年末年始のインドネシア渡航は隔離覚悟が必要
インドネシアでは、年末年始の国内外旅行の新型コロナウイルス対策のための規制強化に関し、インドネシア政府は、英国での変異型ウイルスの発生及び欧州・豪州での新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受け、海外からの渡航者に対して特に追加的に措置を発表しました。
インドネシア政府は、世界的な新型コロナウイルス感染状況を踏まえ、クリスマス及び年末年始の間、インドネシアへのインドネシア人及び外国人の渡航を制限する措置として規制強化を行うようです。
12月24日から、日本からのインドネシア到着時に行うPCR検査の実施は、到着時に実施するPCR検査結果が陰性でも、政府指定のホテルで5日間自主隔離した後、再度PCR検査が行われ、結果が陰性であれば移動が許可されるとの措置に変更になりました。
つまり、5日間の政府指定の監視の元、隔離となり自由な行動ができなくなります。
しかも、空港から指定ホテルまで案内されるのですが、その指定ホテルが下記の3つだそうです。
・ グランドメルキュール・ケマヨラン
・ グランドメルキュール・ハルモニ
・ ホテルJSルワンサ
宿泊料金は1泊あたり1,350,000Rpつまり1泊1万円します。ホテル予約サイトで予約すると7,000円前後で宿泊できるホテルですのでかなり割高です。隔離されるので、夕食等もついているのか不明ですが、隔離ホテル直行はかなりの苦痛となりそうです。
グランドメルキュール・ハルモニは宿泊した事もありますが、いたって普通のビジネスホテルです。
また、PCR検査の費用:1回あたりIDR 800,000(6,000円)も負担となりますので、手痛い出費となりそうです。
12月24日から運用開始とされていますが、実際の運用開始日は、現時点で不明ですが、インドネシアでは、本日決まったとのことで、すぐにでも運用がかわる事がありますので、渡航される方は注意が必要です。終了期間は、今の所2021年1月8日となっています。
インドネシア政府は、この追加措置は、新型コロナウイルス感染拡大予防のため、年末年始の期間中のインドネシアへの渡航を制限するために行うと明言しており、日本政府もインドネシアへの渡航が不急の場合は措置が予定されている2021年1月8日よりも後への渡航の延期を推奨しています。
渡航延期せず、この期間中にインドネシアへの渡航を予定されている方は、隔離措置覚悟で渡航するという厳しい措置になりそうですので、十分に御注意ください。