オーボエリード チューブ キアルジ
キアルジ チューブ シリーズ
2023/08/06 15:43
今日はキアルジのチューブ(staple)のお話.
キアルジのチューブって人気ですよね。内径がピゾニーとギュルチオの中間位で扱いやすいんです。
形状もリゴティに似ています。似ていますが製作してみると響き音程感が全然違います。
前はキアルジは凄く苦手で、何をやっても良いリードは出来ませんでいた。
他のリードメーカーさんもキアルジは苦手 という方はいます。
でも時々凄く良いのができるんですよね。透明感のある柔らかい音色感のが。
それが忘れられなくって、頑張って沢山練習しました。
今では当ショップ売り上げのベスト3に入るリードになりました、
一番の特徴は中音域のCド、その下のGソ が安定しやすい点です。
この音域は苦手という方多いですよね。
大体の楽器メーカーさんはこの音域音程が低くなります。特に下Gソの音は結構低くなり、曲中にこのppでの伸ばしって結構あり、精神的にも大変です。マリゴは低めになりますよね。ヤマハも。
その音域音程がキアルジでは少し高めになり音程が取りやすいです。
しかし、、、
高音域の第2オクターブキーの音程は低めになり、自分で口やら喉やらでコントロールが必要です。
そのコントロールするのが楽しかったりします。
オーボエって吹く時に自分で沢山コントロールしないといけないのですよね。他の楽器もそうですが。
でも特にオーボエって凄く口喉息のスピードをあらゆる音でコントロールが必要で、それが楽しいです。
バイオリンなど弦楽器も音程を凄くコントロールしないといけなのと似ています。歌も同じですね。歌も喉結構使いますね。それと同じでオーボエも結構喉使います。ただ息を入れれば良いというわけではありません。
そのコントロールが上手くいけば このキアルジ シリーズのリードは吹いていて楽しいです。
キアルジ2と2プラス と2種類ありますが、
2プラスの方が若干内径が太く、息が入りやすいですし、響きが良いと思います。
チューブはあまり入荷しないので、もし在庫がない場合は予約販売になります。ご希望の場合はお問い合わせ下さい。
またご希望の吹奏感タイプが在庫切れの場合は、他の吹奏感タイプをカートに入れて決済して備考欄やメールにてご希望のタイプをお知らせください。対応致します。
中音域が安定しやすいChiarugi(キアルジ)シリーズ | 主に絹糸を使用したオーボエリード店kuwanaga oboe reed&中野区のオーボエ教室 (kuwanagareed.theshop.jp
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