
オーボエリード、キアルジ7
キアルジというオーボエのチューブメーカーでよく目にするのはキアルジ2番とキアルジ2+ですね。
キアルジは他にもたくさんの種類のチューブを出していますが、
最近私が採用しているのはキアルジ7番。
基本数字が大きくなるとチューブの内径が太くなりますが、
7番!!結構 内径大きいです。
グロタン並みです。
っというか、グロタンのマンドレルがピッタリはまるのでコピーかなぁと思います。
これが大変良いチューブで、
内径が大きくなると音程が安定してきます。まず高音域の第2オクターブキー辺りの音程が安定します。
この音域の音程は急に低くなりやすく不安定なのですが、
このチューブを使用してリードを作ると高音域の音程が上がり、しかも安定します。
そしてキアルジ独特の優しい暖かな音色感はそのままです。
(チューブの内径が大きくなると音色が華やかに、内径が小さいと暗めな音色になりやすいです)
まとめると、
チューブ内径大きい⇒高音域安定、音色は明るい。息が入りやすい。キアルジ7、グロタン、ピゾニー
チューブ内径小さい⇒高音域低め、音色は暗め。息が入りにくい。キアルジ2番、ギュルツォd10等、
当ショップ人気急上昇中のキアルジ7番を使用したオーボエ完成リード、大変お勧めです。
拘りがある方用にオプションが色々ありますが、
基本設定のナイロン糸タイプでも十分です。
音色を優しくしたい場合はシルク糸タイプのオプション、
もっと音色感に拘りたい方は、その他のオプションを足してください。
いいなと思ったら応援しよう!
