死にたいと思ったあなたへ

kuyokasoです。

あなたを救うことができるのはあなただけです。
ですがこの詞が、この歌が、あなたがあなたを救うきっかけになってくれれば嬉しいです。


死にたいと思ったあなたへ
こんな歌を贈ろう
心変わりなんてしてくれないと思うけど
せめてあなたの最期がこの歌で良かったと
思ってもらえますように

そんな前置きをしている間に40秒も
生き延びてる
副助詞が「も」は大袈裟かな
だけどとってもすごい事だ

思い出してみようか
死にたいと思ったその経緯を
どうせ今日しかできないのだから

悲しかったから?
なんか辛くなったから?
それとも嬉しかったから?
なんか楽しかったから?

どれも立派な理由で
最後に決断するのはあなた
でもやっぱりいなくなってほしくは無いな

死にたくないと死んでしまいたいを
何度も彷徨ってきたんだ
最初から死にたいとは思っていなかったはずなんだ

いつから僕らはこうなった
いつから世界はこうなった
考えるほど馬鹿だ
宙になって舞って去ってしまいたい

頑張れだとかみんなも辛いとか
なんて無責任だ
自分なりに頑張ってきたんだよ
これ以上は頑張れないよ

でも誰かの役に立ててるかだとか
少し傷つけちゃったかもだとか
そんなことを考えられるそれだけですごい事だと思う

否定されるから
どうせ分かってもらえないから
傷つけるのが怖いから
僕らは訴えることをやめたんだ

確かにそうだな 思い通りなんて滅多に無い
でも僕らがそうして逃げて気づいた
なんにも言えないだけなんだ

死にたくないと死んでしまいたいを
何度も彷徨ってきたんだ
最初から死にたいとは思っていなかったはずなんだ

いつから僕らはこうなった
いつから世界はこうなった
考えるほど馬鹿だ
僕に会って舞って泣いてしまえよ

どうせいつか勝手に終わるから
わざわざ終わらせなくたっていい
死んでしまっても
世界は変わらずに動いてしまうんだ

誰も味方じゃない
自分すら味方でない
この歌が味方かも分からない
でも僕はせめて味方でありたい

死にたくないと死んでしまいたいを
何度も彷徨ってきたんだ
最初から死にたいとは思っていなかったはずだろう!

だから生きていればいい
ただ生きていればいい
僕と生きていればいい
生きてさえいればいい

あなたにとってこの歌が
最初になりますように





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