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東京湾のクジラに会いに



東京湾にクジラ来てるらしい

2022年1月20日頃、東京湾でクジラが発見された。目撃情報によるとザトウクジラで、体長7m程の子どもクジラらしい。
ちょっと前には淀川でマッコウクジラが発見されたり(そのクジラは迷い込んだまま衰弱して死んでしまった)、東京湾にトドがいたりしていたらしくて話題になっていた。
珍しい海の大型生物が次々近くに現れるから、トゥイッターで検索すると地震の前触れだとか海底火山とか、なんとなくヤバくね?みたいなトゥイートもちらほらあった。

他のはわからないけど、少なくとも東京湾のザトウクジラに関しては地震の前兆とかそういうのでは無いと個人的に思う。


ザトウクジラの生態

ザトウクジラを含むヒゲクジラの仲間は一年の間に夏と冬で寒い極付近の海と暖かい海を移動している。
北半球を移動するザトウクジラグループのうち、日本列島の太平洋側沖を縦断するグループは、夏は北の海で餌を食べ、冬になると出産や子育てをするために沖縄や小笠原の辺りまで来る。
それがここ数年では、冬になると八丈島付近にもザトウクジラの群れがやってきている。
八丈島がどこら辺にあるかというと、東京から約260km南、東京から小笠原までの4分の1くらい(すごくざっくり)だと思う。
なぜこのザトウクジラたちがもっと南まで行かずに八丈島辺りでウロウロしているのかというと、正確な理由はまだよくわかっていない。
ただそのうちのひとつに考えられそうなのが、ザトウクジラの急激な増加らしい。
ザトウクジラは毎年決まった場所で越冬するが、数がすごく増えたために小笠原から八丈島へと越冬場所を変えたのかもしれないとか。しれなくないとか。

そんな話を聞いたことがあったから、今回東京湾に迷い込んできたザトウクジラの子どもは、そのグループからはぐれちゃったのだと思う。
グループからはぐれて200kmくらい迷って湾の中に入っちゃうなんてレア中のレア出来事だけど、そのレア中のレアが起こるくらいには、八丈島やその手前の三宅島を回遊するグループが定着しているんだと思う。


会いに行くか


なにはともあれ(?)、子どもは本来お母さんクジラと一緒に暖かい海に行くはずなのに、もしはぐれっぱなしで北へ戻る季節が来たら可哀想だ。
くじさきはデカいのが好きくじだから子どもクジラに対してそこまでのアレはないけど、まあ東京湾でザトウクジラが見れるなら見たいな、ばったり会えたら感動しちゃうな、できれば仲間の元に戻してあげたいな(無理だろ)、という気持ちはあるわけで(でもみんなだって中学生の頃とかに、そんなこと起こるわけもないのに気になる子とばったり2人きりになってあわよくばピンチを救っちゃったり救われちゃったりして急に仲が縮まる妄想をしたことがあると思う)。


そして今日(2/4)

前日に数ヶ月前から楽しみにしてたライブをうっかりすっぽかしてしまった落ち込みを晴らすためにも、当日朝6時、東京湾クルージング決行を決めたくじ。
レンタルボートは当日予約できないって言ってた気がしたけど電話してみたらなんかいけた。

直近の目撃情報が海ほたるということで、海ほたる付近を走れるマリーナ、木更津のところに。
おじさんがすごく優しかった。風も無いし晴れててチョト暖かいし、最高!

ハーヴァーナイスデイ。うまい。

気分いいからアツ〜い紅茶飲んだね。

当日だったから適当に空いてる船選んだんだけど、めっちゃいい!
操縦しやすい気がしたし前のよりデカいし、う〜んなんかいい。

東京湾を走るの初めてだから航路とか気をつけなきゃいけない目印とかがいっぱいあって最初ちょっと怖かった。
海は陸みたいに道が正確に決まってないから大雑把で行けるけど、見えない道があるし大事な標識(浮き)とかも陸より全然目立たない。
GPS神まじ命卍

右端の白い建物が海ほたる

海ほたる周辺。目撃があったのはこの辺か〜〜?と走っていたところ、前方正面にブロー(クジラの潮吹き)!!が、見えた気がした。

急いで慎重に()近づくも気配無し

気のせいか…ざんねん。
光の反射とか波がうち当ったり鳥がなんかしたりして遠くの水しぶきがブローに見えたりするのはアマチュアのくじさきには結構あるあるなので、今回も多分そんなところくじですわ…

でも楽しかったのでOKです👍

船楽しすぎるよ〜
みんなも船、乗ろうな❗️(唐突な〆)

ユッチュブに動画もあるのでよかったら見てねー!!

ざぶん

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