英語のSpeaking上達方法
この記事では英語を話せるようになりたい人の中で、「なかなか言いたいことが英語に置き換えられない」「どうやったら複雑な日本語を英語にしたらいいんだろう」と躓いている人向けとなっています。
英語で自分の伝えたいことを表現する時、とても役に立つ方法があるので皆様にご紹介します。それは
主人公と動きを意識する
ということが大切であり、またそれが英語を話す際に1番のキーワードだったりします。ではどういうことか説明していきましょう。
●主人公、動きとは
英語で文を組み立てていく時に重要なのが
【主語】を考える事です。ここで「それすらも難しい」と思ったそこのあなた。僕が簡単にしてさしあげましょう。
まず主語とは伝えたいことの主人公を指しています。では例文に沿って見ていきましょう。
「僕は友達が少ない」
と言いたい時の主人公は誰でしょう。そう、「僕」です。 つまり主人公(主語)は「I」となります。
では次にこの文の中で動きは何かを考えてみましょう。
おっと、少し難しそうに見えますが大丈夫です。わかります。「友達が少ない」という文に動きは実はありません。
無いなら作っちゃいましょう。
その方が簡単です。
実はこの様に、日本語を直接英語に直そうとすると頭がこんがらがってしまう場合が多々あります。英語が話せる人はこのトリックに気づいています。しかも対処法がわかっているのでどんどん英語が上達し、話せるようになっているのです。
ではどのように作っていくかをご説明します。
ここで大事なことは
その状況を想像すること
これをすることによってとても簡単に英文を作れます。まず想像してみてください。
友達が少ない状態=友達を多く持っていない
え?持ってない?なんで動きが「持つ」なの?
ではこれらの英単語をみてください。 ♦get ♦have♦take♦make♦give
とても簡単な英単語ですよね。ではこの6つの英単語から1つ、「友達が少ない状態」を表現するのにとても簡単な単語を挙げてください。
最適なのは【have】です。getも一見使えそうですがそれは「理由」となってしまいます。「友達が少ない状態」を表すには適していません。
実は英語を話す時、基本的な動作は簡単な単語の羅列で構成することができます。ですので
コツは【簡単そうな動き(つまり動詞)】を初めは考えると簡単に文が作れちゃいます。
例えば…
♦ seize a chance(機会を得る)
→ get a chance
♦optimize(最適化する)
→ make it better (それをより良くする)
では、ここまでで主人公と動きが決まったので後は並べてみるだけです。
① I do not have many friends
② I do not have a lot of friends
③ I have less friends than others
1~3すべて「僕は友達が少ない」という英文です。①が1番簡単そうですよね。
このように主人公と動きを中心に考えれば少しトリッキーな日本語でも簡単に英語で表現することができます。
ここでもし「並べ方がわからない」となったら【文法】を勉強し、表現力の幅を広げてみましょう。
これからまだまだ英語に関するコツなどをご紹介していきますのでお楽しみに!