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ダイレクト納付による税金の納付

以前、ダイレクト納付について書きました。

税金の納付には大きく2つあります。納付書を利用して現金による納付と、ネットバンキングなどを利用して納付する方法です。

ダイレクト納付は、国税庁のHPから手続きすることで、HP上からネットバンキング経由で納付ができる方法です。

毎月の源泉徴収税の納付や消費税の予定納税など、現金や小切手などを準備せずにパソコン上ですべて完了します。

事前の準備と登録は必要ですが、それほど難しくありません。

ダイレクト納付にも2つ納付方法があり、納付情報を送信して納付情報からダイレクト納付する方法と予納という方法があります。

納付情報から納付する方法は、ひと手間ありますがやり方を覚えれば比較的簡単に納付できます。

税金の納付は、国税庁から納付前にお知らせがeltaxのメッセージボックスに届きます。

例えば消費税の中間申告については「消費税及び地方消費税の中間申告について」というお知らせが届きます。

お知らせの内容を確認すると、消費税の何回目の予定納税なのか、納期限がいつかなどの情報が確認できます。

このお知らせの中程に「納付に関する事項」という欄があり、そこにダイレクト納付利用可能金融機関が記載されていればダイレクト納付をする準備はできています。

お知らせのページに戻り「納付情報登録依頼の参照作成へ」のページを開くと「申告・申請・納税 新規作成(納付情報登録依頼・参照作成)」というページに遷移します。

ここで納付情報を入力するのですが、税務署名、税目、課税期間、申告区分、税額はすべて入力されています。

納税者の手続きとしては中間納付回数を入力するのみですので、あとはページに沿って進めていくだけです。

納付情報の登録が完了すると、お知らせページ「納付情報登録依頼」というメッセージが届きます。

このページを確認すると「受信通知」と言う名称でメッセージがとどいており、このページからダイレクト納付に進みます。

ダイレクト納付は即時納付と期日指定納付がありますので、そのときの状況によっていつ納付するかを決めれば大丈夫です。

税金の納付を忘れるということはめったにないと思いますが、納付書を使っての納付は、人の物理的な動きが伴いますので、パソコン上で簡単に納付できるダイレクト納付ができるようにしておくと安心だと思います。コロナ禍などの災害時でも金融機関にいくことなく、リモートワークでも納付可能です。

税額が大きい場合は現金や小切手を持って金融機関に行くのもリスクですよね。

私が思うダイレクト納付の唯一のデメリットは、休日にメンテナンスが入っていることです。メンテナンスに入るとダイレクト納付のHPを開くことができないので準備ができないんですよね。ここだけなんとかしてもらえるともっと便利になると思います。それではまたです。

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