見出し画像

オーボエとリードのお掃除

オーボエを吹いた後、楽器内をお掃除しますよね。

皆さんはどうしていますか?

大羽派、スワブ派、他 いらっしゃると思います。

それぞれ特徴がありますが、私は大羽派。

これが一番事故が少ないです。

事故というのは、スワブが楽器に詰まる 以外に

楽器から洪水がおこることをいいます。

keyの隙間から水が出てきたりオクターブkeyに水が溜まってジュルジュルしたりしますよね。

この事故が格段に少なくなります。

もちろん羽は水を吸わないので、

羽を通して水を散らして、あとは自然乾燥です。

私は羽派。羽はすぐに寿命がきますが、、、お金かかりますが、、、

スワブは長持ちするし便利ですが、水の事故は多いです。

詰まらせたりしますしね。

私も詰まらせた経験があり、リペアに出しました。笑

これ修理面倒な繊細な作業らしくて、修理代高いしスワブも犠牲になりますね。

とある横浜の中学校に教えに行った時、クラリネットの子たちが楽器と詰まったスワブを引っ張りあって抜こうとしていました、、、

注意しましたが、、、

そんなことしても抜けないからリペア出すしかない、、、


そしてリードのお掃除ですが

基本的に歯をよく磨いてから吹けばお掃除は必要ありません。

と思います。するなら水で軽くすすぐ程度です。


リード先端部は100分の7ミリ位に薄くしていますから、小羽を通したりすると直ぐに破損してしまいます。

ちょっとしたことで調子も悪くなりますから、

リードのお掃除をするなら歯を先に良く磨いてください。

食べカスでリードが詰まって音が出ない子  沢山見てきました。

その場合は小羽を通すしかありませんが、、、

ゆっくり慎重に、

決してゴシゴシゴシゴシしないようにしましょう。


リードを長持ちさせたいときは、歯磨き 一択です。


プロの人の演奏会直前の風景って、皆歯磨き歯磨きですよね。

ちなみに私は本番前はご飯食べません。

食べカスが本番中にリードに入り込むなんて、、、

恐怖でしかありません。

一発で音で無くなりますから、、、恐ろしい、、、





いいなと思ったら応援しよう!

桑永暁宏 kuwanaga oboe reed&中野区のオーボエ教室
よろしければサポートをお願い致します。頂いたサポートはより良いリードの研究開発に向けて大切に使わせていただきます。