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今日のマインド

私は良く人と話をします。

話す相手は、夢を語るアイデアマンだったり、イメージをつくるデザイナーだったり、形をつくっていくクリエイターだったりします。

アイデアとアイデアがぶつかると、もっと大きいアイデアとして進化することが大切であり幸せでもあります。

2年前からチームをつくって、帆立やウニの陸上養殖実験をしています。(昨日の記事)
昨日は水槽にウニとホタテを入れて実験開始したのですが、今日はそれに基づいた『目的』のはなしで盛り上がりました。

私がホタテの陸上養殖をする目的は3つあります。
①漁師の収穫活動の時間の緩和(夜中の12時出航の闇の解消
②貝毒にならないホタテづくり
③一年を通した安定した出荷ができる方法をつくること。

①昨日濁した、ホタテ漁師の闇をご紹介すると、
今ホタテ養殖漁師は、夜中の12時に真冬でも真夏でも小雨でも(大雨、台風、波浪は中止。)漁に出ます。真っ暗闇の中、船灯だけを頼りに船を走らせ、養殖棚にいき漁を始めます。
若い人たちだけなら大丈夫なのですが、今や漁師の大半は70代以上(60代で若手と言われる世界)で正直いつ事故がおきるか分からない状況です。
何故その時間がというと、単純に出荷する時間に間に合わなくなるからという理由だけなのです。
ホタテ漁は水揚げして、雑物を落とし、生きてるかを判別して、発泡に氷と一緒に詰め、出荷します。

陸上養殖が可能になると、出荷時間は変わらなくても漁師さんの負担は大幅に減らせます。

②近年、大きく原因はわかっていないのですが、貝毒がでます。期間も長く最長で1年続く事もたります。また、昨年の夏みたいな異常気象が続くとホタテは熱に弱い為、大半が死滅するという事も起きています。

陸上養殖になると、貝毒にならない調整や、水質、水温の管理ができるようになるので、③にも繋がるし、気象による死滅も防げます。

③上記の事象がある事で、ホタテの稚貝をつくる地域の稚貝が減少しています。
昨年から市場価格に変化があり、少しずつホタテの価格が上昇しています。今までは大衆が食べられる価格帯でしたが、今の状況が続くと1枚1500円の高級ホタテが市場に並ぶ日も近いと言われています。

という事で始めた陸上養殖実験ですが、、、
初日からてんやわんや

ウニとホタテの陸上養殖
その先に夢が広がるので、時々報告がてら、noteにも書いていきます!

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