石油ストーブの匂い

寒さの厳しい季節になってきましたね。

この時季になると、暖房器具から離れられなくなってしまいます。

暖房器具といえば、石油ストーブを使うと独特な匂いがしますよね。

人によって苦手な臭いかもしれませんが、私はそれほどきつくなければ好きな匂いです。

匂いを嗅ぐと昔の思い出が、パっと甦ります。


小学生の頃、教室にあった石油ストーブを友達と囲んで休み時間を過ごしたこと。はしゃいで先生に危ないからよく注意されていました。

今はいない祖父の家に遊びにいったときのこと。石油ストーブの上には、やかんがいつも置いてありました。

冬、一人旅でふと降り立った駅の待合室で次の電車を待っていたときのこと。駅の外は吹雪いていますが、待合室のなかは石油ストーブが置いてあってポカポカ。


石油ストーブの匂いだけで、冬の思い出がこれだけ思い出されるのは不思議です。

ただちょっと調べてみると、あの匂いは灯油の不完全燃焼から来るものもあるだそうで、匂いがキツイときは危険な状態だったのかもしれません。換気!換気!

そういえば小学生の頃、教室の石油ストーブのなかがすすだらけになったことがあったなぁ。のんきに匂いを楽しんでいる場合じゃなかったのか・・。

何はともあれ、石油ストーブの匂いに私の冬の思い出が詰まっています。

独り暮らしを始めてから石油ストーブは使わなくなりました。久々に石油ストーブで暖を取りながら蜜柑でも食べたいものです。

今日はここまで。最後まで読んで頂きありがとうございました。


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