やすえさんってこんなひと!vol.3 〜奥田貴子さんに聞きました
やすえさんとは、もともと、子ども達が幼稚園で同級生という間柄でした。
やすえさんの人となりをよく知るきっかけになったのは、社協が発行している「子育て応援紙陽だまり」の編集ボランティアに私が応募し、そこで編集長のやすえさんと出会った事です。
末っ子がまだ幼稚園に入る前でしたが 何かやってみたいと思い、思い切って応募したのです。 結果から言うと、この「陽だまり編集ボランティア」が私の逗子ライフを変えたと言っても過言ではないほど、逗子に対する思いが変わりました。
何故なら、それまでは、逗子に引っ越してきて子育てしにくいと感じた事が多く「あれがない!これがない!」と、不満ばかりだったのです。
20年前の事です。 応援紙は1年に4回発行される、子育てや逗子に関する情報が掲載された新聞。ママとしての目線で私たちの住んでいる逗子を見渡し、気になる事や知りたい事、子育ての情報などを、紙面にしていました。
初めは何もわからず素人のスタッフでしたが、やすえさんの助言の下、丁寧に取材したり、ママ達にアンケートを取ったりしました。それをもとに、文章を書き、イラストを添え、チーム皆んなで紙面を作りました。
取材で様々な方にお会いしたり、様々な場所に行くうちに、いつの間にか
「逗子にはなんて素敵な人が多いのだろう!」
「この場所はこんな素晴らしい場所だったのか」
と思う事が増えていきました。
取材先の方や場所の背景を知れば知るほど、それぞれにドラマがあり、思いがある…陽だまりの作成に携わったからこそ気付いた事でした。
そんな事を繰り返すうちに、私自身がいつのまにか逗子を好きになり、逗子での暮らしが楽しくなっていました。
そしてこの逗子の良さを、誰かに伝えたいと思うようになっていきました。
編集長のやすえさんがボランティア一人一人の力を引き出し、まとめてくれた結果の賜物がこの『子育て応援紙陽だまり』でした。
その後も、やすえさんと一緒にロコママネットワークスや池子ほっとスペースのスタッフをやらせていただきました。
そこでも、一人一人は皆んな普通の人。
けれどそれぞれが輝いていました。 その人の良さを引き出し、それを活かし、まとめて大きな力にするという、オーケストラで言えば指揮者のような存在が、やすえさんでした。
陽だまりを作ったように、逗子の街づくりも、一人一人が持つ良さを引き出し、束ねて力にし、行動にうつす事ができたら…きっと、皆んなが活かされて逗子がさらに輝くと思います。
それを実現できるのはやすえさんなのだろうと、これまでのお付き合いから確信しています。