くわくわ企画・場づくり体験録
2023年8月10日〜12日の3日間、次世代を担う薬剤師・薬学生2名が「くわくわ企画」の場づくりを体験しにきてくれました!
今回はそのうちの一人、山崎さんが書いてくれた「くわくわ体験記」をご紹介。ぜひ、お読みください♪
「くわくわ企画の作り方」
文:山崎 瑞季 編集:徳田 嘉仁
医療系オンライン研修会でご一緒してから、会いたくて思いを馳せて2年越しにくわくわ企画にお邪魔しました!
といっても、診療所の建設が遅れている(?)ようで、
とくちゃん(くわくわ企画代表理事)が住むシェアハウス
現. 徳田医院と建設予定地の見学
と、くわくわ企画に関わる場所巡りをしました。
また、建設予定地の見学だけではなく、
滋賀の野菜と近江牛を使ったおいしいフレンチを食べたり、
くわくわ企画に関わる人たちとシェアハウスで、花火をしたり、カホンの横で語ったり、
いっちゃんさん(滋賀の医師の先輩)とモーニングしたり、
キャンプ場のプレオープンイベントに参加して、BBQをしたり、くわくわ企画に関わるバイオリニストの演奏を聴いたり、
くわくわ企画建築担当である建築士家族と琵琶湖でSUPしたり……
"街を楽しむ"を仕事にする
その過程を堪能しました。
一つ一つの所作にこだわるシェフの仕事
近江牛を卸す肉屋の肉への思い
毎日通いたくなる雰囲気で、すっきりとした美味しいコーヒーが味わえるカフェ
山を切り拓いて、スタジオも併設した音楽で溢れるキャンプ場
バイオリンが奏でる音の重なり
滋賀移住者を増やしてしまう建築士の街づくり
色々な滋賀ツアー・・・。一見すると「診療所作り」とは程遠い、いや、全く関係のないレクレーションだらけでしたが、笑
とくちゃんは「とにかくこれが、いちばん大事。」と言います。
一緒に街を楽しんでいる人たちの中に医療業界の方は一人もいませんでしたが、一つ一つの仕事から誇りが伝わってきて、みんな楽しそうで、気づいたら私も空間を存分に楽しんでいて、
……ああ、こんな風に街を楽しみながら本気で遊んで、そこが地域にひらいている診療所だったら、きっと寄り道したくなるな、と思いました。
とくちゃんは、"楽しいを仕事にしたい"と言っていましたが、
その"楽しい"は真剣に仕事に向き合うからこそ、生まれるものであるのだと気づきました。
真剣に楽しむって難しい。
それに正面から挑戦するとくちゃんとくわくわ企画の今後が楽しみです。
そして医療が伝えられることは何なのかー。
それはぜひ、滋賀に足を運んで感じてみてください!
山崎さん!見学、そして体験記ありがとうございました!
構想しはじめてから早3年近く経ちますが、くわくわ企画がつくる「寄り道したくなる診療所」建設予定地は、まだ(まだ!?)田んぼのまんま・・・・笑
ですが!くわくわ企画の中心部をアッチアチにしていく過程は、建築(のみ)にあらず、なのです。
"街を楽しむ"を仕事にする
街で生きる人たちからたくさんのパワーをもらいながら、その人たちとの関係性の中で生まれる新たなパワーを、診療所という建築物(入れ物・容器)に落とし込むために、今日もとくちゃん(くわくわ企画・代表理事)は、街を楽しみ、街に繰り出していきます!
どこかでばったり会ったら、一杯奢りあいましょう♪
くわくわ企画・ホームページ: