ポーリングとトランプ、そして国民党の玉木代表

現在、玉木代表は不倫問題で大きくマスコミをにぎわせている。私は、この問題について解らないと言うのが本音である。しかし、異次元(馬鹿で愚かな)私にも意見はある。

私のかつての妻は常々言っていた。
「浮気はいいけど、私に解らないようにやってね」
私は親しい友人は数少ない。しかし、彼らの多くは70歳、結婚して50年近くになると、ほとんどの人が大なり小なり浮気をしている。数少ない私の友人でも、私が知らないだけで、浮気をしているのかもしれない。長い人生、全く浮気をしないことは至難の業であるかもしれない。
私の別れた妻とは浮気関係で離婚したわけでは無い。これは断言できる。そして私の妻が言ったように「浮気はいいけど、解らないように」も十分に理解できる。そして玉木代表の妻が言ったように「自分の妻も幸せにできないような政治家が、国民を幸せにできるはずはない」と言ったことも理解できる。

馬鹿で愚かな異次元の私は、玉木氏の妻の考えが想像できる。
40年も、50年になって人生の終末期を迎えたとき、お爺さんになった玉木氏がお婆さんになった妻に言う。
「実は40年、おれが国民党の代表の時、実は浮気をしていたのだよ」
となつかしそうに言う。きっと玉木氏の妻は言うだろう
「とっくに解ってました。」
そしてなつかしそうに、茶をすする。
玉木氏の妻はこのようなことを考えていたのではないであろうか。女の感は男が思う以上に敏感である。隠し通せるはずはないのである。ましてや、玉木氏のような週刊誌に追いかけられる人は、当然すぎるほど、当然なのである。

夫婦のことに関しては、先進国と、日本のような途上国では大きな差がある。
私が尊敬しているライナス・ポーリングは二つのノーベル賞を受賞したことで有名である。そして、学問的には「たんぱく結合論」「免疫の鍵と鍵穴説」そして「大規模臨床治験」を日本に広めたことや、「ビタミンÇ」でも有名である。そしてポーリングの講演を聞こうと、全国から研究者が長崎大学医学部の講堂に結集した。
多くのノーベル賞受賞者、日本の高名な医学者が長崎大学医学部の講堂にで講演した。いや、正確に言うと多くの学者は長崎大学医学部の講堂ではなく、学生の講義室で講演した。そして4年間の医学生としての学生生活の中で、外部からの講演者で、講堂で講演したのはポーリングだけであったと記憶している。多くは入学式などの記念行事で使われていたと思う。
そして長崎大学医学部で講演したのは、私の学生生活の中でポーリング一人であった。

ポーリングの講演は今でも覚えている。講演内容はともかく、ポーリングの夫人は、2時間以上の講演の中、私は最初から最後まで講演を聞いていた。そして講演が終わると、ポーリングは夫人をエスコートして会場を去ったのである。当然、会場からわれんばかりの拍手が沸き起こった。その理由は、ポーリングの講演の内容以上に、夫人を大切にエスコートすると言う紳士的な態度に、聴衆は感激したのであると私は思う。

トランプも同じである。大統領選挙で勝利したトランプは、勝利宣言の時、妻は勿論、兄弟、家族とその勝利を祝った。そして家族と勝利を祝ったのである。私は素晴らしいアメリカ大統領であると感激した。

ケネディーも同じである。ケネディーの妻ジャクリーンは、殺害される直前まで夫であるケネディーの傍らに寄り添っていた。ケネディーの誕生日パーティーでたまたま、ジャクリーンが出席していなかったと言う説があるが、私はそうは思わない。彼女は絶対にケネディーがマリリンモンローと付き合っていたことを知っていたに違いないと、異次元の、馬鹿でで愚かな私は思う。知っていたから、ジャクリーンはケネディーの誕生日に出席していなかったと異次元の私は思う。そして伝説のマリリンモンローの「ハピバースデイ」を独唱で歌ったのである。私はクラブで、ホステスが同じ「ハピバースデイ」を何度聞いたことか、あのように歌える歌手は他にはいないであろう。当然、ケネディーとマリリンモンローの仲は、アメリカ全国に広まっていたであろう。そして妻、ジャクリーンは、絶対に知っていたであろう。

ある意味ではヒトラーも同じかもしれない。戦前の時代、日本では自転車を購入するのが、やっとであった。同じ国家社会主義を標榜する日本の戦前とドイツでは大きく違う。フォルクスワーゲンと言う大衆車でみんなが自動車を所有して、戦前の日本では考えられないようなアウトバーンという高速道路を作ったのである。そして国民を喜ばせるためにクルーズ船まで作ったのである。日本では戦艦大和を建造し、ヒトラーはクルーズ船まで作ったのである。同じ国家社会主義でもここまで違うのであろうか。
そして、ヒトラーは第2次世界大戦で敗北するまで、妻を持たず、実質上の妻である、愛人エバ・ブラウンと自殺したのである。エバ・ブラウンは、ヒトラーを見限って逃走することも出来たはずである。私の想像では、エバ・ブラウンは最後の最後まで、ヒトラーと死ねることを幸せであったと思っていたであろ。実際に、ヒトラーにエバ・ブラウン以外の愛人がいたかどうかは、私には解らない。エバブラウンも同じであろう。ヒトラーがエバ・ブラウンにも解らない愛人を持っていたか解らない以上、エバ・ブラウンにとって、最高の幸せであったことは間違いない。ヒトラーに、エバ・ブラウン以外の愛人がいたかどうかは、エバ・ブラウンにとってどうでも良い問題なのである。

人生いろいろ
私はかつて勤務医をしていた。そして大学に入局し、それなりの学問的発表をした。そして、勤務医に戻り、開業医になり、今は無職で年金生活者である。私には後継ぎがいない。借金もない。私に残るのは農地と言う2足3文の土地と、築40年の建物である。
私は75歳である。しかし、ある意味では最高の幸せなのかもしれない。勤務医、あるいは開業医の時のように、忙しい生活から、真逆の全く仕事のない生活である。唯一の趣味は株取引である。しかし、今年度初めて黒字になった。私は悩んだ。今まで赤字であったから確定申告をしなかった。しかし、黒字になったらどうなるのか。以前、開業医であった時代は税理士がしていた。しかし、年金以外収入がない。初めて10万くらいの黒字が出た。私は悩んだ。税務署にどう報告すれば良いのか。しかし、ほんの一瞬であった。再び赤字になったのである。私はほっとした。もう確定申告の必要が無いからである。
株主優待でほぼ無料で食事ができる。朝はガストのモーニング(勿論、株主優待で)昼は自分で料理する。多くは私の好きなマーボトーフ、あるいはサンドウィッチである。
夜は株主優待でマグドナルドである。
しかし、私が大好きなのは吉野家の牛丼である。今、冬になり、吉野家の牛鍋定食を、彼女におごってやりたいが、躊躇している。何故なら、牛鍋定食は一人700円以上する。私と彼女、そして彼女の友人と3人で行く機会が多い。そうなれば吉野家は2000円以上となる。困ったものだ。
私の同級生は、一部しか知らないが、老健施設を作り、羽振りが良いようでだ。しかし、私は羨ましくはない。
私は暇である。金銭的に生活できる以上、今が幸せである。
そうそう思い出した。玉木代表に異次元のブログ二ストから意見を言いたい。人生いろいろである。玉木代表は東大卒のエリートである。女性経験が少ないのであろうか。私は地方の国立大学の出身である。玉木代表とは知能の面では圧倒的に私が劣ることは間違いない。しかし、男女関係に関しては確実に私の方が上であると思う。私の知り合った女性は確実に、両手、両足の指の数では数えきれないであろう。そして、男女関係のもつれで血肉の争いになったことは一度もない。私は誰でも取れる博士号も持っていない。そして同じ医局員が誰もが嫌がる田舎の市民病院に左遷された。しかし、今では私は後悔していない。何故なら、医師免許を持っていれば、それなりの食うに困らない仕事があるからである。
玉木代表にも同じことが言える。東大卒と言う素晴らしい肩書を持っている。
私の大好きなビートルズが言った。
「キャント バイミー ラブ」である。日本名で言うと、「愛は お金で買えない」である。異次元のブログ二ストは言葉を加えよう。
「愛は お金や地位名誉で買えない」と言うことである。「愛こそすべて」なのである。これを仏教でいうと、愛は慈悲(人類愛)なのである。しかし、お釈迦様ではない私はそうは思わない。

愛とは男女の愛なのである(勿論、ホモの人も、レズの人も同じである)。そして釈迦でさえ不倫をしたと言う逸話がある。そして釈迦は男性が修行をする寺と、女性が修行をする尼寺と分けたのである。
愛は煩悩である。
仏教では煩悩を断ち切ることが必要であると言うが、私はそうは思わない。煩悩を断ち切ることは死んでからでいい。

トランプも同じである。何度も離婚している。そして現在の夫人はチェコ人であると言う。チェコ人とは私は知らない。でも、チェコはかつての社会主義国であったことは、馬鹿で愚かな異次元の私でも知っている。
トランプが社会主義国を嫌悪しているはずはないのであると、異次元の私は思う。
トランプが嫌悪しているのは不正であると、異次元の私は思う。

日本の評論家は、トランプが極端な言い方をすれば、絶対権力者であり、危険であると言う。しかし、私はトランプは天才であり、心優しい人であり、戦争を憎む人で、あると思う。そのトランプが、同じ典型的な天才であるイーロン・マスクと手を組んだ。もはや、アメリカは世界最強の国家である。これはどこかの国のように、労働時間は週に○○時間以上働いてはいけない。○○してはいけない。まさに働くものは馬鹿を見る国家である。そしてその国家の人々は、世界でも最貧国の一つである。そして馬鹿の一つ覚えのように働くなという。確かに老人に過酷な仕事は無理である。しかし、若くて金が欲しい人も働くなと言う。これは過労死の問題から起きたことであるが、過労死を恐れるあまり、働くなと言うことには納得できない。

アメリカは世界のどの国の資本主義国家(帝国主義国家)より強固であるであろう。じれこそ、「アメリカはナンバーワンの国家である」という強い信念である。
しかし、資本主義国家でも多くの国がある。

イギリス;イギリスは資源がないとはいえ、北海油田を持っている。そしてかつてのイギリス領、オーストラリア、インドなどをイギリス連邦として巻き込んでいる。かつてのイギリス領であった国々は、必ずしもイギリスを嫌っていないのである。かつてのエリザベス女王は、これらの国が異議リン連邦から離脱しないように心を砕いたのは有名である。

フランス;かつてのフランス領は必ずしもフランスに好意的ではないかもしれない。しかし、イブサンローラン、フランスワイン、フランス料理など世界に冠たる文化を持っている。ここで大事なことは、日本にも日本料理と言う日本人が考える世界で冠たる料理がある。しかし、フランス料理と日本料理は全く違うのである。異次元の私でも、過去に2,3回フランス料理を食べたことがある。フルコースで一時間以上かけ、価格は2万円以上であった。過去に医師であった1瞬の栄光であった。今では、日本料理を食べている。日本料理と言うと聞こえがいいが、世間でいる百円ずし、回転ずしである。年老いて食欲がなくなった私でも、日本料理(百円ずし)は食べれれる。4皿食べても、千円でおつりがくるのである。かつての日本料理と百円ずしとは全く違うのである。
私は過去に本格的な日本料理を食したことがある。それは個室であり、フランス料理と同じように、前菜から始まり、おかみも和服を着て挨拶に来る。百円ずしとは全く違うのである。アメリカなど先進国で日本料理がブームであると言う。この理由は異次元の私には解らない。しかし、テレビで見ていると、本来の日本料理ではない。百円ずしの延長であるとしか思えない。数万円する本来の日本料理とは確実に異なるのである。
そしてフランスが誇るワインがある。私の知人はワインが大好きなのである。一人はフランスワイン、もう一人はドイツワイン、そしてこれらにはそれぞれ赤ワインと白ワインがある。おそらく1万円以上するであると思う。
私の大好きなウイスキーも同じである。味は解らないが、とても国産のトリスなど飲む気がしない。ウイスキーはスコッチである。私はホワイトホースを飲んでいる。それでもボトルで2千円くらいであろうか。最近、私も国産に代えた。これこそニッカのブラックである。味の分からない私にとって安い国産品で充分なのである。勿論、金持ちならジョニ黒、バレンタイン、オールドパーなどが飲みたいに決まっている。しかし、安い国産品で我慢している。
時計も同じである。誰でもスイスの時計が良いに決まっている。フランスワインが良いに決まっている。しかし、庶民の私にとって、国産品を買うしかないのである。
私の言いたいのは フランスはブランドを持っていると言うことである。日本もブランドが欲しいが、ブランドを確立するには百年かかるのである。

ドイツ  
この国は日本と酷似している。先進国の中で日本と同じような国である。そして日本が理想とすべき先進国である。どうして日本と酷似しているのか。産業は日本と同じ自動車である。そして刃物もドイツと日本は同じである。そして日本人の誰もがポルシェやベンツに憧れている。この理由は後日異次元の私は書きたいが、次回にしよう。

イタリア
グッチなどイタリアブランドは日本のブランドをはるかに凌駕している。ちなみに私の知人はフェラーリを使用している。この知人こそ、イタリアと日本の差を最も的確にとらえているのかもしれない。彼は晴れた日にはフェラーリに乗る。雨の日は国産車だそうだ。
「途中で雨になったらどうするの」と私が聞くと、彼は言った。
「水たまりを避けて通る」
「でも、もっと降ったらどうするの」
「その時は家に帰り、国産車の乗り換える」
そして私は乗せてもらった。エンジン音がうるさくてうるさくてたまらない。当然、価格は1千万をはるかに超えるであろう。
別の私の知人は国産車に、フェラーリのワッペンを貼っている。勿論、国産車でもそれなりに高級車である。しかし、路上駐車すると大変である。日本人の歩行者が、ワッペンをはがして持っていくらしい。苦笑していたがしょうがない。いくら格好良くても、国産車はフェラーリに負けるのである。

インド
私はインドに旅行したことがある。そして、インドの車は素晴らしい。そしてインド人のガイドを雇った。インドは日本より道路事情が悪い。農村部に行くとほとんど塗装していない。がたがた道で、水たまりの水は飛び跳ねる。当時の日本の状況よりずっと悪い。しかし、インドの車は悪道でもびくともしないのである。そしてデザインが国産車より素晴らしいのである。私は感心し、思わず言った。
「この車は日本で売ったら絶対に売れる」
そして値段は日本の大衆車と当時の為替レートで同じであった。そして高級感があふれている。
これこそ、日本の車産業を解く、きっかけとなるに違いない。これは今の中国車、韓国車でも同じかもしれない。

この章を私が書いた理由は、アメリカの次期大統領にトランプが決まった。そのトランプはバイデンとは全く違う。トランプはアメリカ人にとって最高の大統領であるであろう。しかし、日本にとって最悪の大統領になるであろう。特に自動車産業にとって最悪となると私は思う。
少なくとも、日本の自動車産業にとって最悪になると思う。
日本の評論家の中に、自動車産業に関しては私のような悲観論もあれば、楽観論もある。私は悲観論者である。

トランプが天才であることを書きたいが、今日はここまでにしよう。
トランプは私の専門である医学までも変えようとしている。そして当然、日本経済も変えようとしている。
勿論、トランプは日本と言う国家を真剣に考えていないであろう。トランプは日本経済、日本医学まで変えようとしている。
まさに天才とは彼のことを言うのであろう。
今日はここまでにして、おやすみなさい。

今、WBCで、日本、台湾戦をやっている。今回でも日本が優勝するであろう。しかし、無条件ではないであろう。必ず、日本が窮地に陥る場面が来るであろう。スポーツとはそのようなものだ。








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