#3_17 FRUITS ZIPPERがなぜ紅白に選ばれなかったのか(音楽文化世代間断絶の危機)
1年前の年末、食前舌語はライブアイドルシーンにおける頂点に「FRUITS ZIPPER」を置いた。
これは忖度など何もなく、人気・実力共に申し分のないところにいた。
その上で2024年のFRUITS ZIPPERは、武道館2daysをセンターステージの1.2万人の最大動員の配置で超満員、さらに25年にはさいたまスーパーアリーナでのライブ開催も決定し、もはやライブアイドルではなく、地上アイドル界においても今最も勢いがあると言っても過言ではない。完全にNEW KAWAIIが文化になり、紅白への出場の可能性も噂された。
しかし、今回の発表で24年の紅白に(企画枠はまだ不明だが)選ばれることはなかった。(落選、というのは何か違う気もするので避けました)
これはFRUITS ZIPPERの実力が不足しているというよりかは、むしろ今後の1年間を狙っていく成長譚として非常に大きな分岐点になるものとなった。
本投稿では、FRUITS ZIPPERに限らず紅白へ出場するアイドルを考察しつつ、今後の可能性を模索するためのものである。
流行りの「私可愛い」系ソングとは?
FRUITS ZIPPER・超ときめき宣伝部の共通点
これはここで記事にする必要もない気がするが、今のアイドルシーンでの流行り曲は、圧倒的な「自己固定感高め女子」ソングなのである。
これは近年のアイドル業界における、特にTikTokでのヒット曲とリンクしており、これをワードクラウドとともに記載する。
ここで単語ベースでで見ていくと、歌詞に入っている「かわいい」に紐づくのであるが、やはりその単語に対しての肯定的な解釈(自分はかわいい、という歌詞)はかなり顕著であるといえよう。
※これは今回省略したが、CUTIE STREETの『かわいいだけじゃだめですか?』、いぎなり東北産の『わざとあざとエキスパート』なども同様であろう。
ターゲットが男性から女性へ
この傾向の背景として、これも女性アイドルに長く通うオタクにはかなり感じられることであるが、女性アイドルというコンテンツが男性ではなく女性に向き始めている状況である。
この辺りは年末の記事に分析をするのであるが、改めて男性が求める「ガチ恋感」ではなく、女性が求める「憧れ」という点に焦点を絞って訴求しているコンテンツといえよう。
例えば直近のアイドルライブでは撮影可能ライブがさらに増えた印象であるが、果たしてライブ中に客席全体がステージに向けてスマホを向けているだけの時間は、本当にライブアイドルのライブといえるのだろうか?
古い人間の戯言である。
自己肯定感が求められるのは令和らしさなのか?
さて、そんなターゲットの変化が見られた令和時代のライブアイドルであるが、その中でどうして自己肯定感が求められるようになったのだろうか?
上記のグラフは満13歳から満29歳の男女に政府がアンケートをした調査のうち、「自分自身に満足しているか」を4段階でヒアリングしており、そのデータをH25年(2013年)とR5年(2023年)の10年間での比較としてグラフ化した。
ここで注目したいのは、もちろんTOP2(そう思う+どちらかといえばそう思う)の割合が上がっているのもあるが、TOP1(そう思う)と断言している人が2倍以上に伸長しているのである。
つまりこの10年間で、若者の自己肯定感が非常に顕著に高まっている。
これは、SNSによる自己表現の自由化や多様性の尊重なども背景にあると思われる。
一方で、その自己肯定感は砂上の楼閣であり、脆い。だからこそ、何かにすがりたくなるわけであり、上記のように「楽曲などで自己肯定を高めてほしい」という流れになるのも、納得感のあるものである。
NHKが公開する紅白の選考基準
実はNHKは紅白の選考基準について、ここ数年一般向けに公開しているので、本章ではそこを確認していきたい。
特段多くを語る必要のないことでもあるが、ここで重要視したいのは①の「今年の活躍」において、BのようなMV再生回数などのオンラインメディアでの流行りはきちんと確認されている一方で、SNS等という言葉の中にのみTikTokが含まれている、という点での不利さは感じられる。
TikTokによる音楽文化の2極化現象
TikTokとテレビの属性の違い
ここからはいったん紅白から少し離れて、TikTokによる音楽文化の変化を考えたい。
結論、TikTokにより特にZ世代~20-30代/40代以上で音楽文化が大きくすれ違うようになり、両者に分断が起こってしまっていると考える。
まずツール間の違いを確認したい。
もうこの辺りはこんな根拠を示さなくても肌感覚で理解いただけると思うが、やはり若者=スマホ、年配者=テレビという傾向がみられる。
その中で、TikTokは特に若年層に強いメディアと考えられており、特に縦型・インスタント動画という傾向はここ数年間の若年層の流行だと考えられます。
その中で、流行の起点がTikTokを起点にし始めたことは、流行というものそれ自体を捉える難易度を非常に高めたといえる。
まず、デジタル・デバイドという言葉がある通り、流行の起点がTikTokという別のデバイスになることで、すでに年配者はその情報への接触がなく、情報を能動的に取りにいかないと得られない状況になっている。
ただ、これはテレビのときにも同じであり、例えばテレビを禁止されている家庭の子供が、テレビ番組の話題についていけなかった、というあの時代と何ら変わりはない。
一方で、もう一つの難易度として情報の鮮度がなくなるスピードが圧倒的に早くなった。
TikTokで流行っていると聞いていると、大体2-3週間で流行りが終わっているなんてことがよくあり、これはTikTokという媒体の特性上「投稿頻度が多い」「YouTubeと比べ圧倒的に動画の切り替えが多く、情報接触数が多い」という背景も考えられる。
世代間の音楽文化の分断
その中で、もう上記に記載もありますが、情報/流行を接触する状況が完全にデバイスを起点として大きく異なっており、そのため音楽の流行も完全に分断化したとみられる。
若年層はTikTokを起点とした流行となるが、これは突然肩書のない人間の楽曲が使われるように、それを食い尽くすかのように多数の人が使用し、ビッグバン的に流行が起こる。
また、楽曲についてもキャッチーさなどを起点としているわけで、楽曲全体の秒数や、使われ方などはそこまで関係がない。
一方で年配者はTVを起点とした流行となるが、直近ではアニメタイアップというものが多く見らえる。
これは年配者の間でもテレビドラマの衰退が見られる一方でアニメの人気は非常に高まっている。
後述のストリームのグラフに記載のアーティストを見てもわかるが、直近でもLiSA『紅蓮華』など、年配者も知っている曲が増えた印象であるが、一方で若年層の感覚では世の中でいわれるほどの流行か、と戸惑いを感じられる瞬間は少しあったのではと推察する。
カラオケでもわかる音楽の分断化
この世代間の問題は、「流行り曲を歌っているだけだと会社のカラオケで上手くいかない」問題にも直結している。
正直な話、平成の会社のカラオケでも若い子たちはおじさんたちに受けのいい曲をあらかじめ仕込んでおくということをしたという。
ただ、その曲は例えばAKBであり、例えば嵐であり、逆を言えば残酷な天使のテーゼなど若者も知っているものである。
一方で、いまのカラオケでは記事内の記載の通り、いわゆる「みんなが知っている」という曲が極めて少なくなった印象であり、少なくともアイドル楽曲に絞ればもしかするとAKB48の『恋するフォーチュンクッキー』か、欅坂46の『サイレントマジョリティー』『不協和音』あたりが最後だったように感じられる。
TikTokによる視聴態度の変化
さらに、TikTok起点の流行曲は楽曲の視聴態度も大きく変化させている。
もうすでに過去の投稿でも、そしてこんなところで書く必要もなく、「今アイドルに限らず」TikTokという特定のSNSでの流行りというのが、その年の流行、MVのまわり方に非常に大きな影響を与えている。
主な曲の構成も似たり寄ったりの状況である。
例えば「サビの直前にセリフが入る」という流れがあるが、これはTikTokにおいて数秒で動画を飛ばすかの判断ポイントがある中で、最初にセリフを入れることでこの曲か!という気付きを即座に視聴者に与え、最後まで見てもらうためである。
また、ダンスも特に大きな動きを作らず、なるべく手元で行われるものが多い。これは
一方で、TikTokに特化した楽曲はいわゆる大衆的な曲と比較して曲の消費方法に大きな差が存在している。
まず、これは周知の事実であるとともに経験則的にもあると思うが、TikTokでバズっている曲は非常に飽きられるのも早いという傾向がある。
それだけでなく今回注目したいのは”曲への理解度”である。特に下にYouTubeに上がっているMVのリプレイ回数の多いところを表記しているが、今回上げている傾向にある曲は、すべてサビのタイミングにリプレイが明らかに集中しており、一部では0:00よりも多いものも存在してる。つまり、TikTokで切り取られている箇所については再生されているものの、曲全体が再生されているとは言い切れないのである。
もちろんサビの段階で開始起点が上がりやすい傾向にあるものの、例えば今年発表曲の『ライラック』はTikTokでのバズりも見られたものの、そこまで顕著にサビに開始起点が集中しているわけではないのである。
TVを起点とした流行の場合の多くは、(コンプライアンス担保という観点もあるが)有名アーティストの新曲が使われるという名があれで【アーティスト→楽曲】の流れであるが、一方でTikTokの場合はあくまで流行時に投稿者はその楽曲を歌う人でないことがほとんどであり、【楽曲→アーティスト】の流れになっている。
これを踏まえて、現在のTikTokは楽曲の一部を起点としているため曲全体が聞かれないだけでなく、そもそもアーティスト名と楽曲が紐づいていないため楽曲が独り歩きすることが多い。
※TikTokはバズりを量産することが難しいといわれるのもそのためである。
今回のFRUITS ZIPPERに関して
①世代間の分断をもう一度考える
今回の紅白出場アーティストを確認しよう。
紅組の初出場としては「ILLIT」「tuki.」「ME:I」の3組と、白組の出場者と比べてもかなり変化がなかったといえる。
特にアイドルだけで見るとKPOP系の「ILLIT」「TWICE」「LE SSERAFIM」、坂道系の「櫻坂46」「乃木坂46」、そして一大ブームを巻き起こした日プ発の「ME:I」となっている。
今回の全体的な印象として、食前舌語の印象であるが、今回の紅白は全体的にきれいにターゲット年齢層が分かれていると感じる。
全年代向け:aiko、あいみょん、HY、椎名林檎、Superfly、MISIA
若者向け :ILLIT、櫻坂46、tuki.、TWICE、乃木坂46、ME:I、LE SSERAFIM
古典芸能 :石川さゆり、イルカ、坂本冬美、高橋真梨子、天童よしみ、水森かおり
※合唱コンクール課題曲:緑黄色社会
この中で、下記の記事にも記載があるが、(特に週刊誌ということで少し脚色や偏った報道はあると思うが)今回の納得いかないアーティストの理由に「知らない」という理由が乱立しているのは、ある意味昔以上に「話題になった」が一部分で、かつ熱狂的であることの裏付けなのかもしれない。
②1-B)ストリームの動きについて
ストリームについては、日本レコード協会が算出する認定に基づき、大体の動きを把握する。
これをもとに、いくつかの分析をしてみる。
まずアイドルに関係なく分析をかけている。今回特に伸びが顕著なものについては実線で記載をしている。
この中で特徴的に感じられるものが2点であり、1点目が「アニメ主題歌」という観点、2点目が「世界的に人気作品」という傾向がみられる。
最近知って驚いたのだが、Spotifyでいきものがかりの楽曲で最も再生されているのが『ブルーバード』であり、これがNARUTOの主題歌に使用されていたことが非常に大きな影響を与えているという。
これは23-24年の爆発的ヒットの楽曲にもAdoの『唱』以外にも当てはまるものであり、特にYOASOBI『アイドル』(【推しの子】)、Creepy Nuts『Bling-Bang-Bang-Born』(MASHLE 2期)など、世界中で認知されているという点でも、やはり大きくストリーム数を伸ばすのに重要な因子となると考えられる。
次に同じデータで女性アイドルだけに絞って確認してみる。
その中で非常に特徴的なのがKPOP系アイドルの圧倒的な伸長である。例えば2億回を超えたアイドルはNewJeansのみであり、数か月の勢いをもって直近1億回に達成したのはLE SSERAFIMとILLITと、紅白出場組だった。ほかのアーティストに関しても、aespaなどのKPOP系にかなり寄っており、日本のアイドルの弱さが見られる。
また、坂道に関しては『I see…』が5千万回を超えたのみで直近の動きはなかった。
ことFRUITS ZIPPERに関しては先述の通りMVでも見られるように、インスタント消費される嫌いから今回のストリームのような「1曲がきちんと聞かれる」SNSに関しては非常に弱く、このレコード協会の資料でも公開2年後にやっと5千万回を超えるほどの低速であり、これは我々がTikTokでの流行りで感じた時流とは少し異なるように感じらえる。
③1-C)カラオケ
まずDAMの2024年上半期カラオケランキングを確認する。
女性アイドルを見ると、38位の新しい学校のリーダーズ『オトナブルー』が入っているのみ、という状況は、先述の「AKB歌っとけば何とかなった」時代と比べて圧倒的な変化とともに、正直かなりアイドル業界全体の危機感として感じられる。
そのうえで、カラオケはTikTok楽曲と相性が悪いと考えられる。
聞き手としても「サビしか知らない」楽曲よりも定番曲の方がありがたいし、むしろ一番は歌い手が「サビしか知らないからAメロBメロが盛り上がらない、そもそもあまりきちんとわかってない」で避ける傾向があるようにも感じらえる。
④2)話題量
上記話題量を算出したが、これから見てわかる通り、今回紅白に出場しているアイドル系アーティストはおしなべて話題量が多い。
FRUITS ZIPPERはこの1年間で約2倍の話題量へと増加している一方で、現在の話題量はまだ櫻坂46の少し下を常に推移している状況であり、全体を通じるとまだまだ話題量はほかのグループと比べても低いと言わざるを得ないと考える。
⑤メディア出演
FRUITS ZIPPERに絞って確認するが、実はかなり量が少ない。
まず地上波でのレギュラー番組としては『マユリカとおねだりフルーツジッパー』(EX/水曜深夜)、『おはスタ』内のコーナー(TX/火曜朝)の2番組のみである。
もちろん歌番組を含めて出演回数が非常に多いものの、いわゆる「話題だから一周目呼ばれている」のところの状況であり、まだまだこれからの状況であると考える。
一方で、CM出演に関してはゼスプリ(キウイ)とau(Google Pixel)の2社だが、どちらもWEBCMのため特にTVでワイドショーを除き放映されることはない。
この辺りもテレビ世代への訴求が弱い理由につながる。
これは昨年紅白に出場した同事務所の先輩である新しい学校のリーダーズの場合と大きく異なる。
レギュラーは『新しい学校のリーダーズの課外授業』(EX/火曜深夜)、CMはソニー(PS5)・サントリー(クラフトボス)・サムスン電子(Galaxy)と23年だけでも3社の大手企業のTVCMに出演し、その知名度向上につながったと考えられる。
全体像を踏まえて
改めて今回FRUITS ZIPPERが選ばれなかった理由
非常に長文での記載をしたが、改めて今回のFRUITS ZIPPERの紅白に選ばれなかったところとしては主に下記の点があると考える。
①TikTokとTVによ音楽文化の世代分断により、全世代に楽曲はたとえ知られていても、グループ名の認知がまだ低い
②TikTok楽曲の障壁として、楽曲全体の魅力がまだ気づかれておらず、ストリームなどが伸びていない
③コンプラインアンスの問題から、やはりNHKの担保としてTVCMの数が求められる中で、ゼロの状況である
今後の戦略について
まず一番重要なところとして、音楽の世代分断はマクロの問題であり、これをFRUITS ZIPPERがどうこうできるものではなく、旨く付き合っていかなければならないものである。
その中で、来年の紅白へ向けた最も最短距離は「大型アニメの主題歌」である。
これは男性も含めたアーティストと同じであるが、やはり直近の年配者の流行にもしっかり乗る中でアニメは切っても切れないものであり、やはり視聴する中でOPで楽曲がTikTokやTVCMと比較して長時間聴かれるというのは大きなメリットがある。
特に、アニメはNetflixやAmazonPrimeなどのストリームなども人気が高い中で、ストリームでの視聴はEDのタイミングで自動的に次の話に移ってしまうところもあり、EDへの選定はほぼ無意味といっても過言ではない。
直近でも某大型アニメの主題歌が業界内で販売(主題歌に選んであげるから〇円協賛として払ってね、みたいな話)がビジネスとして確立している中で、特にアニメタイアップに強いキングレコードやコロムビアと比較して自社レーベルのFRUITS ZIPPERはしっかりそのあたりの入札への参加が重要になってくるだろう。
【追記】
ちょっと記載を修正しますが、もちろんお金だけで決まってるわけではないですが、レーベルの製作委員会の加入のメリットは作品への投資だけでなく、レーベル所属アーティストのタイアップ獲得などが目的になることが多いです(もちろん超大手なら「ここに歌って欲しいから」という逆転もあると思います。)
ただ、正直な話をすると、FRUITS ZIPPERは今回の紅白落選も想定内だった、むしろそうなるように動いていたとも推測される。
今年武道館2daysを控え、またCUTIE STREETなどの派生グループの流行を見る中で、今の段階でアニメタイアップなどFRUITS ZIPPERが攻勢をかけると非常に情報過多になり、顧客がおいてかれる印象を抱かれるだろう。
そのあたりの情報量の調整として、攻めるなら来年。
ある意味最もよいタイミングが来年なだけに、来年のFRUITS ZIPPERの活躍により一層期待がされるものである。
閑話休題
だれが書いているか(本垢見たら顔までわかる)公表して第一弾の作品となりました。
本当に9-10月と白キャンに向き合ってきたせいで、体力もですがそれ以上に会社のタスクが本当にやばいことになっていました(一応予算はすでに達成していますが、それどころの話ではなくなっている…)
自分の推し(白キャンの三浦菜々子)は卒業してすぐにソロ活動を始めました。
いつになったら活動に参戦できるのだろうか、さすがに休日にやってくれと思っていたのに、イベントは平日続きで永遠にいけるかわからないやつやってます。
でもね、仕事忙しいってことで紛らわせていたけど、やっぱり推しがアイドル辞めてすぐにソロ活動を開始することに、少しもやもや感があるわけですよ。全然推しは悪くない。この感情に名前を付けるなら”わがまま”。
余韻なんてなんもなく、推しはせっせと新しい活動を頑張っているし、僕はせっせと注力案件のために毎日ケイパと企画書作成の日々で、落ち着くのは25年になってからなんだろうなぁと思う日々です。
オタ卒?したけど、これからも一兵卒としてせっせと戯言をここに記していくしかないんだーと思いながら、飲み会の23時くらいのテンションで書き綴ったわけである。
こんな記事が誰かを救うならそんな嬉しいことはないし、そもそも君が今こうやって読んでくれていることだけで本望(ポエム)