【連載/後編】株式会社クウゼンのValuesを語る
こんにちは!クウゼン広報PR部です😊
皆さんは、当社のMissionやValuesについてどのくらい知っていますか?
「ホームページ等で見たことはあるけど深くは知らない」という方も多いのではないでしょうか。そんな皆様にぜひ当社のMissionとValuesに対する理解を深めていただきたく、前編・後編の2回に分けて、MissionとValuesについて解説していきます!
転職活動で当社を受けるか迷っている方や採用面接を控えている方をはじめ、既に当社で働いている社員の皆さんにとっても意味ある記事となるよう、代表取締役/CEOの太田さんにお話を聞いてきました!
後編となる今回は、Missionを実現するための行動指針である「Values」を深めていきましょう。「Mission」について語った前編をまだご覧になっていない方は、ぜひこちらの記事をご覧ください。
ーーー現在のValuesができるまでを教えてください。
当社がMissionとValuesを初めて策定したのは、2016年。当時はひとまず作っただけで、浸透を図る取り組みなどはされていませんでした。
それから5年後の2021年、組織拡大とともにチーム分岐や階層ができたことで、会社として大切にしたいことや優先順位が共有されにくい状況が生まれていました。そこに、現在COOを務める中里さんが入社しました。創業から長らく2名だった経営陣に初めて外部から人材が入ってきたことは、「Before中里」「After中里」と呼ぶほど、当社にとって大きなイベントでした。
組織として様々な変化が生まれたことをきっかけに、MissionとValuesを作り直す取り組みが始まりました。中里さんを加えた経営陣3名でディスカッションを行い、3か月ほどかけて策定しました。本質的に誰のために何のために事業をやっているのかなど、自社やサービスを一から見つめなおす機会となりました。
ある程度コアが固まってきた後は、言語化したたくさんの候補を並べて響きを比べたり、ああでもないこうでもないと熱い議論が交わされ、現在のMissionやValuesの土台が完成されました。その後、Missionは今まで変わっていませんが、Valuesは以下のような変遷を経て現在の姿となっています。
ーーーValuesの記載順にはどんな意味があるのでしょうか?
当社のValuesは4つありますが、この順番にすることでストーリーになっているんです。
まず、冒頭に「Think Big」を持ってきているのは、スタートアップであるからには小さくまとまらず大きな夢を描いていこうということを常に意識するためです。これは、連載の前編でお話した「大きなことを成し遂げ、大きな成長と大きな幸せを得る」というMissionに込めた想いとも通じています。
とはいえ、あくまでも本質的なところはお客様の喜びを生み出すこと。そのため2番目に「Client First」を置いています。お客様が抱える課題に対する適切なアプローチや、お客様が困っていることにしっかり寄り添えるのかという観点は、常に持つ必要があります。
また、それにはオーナーシップが大きく関わっています。お客様が大事にしたいことや叶えたいことを実現しようとするとき、それが難しく大変なことも多くあります。それでも、お客様のことを考えたら、最後までやらなければと諦めず最後までやり切る。それが3番目の「Ownership」です。
しかし、最後までやり切るというのは、たった一人でできることではありません。そこで大事になってくるのが4番目の「Team Kuzen」です。部署やチームを越えてともに業務に取り組むことで、お客様にもっと喜んでいただけるような付加価値を生み出そうというわけです。
これらはどれも大切で、順番はあれど優先順位はありません。「Think Bigを念頭に置き、Client FirstのためにOwnershipをもってTeam Kuzenで働く」という行動指針なのです。
ーーー Valuesを一つずつ詳しく教えてください。
ここからは、一つひとつのValuesについて、より詳しくご説明します。
「Think Big」:己の枠を超えて、目線を上げていこう
先に言及した「大きな夢を描く」という会社としての観点だけでなく、一人ひとりの社員にとっても「Think Big」は大切です。
人間は楽をしたがる性質があり、目の前の物事だけを見ると面倒だと感じたり手を抜きたくなってしまったりすることがあります。しかし、本質的に何が幸せにつながるかというと、成長することだと思います。
今までの自分という枠組みを超える、つまり成長をするときには、成長痛のような困難や苦しさも伴います。その苦しさや困難を乗り越えるときに大切になってくるのが「Think Big」です。長い目で見たときに、目の前の障壁が自身の成長や幸せにつながっていることを意識できれば、向き合い方や捉え方も変わってくるのではないでしょうか。
「Client First」:本質的に大切な顧客に向き合うことを大切にする
「顧客第一」や、それに近いものをValuesに掲げている企業は多くあります。だからこそ、分かっているつもりになりやすいものです。株式会社クウゼンでは、どういう意味でこれを設定しているのか、どういった状態だと「Client First」が実践できていると言えるのか。
答えは、「お客様の顔を毎晩寝る前に思い浮かべる」くらいの状態です。
○○さん変わらず元気にされているかな、喜んでくれているかなと寝る前につい思い浮かべてしまうくらい、お客様への想いを持てるかどうか。それができていないのなら、まだ「Client First」にはなれてないということ。
皆さんは、それくらい魂を込めてお客様と接することができているでしょうか。どれだけお客様への想いを持つかは、自分次第です。1分、1秒でもお客様に想いをはせる時間を増やしてみると、その積み重ねで何か結果が変わることもあるかもしれません。
「Ownership」:一人ひとりが責任感を持ちやり抜くことを大切にする
この「Ownership」は、「Client First」を形に表すために重要なものです。いくらお客様のことを考えていても、行動が伴わなければその想いはお客様まで届きません。
自らの業務がお客様のために繋がっていることを意識し、目の前の業務に責任感を持って最後までやり遂げること。それが「Ownership」をもつということです。
先日は、年に一度のISMS維持審査がありました。その際に審査がつつがなく実行されるよう、審査の直前まで資料共有や担当者への確認が入念に行われ、担当者もしっかりと準備をした上で審査に臨みました。これは、当社の情報セキュリティ体制がお客様にご安心いただけるものであることを証明するために行うものであり、まさに「Client First」のための「Ownership」を持った行動ですね。
「Team KUZEN」:クライアントに付加価値を感じてもらうために、何事もチーム全体で取り組む
「Client First」を実現するために「Ownership」をもって物事を完遂しようとするとき、一人だけでは完遂できないものです。
たとえば新しいお客様にクウゼンのサービスを提供開始する際、仕組みの初期構築を行うカスタマーサクセスの担当者だけでは難しく、お客様の課題や導入背景を知るインサイドセールスやフィールドセールスの担当者と協力して進めなければなりません。契約や請求ではコーポレートチームも関わりますし、お客様のご要望を実現するためにはプロダクトチームや開発チームとの連携ももちろん発生します。
一人が自分の責任範囲だけを考えて動くのではなく、チームで連携し助け合うことで初めて、「Client First」のための「Ownership」が実現できるようになります。
ーーー 株式会社クウゼンへの入社を検討している方へ、一言お願いします。
今お話ししてきたValuesに共感していただける方、大歓迎です。Valuesを体現しているような、砕けた言葉で言えば「イイやつ」に来ていただけたら嬉しいなと思います。
Valuesに書いていることは実は難しいことではなく、人としての原理原則のようなものです。
小学生や幼稚園生のときに周囲の大人に言われるような「嘘をつかない」とか、「最後までやるのが大事だよ」とか、「あいさつをしよう」とか、「けんかをしたら謝る」とか。そうした人間としての基本的な動作と、かなり密接に結びついているんです。一緒に働く方との相性としては「すごく頭が良くないといけない」といったような特殊能力を求めているわけではなく、最終的に人としての本質に立ち返れるかどうかを重要視しています。
そんな「イイやつ」が集まった会社で働きたいと思ってくださった方は、ぜひ下のリンクからお気軽にご連絡ください!カジュアルにお話しましょう☕️
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