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段ボールに乗ってみよう!

 皆さんもご存知ダンボール、今や私たちの生活に欠かせないものになっていますね。特に郵便物などの梱包には欠かせません。
 今回はそんなダンボール使って踏み台を作っていきます。


構造

今回使う素材、ダンボールの構造を解説していきましょう。

ダンボールは三層構造となっています。
またダンボールの厚さによって梱包するものも違っています。

・約5mm Aフルート みかん箱など発送用に使われています。
・約3mm Bフルート 軽いものを入れる箱として使われています。
・約8mm Wフルート 上記二つを合わせ、かなりの重量の物もを運べます。
 

また圧力をかける位置によって強度が変わり、中芯の横からの圧力には弱く、上からの圧力には強いです。
このような特性を念頭に置き、踏み台を作っていきます。

踏み台作成

踏み台の条件は
・150×150×150mmの立方体に内接する形状。
・少ない素材を使って作る。
この2つを守って作成を進めます。

試作1

まず最初に作ったのはダンボール3枚を使った踏み台です。
最初に素材を切り出していきます。

素材に当たりをつける。
切り出したもの。

切り出したら、組めるように中央を切り出していきます。


線を入れる。
切り出した物。

最後にこれを組んでいきます。

そしてこれが組んだ物です。
それでは早速乗っていきましょう。

結果として、中央の固定が甘く崩れてしまいました。
けして体重が重いからではなく、中央の固定が甘かったからです。
それでは次にいきましょう。

試作2

次に踏み台をは長方形にしていきます。
足の形に合わせたのですが、これは立方体に面していないので条件には当てはまっていませんが作ったのがこちらになります。

それでは早速、乗っていきましょう。


結果として見事に破壊されました。
今回もテープによる固定の甘さが原因かと思いましたが、どうやら足を受け止める場所が狭く、一気に力がかかり壊れたようです。
それではこの反省を踏まえ、最後の試作に行きましょう。

試作3

今回は3枚使い「土」←のような形で作っていきます。
そして作ったのがこちら。

できました。それでは乗っていきましょう!。


結果としては、なんと五回も乗れました。しかし、6回目になると流石に限界だったようで壊れてしまいました。
この形は意外と安定して乗れましたね。

まとめ

今回の作成を通して、試作することが大切さが身にしみてわかりました。
ダンボールは加工しやすく、試作にもぴったりです。
今回の試作で出た、反省を活かして今後の製作を進めていきます。

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