見出し画像

オーボエが故障する原因

オーボエが壊れてしまう、keyが動かなくなってしまう原因は大きく3つあると思っています。

1つはオーボエを組み立てる時、ケースに仕舞う為、管内部をスワブでお掃除する時

2楽器キーを磨く時

3コルク、タンポが汚れている時、

気象的な要因でオーボエの調子が悪くなる時も多々ありますね。

1は文章での説明がなかなか難しいので、どなたかプロにレッスンを受けてください。

故障の原因第1位と思います。組み立てる時、バラす時に連結部分keyをぶつけてしまったり、keyを強く握ってしまったりが原因です。

2はkeyを磨く時や埃を取るのに綿棒とかでお掃除している時に起こります。

 演奏会本番直前に儀式としてキーを磨きまくる吹奏楽部がありました。その度にオーボエの調子が悪くなり、良く相談されました。

演奏会前は磨くのは大変危険。少しの事でオーボエは調子が悪くなります。

また磨きが成功したとしても、磨くと楽器の響きが変わってしまいます。吹き心地が変わってしまうので、精神的によくありません。

購入してから全く磨かないでキーをワザと黒くするプロ奏者もいます。音色が落ち着いてくるそうです。

金メッキの方は磨かなくてもずっと綺麗な輝きですよね。

とにかく演奏会直前は大変危険。私も経験あります。

3は経年劣化や手汗などの汚れでkeyがベトついてしまい、keyの戻りが悪く、一瞬戻りが遅くなります。

これは私の場合はクリーニングペーパーにライターオイルを染み込ませて、コルク、タンポを拭き取り綺麗にします。

私は演奏会本番には必ずクリーニングペーパーとライターオイルを持参します。

3と気象条件が重なると更にkeyの調子が悪くなりますね。

キーオイルも大事。キーオイルのメーカーも超大事で響きが全く変わります。

演奏会直前にキーオイルのメーカー変えるのも超危険。吹き心地変わってしまってパニックになります。

オーボエは細かな事故、故障が多い楽器なので、ある程度自分で修理、応急処置が必要になります。

調整ネジも少し知識があると大変便利です。

オーボエを調整メンテナンスに出す時にリペア職人さんに色々質問するのも良いでしょう。

あと吹く前の歯磨きも大事。リード、楽器 長持ちします。


よろしければサポートをお願い致します。頂いたサポートはより良いリードの研究開発に向けて大切に使わせていただきます。