クラウド型システム
製造業など設備投資が多く固定資産も多い会社は管理するのが大変です。
現物管理もそうですが、現物管理をするためには固定資産の一覧表など書面での管理も必須になってきます。
固定資産管理はその後の減価償却費の計算や償却資産税の計算などを考慮するとシステムによる管理が必要になってくると思います。
今では、固定資産を管理するシステムも世の中にはたくさんあります。会計ソフトと連動しているものもありますので、どのシステムを選ぶかは専門家の意見を聞いたり、顧問税理士が使っているシステムと連動するものを選ぶといったところでしょうか。
以前、使用していた固定資産管理システムは電子証明を取ったパソコンのみでしか使用できないようなシステムでした。
セキュリティ面で考えるといいシステムかもしれませんが、効率性を考えると使いづらいというデメリットもあります。
アカウントを増やせばよいという考えもありますが、固定資産管理システムを使うのが決算期だけのような会社ですと毎月支払う固定費が増えるので、費用対効果を考えると躊躇します。
最近はクラウド型のシステムが主流になってきているのではないでしょうか。自社のサーバーで運用するクライアント型のシステムもありますが、サーバー管理や定期的な入れ替えコストを考えると、クラウド型にしている方が会社側としては楽ですよね。
会社のファイルサーバーも今ではAmazonのawsを使ったり、メールなどグループウェアもGoogleのようなサービスを使うことが主流になっていますので、どんどんクラウド化が増えてくるでしょうね。
クラウド化でのデメリットはサービス提供側が金額を自由に上げられることでしょうか。
グループウェアや人事労務システムなど会社の基幹システムになっていますので金額を上げられれば従わざるを得ませんよね。
とはいえ導入することで業務効率は上がりますので、プラス効果の方が大きい会社も多いのではないでしょうか。
AIが普及してくるともっと効率も上がるでしょうね。クラウド型のシステムを入れないことで競争力が失われていくか、コストはかかるが導入することで生き残っていくか、どっちを選択するかは明白ですよね。
それではまたです。