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2020年の夏、感じたこと。

ここ最近、心揺さぶられることが多かった。

お盆になると戦争のことを必ずテレビで放送されるのでいつも考える。小さい頃から戦争について興味があり、また緒方貞子を尊敬していた。戦争に興味をもったというよりも、戦争中の人間の心理に興味があった。今もある。
なぜ戦争を始めたのか、もはや洗脳状態での人間の行動、そもそも人間はそんな残酷な一面があるのかと知り、人間の心理と行動について知りたいと今も思っている。

きっかけは小学校低学年の時に火垂るの墓を見たことかもしれない。火垂るの墓とか戦争ものは昔から泣きはしていたが、いなくなる、死に対して泣いていたと思う。年齢を重ね、同じ描写でも感じ方が変わり、心揺さぶられる箇所も変わっていると太陽の子を見て思った。戦争中でも、戦争後の未来のことを考える女の世津と今、目の前のことを考える修と裕之の男2人。その会話で、男2人が未来に光を見つけ出したシーンに男性と女性ってすごくいいなと思った。男は未来のことはあまり考えてないという話を最近もよく話をするが、男性と女性はいつの時代も変わらないのかもしれない。そしてその違いは性別に限らずかもしれない。なによりもその違いが相互作用していることがすごく感慨深かった。

互いの違いやありのままを受け入れてくれる関係性、思いやり、感謝…今の時代はわざわざ発信されないとわからなく、見失いかけているものをまざまざと見せつけられた、多くの気づきのあるドラマだった。

同じタイミングで現代版の東京ラブストーリーを見ていて、もっと素直に生きること、大事な人には感謝を伝えること、思いをぶつけることは本当に大事なんだなと改めて感じたし、何より心揺さぶられた。

新型コロナ、戦争を通して、様々な側面から人間性というのを考えた夏だったかも知れない。

なんだか2020年の夏はいろいろと心揺さぶられることが多かった。改めて、人は人と関わらないとダメになるんだろうな。
そして自分の気持ちには嘘はつかない方がいいな。


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