張ろうとしてこの条例違反を元に逮捕状をとり逮捕に至ったということです。
つまり警察署に引っ張るネタだったんですね。
通常の係留義務違反は一発逮捕はなく、指導と警告が入るそうです。
確かにスタンダードプードルがノーリードで散歩されてると少し怖いですよね!?
しかし、ドッグトレーナーの観点から言うと、犬にとってはノーリードがいいんですね。
ノーストレスで散歩出来ますから。
でも日本では許されません。
自分がリードの意味を説明する時には、
リードは手を繋いで歩くのと同じ
と説明しています。
小さい子を連れて歩く時は皆、手を繋いで歩きますよね!?何ででしょう?
子供を危険に晒さない為ですよね!?
犬も同じなんです。リードは手を繋ぐと同じ。
だから、伸びるリードはお勧め出来ません。
フレキシブルリードというものです。
一見、犬がある程度自由に散歩出来て良さそうに見えますが、そうではありません。
あれこそノーリードと大差ありません。とっさの危険に回避が遅れることがあります。
まずはノーリードで散歩出来るくらいの主従関係を作っておき、あくまでリードは補助的に手を繋ぐというのが理想じゃないでしょうか!?
また散歩は犬との大事なコミュニケーションツールでありトレーニングツール。
ドッグトレーナーは犬の散歩をみるだけで、躾や信頼関係があるか、無いかを見ています。
今一度自分の散歩を見つめ直してはどうでしょうか??
犬を自由に走らせたければドッグランに行けばいいのです。
散歩はコミュニケーションを取りながら、普通のリードでお散歩しましょう。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
それでは幸せなドッグライフを!!
DorGでした!