失敗の原因は?準備不足?焦り?
人は想定外のことが起きると失敗する可能性が高くなります。仕事をするうえで必要な準備はもちろんしているでしょうが、その準備していたこと以上のことが起きたときに失敗することがあります。
あるWEB会議のホストの失敗談です。複数の場所を繋いでの会議だったのですが、それぞれの場所から発表がある会議でした。
代役のホストが、WEB会議がそもそも不慣れだったため、不安を抱えたまま会議が始まりました。
失敗しないように前日から準備はしていましたが、当日の朝一つ目の準備不足がありました。
WEB会議はホストが承認しないと会議に参加できないようにする設定があるのですが、今回のような会議は参加者が多いため、その設定を外しておいたほうがスムーズに進みますが、設定したままになっていました。
次に、会議が複数の場所で行われるのですが、ホストである自分の発言が他の場所で聴こえているかどうかのチェックが事前にできていませんでした。2つ目の準備不足です。
これも不慣れなホストなので起こったことですが、自分の声が他の場所に届いているかどうかがわからないと不安になりますよね。
特に一方的に話す会議なので、相手から聞こえてないというサインがわかりにくいです。
結果聞こえていたのですが、2回ほど聞こえていないと勘違いして仕切り直しをしていました。
このように、想定外のことが続くと冷静さが失われます。
3つ目のトラブルが発生しました。別の場所からの発表者の声がこちらに聞こえないという事象が発生しました。
冷静であれば、相手のマイクがミュートになっているのではないかという想像がすぐにできるのですが、すでに2つの想定外のことが起こっているため、ホストが設定ミスだと思い込んでしまいました。
今回の3つの想定外ですが、明らかに準備不足ですよね。仕事は準備が大事と言いますが、準備の質が低かったと言わざるを得ません。
いろいろな事象を想定して、その時の対処法をあらかじめ考えておくことが重要だと感じる出来事でした。
今回の失敗で次回はおそらく大丈夫ですが、防げる失敗だったと思います。この失敗を経験と捉えて次に生かすことが大事ですね。
今回の出来事は、準備不足と想定外のことが起こったことによる焦りというマインドも大きな要因だと思います。
準備万端でも想定外のことは起こり得ますので、そのときに冷静に行動できるマインドを日頃から鍛えておくことも重要だと感じました。
ちなみにこの出来事、私自身の経験談でした。それではまたです。
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