数値規制を知ろう!
幸せなドッグライフを‼️
ドッグトレーナーDorGです!
貴方は「数値規制」という言葉をご存知ですか?
ペット業界に従事してなくても、飼い主様は全員知っておくべき言葉だと思ったので紹介致します。業界の内部なんて闇だらけ。
知れば知るほど憤りしか出てこないのが、ペット業界。
多くの飼い主様が業界を知ることで、リテラシーを高め、業界改善に向かうと信じております。
その中でこの数値規制は最近では定番の言葉なので、是非知っておいて頂きたい。
数値規制はその名の通り、事業者に対して飼養管理に関して色んな数値を義務付けたもの。
これまでは善し悪しが曖昧で、悪質ブリーダー、悪質ペットショップの取締りが難しかったのが、背景にあります。
数値を定める事で取締りをやりすくしたものです。つまり悪質ブリーダー、悪質ペットショップの排除が狙いです。
それでは1つずつみていきましょう。
今回は数値規制を知ってもらう為のnoteですので、数値規制に対しての僕の考えはここでは述べません。(言いたい事は山ほどありますが 笑)
①寝床や休息場所となるケージの大きさ
タテ 体長の2倍×ヨコ 体長の1.5倍×高さ 体高の2倍とする
②運動スペースの確保と運動時間
ケージサイズの床面積の6倍×高さ 体高の2倍の運動スペースを確保し、1日3時間以上は運動スペースに出し、運動させることを義務づける
③1人につき繁殖犬15頭、販売犬20頭まで飼育可能
従業員1人あたりにつき、繁殖犬は15頭まで、販売犬は20頭まで飼育可能にする(親と同居している子犬は頭数に含めない)
④生涯出産回数は6回まで、メスの交配は6歳まで(満7歳未満)
ただし、満7歳時点で生涯出産回数が6回未満であることを証明できる場合は、交配は7歳までとする。また、7歳未満であろうとなかろうと、繁殖に適さない個体は交配を認めない。
詳しくはこちら⤵︎ ︎⤵︎ ︎
その他
生後56日規制(8週齡規制)
繁殖を行う犬猫等販売業者は、出生後56日を満たない犬猫の販売や展示が禁止されています。
但し親と生活を共にしている場合は販売目的で見せることは出来ます。
また日本犬6種(柴犬、秋田犬、北海道犬、甲斐犬、紀州犬、四国犬)については「天然記念物の保存」を理由に規制から除外されます。
ざっと書きましたが、こんなところです。
意見や感想はそれぞれあると思いますが、こんな事を決めるのに、何年も時間を費やして、出来たのがこれです。
その間に一体何頭もの生命を犠牲にしてきたのでしょうか??
犬や猫を飼っている飼い主さんはもう無知では許されない時代になってきております。
こんなザルのような法律や規制を待つ事よりも、飼い主さんの知識を高めた方が、早く効率的に、犬や猫の生命を救うことが出来ます。
あっ、ザルって言っちゃった。つい本音が w
つまり大事なことは社会の目です。
今の消費者は展示された動物にしか目がいかず、その環境や背景を全く知ろうとしない、だからいつまでたっても悪徳業者が無くならないのです。
このご時世、不味い飲食店ありますか??
不衛生な飲食店ありますか??
不味い飲食店はたちまち口コミが広まりその店に誰も食べに行かず潰れているのが現代です。
それは人の味覚が上がったのとSNSの時代になったからです。
でもその不味い店で美味しいと言って食べ続けているのがペット業界であり、飼い主です。
何故ですか??
消費者の知識が圧倒的に低いからに他なりません。ペット業界を改善していくのは法律でも行政でもありません。
僕も含めた貴方です。
つまり不味い店で消費をしないと言うことです。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
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