地域に開かれた学校づくり
「教員の働き方改革」の議論から始まり、「部活動」の縮小や「学校開放」の効率化等が進められています。
こうした中で、課題となるのが、地域住民や保護者と学校との関係です。
学校が子どもたちと教員の皆さんだけで閉ざされた空間になると、それはそれで問題が出てくると感じています。
地域に開かれた学校を目指して
学校が地域に根ざした存在となるとともに、地域住民や企業などが教育活動に参加し協働することで、子どもたちの豊かな学習環境を整備することを目指します。
学校が地域コミュニティの拠点として機能することで、子どもたちの成長を支えるとともに、地域全体の活性化につなげます。
地域には、様々なスキルやご経験を持つ「人材」が多数いらっしゃいます。
例えば、ものづくりに長けた方が図工授業のサポート、手芸に長けた方が家庭科の授業のサポートをするなど、地域の人材とともに、子どもたちの学習環境を高めるというのはいかがでしょう。
他にも、学校内の花壇や畑の管理やサポートもお願いできる方がいらっしゃいそうです。
さらに、クラブ活動にも、地域のスポーツマンや、文化的な趣味をお持ちの方に協力していただける可能性があります。
クラブ活動の幅が広がりそうですよね。
問題はセキュリティ?
ただし、地域のどの人でも自由に学校を出入りできる環境。というのは、やはりセキュリティ的に問題がありそうです。
こちらは、防犯カメラやICT技術を活用しながら、クリアできる可能性があるでしょう。
また、地域の方が学校にいらっしゃった方が、セキュリティ的にも安全では?という考えもあります。
こうした議論を重ねて、地域に開かれた学校づくりへ向け、進めていく必要があります。