コロナ禍で犬を飼うリスクを知るべき
幸せなドッグライフ‼️
ドッグトレーナーDorG宮崎友佑です!
今回はコロナ禍で犬を飼う時のリスクについてお話します。
コロナが日本に上陸して早2年、日本国民の生活が一変してしまいました。
一方で、ペット業界の様相も一変しました。
コロナ禍で在宅ワークや外出自粛を迫られ、ペットを飼おうと、ペットバブルが生まれてしまいました。ペット価格はコロナ前の2倍程まで高騰したにも関わらず、毎日のように売れていき、その状況は今でもまだ続いております。
ペットショップで犬や猫を飼うのは僕は反対していません。
このペットバブルの裏で何が起こっているのか?
それを皆さんには知って欲しい。
飼育放棄
一番多いのが飼育放棄、可愛いからと飛びつき飼ったはいいものの、思ってた子と違ったとか、思ってたより大変になったとか、住んでるアパートがペット不可だったとか、理由は様々です。
ですが、どれも飼う前から分かっていたはず、分からなかったでは済まされる事ではありません。
何より販売するペットショップもそれくらい低レベル中の低レベルの内容を何故伝えないで、販売してしまうのか!?本当にここには怒り心頭です。そんな事だからペットショップは社会から叩かれ続けるんですよ!!
いや、説明して販売してますよ!!はぁ?伝わってなきゃ伝えてないのと同じ!!
ふぅ~本当に良い大人達が犬や猫を苦しめてる事に何故気づかないんでしょう??
またそんな親達に育てられてる子供達が本当に可哀想だと思います。
飼う側も飼う前に少しくらい勉強してから飼いましょう。
日本人はアジア一勉強しない国民と言われています。勉強しない人はやはり飼う資格はないと断言します。
繁殖犬の増加、繁殖回数の増加
これは多くの方が知らない事。
コロナ禍で需要が伸びるということは、それだけ供給もしていると言う事。
犬や猫の供給を増やすという事は、必然的に繁殖を増やすしかない。
多くのブリーダーはこのバブルに乗っかろうと供給能力を高めようとしている事は容易に想像がつきます。
供給能力を高めるには、繁殖犬を増やしたり、繁殖回数を増やす事になります。
出産されてる方は分かると思いますが、繁殖犬にかかる負担は相当なものです。命懸けで出産します。いや、出産させらています。
恐らく、数値規制を無視した繁殖も行われているでしょう。
飼い主様方には直接関係ない事かもしれませんが、今ペットショップから犬や猫を飼うと言うことは少なからず、間接的に加担してしまっていることを知って欲しいと思います。
それは販売するペットショップも同じです。動物を大事にする心が少しでもまだあるなら、仕入数や仕入回数を見直して頂きたいと思います。
売上を心配するなら、今店頭にいる子達の価格を上げればいいじゃないですか!?
それにこれまでの売上や販売方法が異常だったという事に気づいて欲しいと思います。
教育機会の損失
ペットショップは犬や猫を平気で店頭販売しているにも関わらず、外部のトレーナーや自社トレーナーのドッグトレーニングをコロナを理由に中止している所が多くあります。
実はここに一番違和感を感じております。
ペットショップも最近になってようやく犬の社会化トレーニングの重要性には気づくようになりました。販売の時も飼い主さんに「しつけ」の重要性は伝えるようになりました。
しかし、飼い主さんは出来れば店頭でトレーニングを行いたいと思っています。
複合ペットショップでは、生体販売、動物病院、トリミング、ホテル、物販と1つのペットショップでペットライフのトータルサポートを行っている所がありますが、動物病院の次に大事なのは、教育機会だと思います。
しかし、そこの部分だけコロナを理由に止めてしまっています。
本当に意味不明。
教育の必要性を分かっているのに、矛盾した事をやってしまっている。
ペットショップの言い分は、飼い主さん同士の接触を防ぎたい為
いやいや、生体販売コーナーには人が溢れかえっておりますが!?
やはりペットショップは教育の重要性を何も分かっていない。
犬の社会化トレーニングは本当に重要です!そしてその機会は犬の人生に一度、貴重な時期。
皆さんのお子様達、コロナを理由に保育園も小学校も中学校も行けないまま、大人になったらどうなりますか??
犬同士の接触、飼い主さん同士の接触、トレーナーとの接触を出来るだけ避けたい方は犬を飼わない方が賢明です。
上記に挙げた点を考えると、実はコロナ禍で生体販売は適してないということが分かります。
にも関わらず、このバブルを作っている日本は本当にクレイジー‼️どうかしてる、病んでます。
そう思っているのは僕だけでしょうか??
最後まで読んで頂きありがとうございます。