アメリカ大統領にトランプが選出されたようである。私は喜んでいる
次期アメリカ大統領にトランプが選出されるであろうことを、日本のメディアが報じている。
私は嬉しいので、今日の夜は大好きなマグドナルドであった。食事を終え、グラスを片手に、今ブログを書いている。
どうして私がうれしいのか。それは以前から、次期アメリカ大統領はトランプであろうと予測し、今回の大統領選挙はメディアが視聴率を上げるための陰謀であると断じていたからである。この予想が当たった嬉しさもある。
しかし、私の狂喜はこのことばかりではない。
いま世界で一番困っているのは、ウクライナのお笑い芸人であろう。そして日本の財界であるかもしれない。
どうして私が次期アメリカ大統領がトランプであろうかと予測したのか。これは簡単である。バイデンが大統領になってから、世界中に戦火が絶えないと言うことである。例えばウクライナ戦争である。
お笑い芸人のウクライナの大統領は、大国ロシアと戦っている。どちらが正義で、どちらが悪かは私には解らない。結論から言えば喧嘩両成敗であろう。しかし、現実にはお笑い芸人は、バイデンに武器支援を求めている。アメリカは武器の生産で、好景気に沸いている。しかし、このような好景気は長くは続かない。景気は良くなっても、アメリカ国民の生活はどんどん悪化している。もし、バイデン、ハリスが次期大統領になれば、アメリカの景気は良いであろう。しかし、このような好景気は長くは続かないことは当然すぎるほど当然である。戦争を続けようとするバイデン、ハリスが非難を受けるのは当然である。アメリカ民主主義思想家がノーを突き付けるであろうことは当然である。アメリカの民衆はウクライナの平和を望んでいると私は思う。
すこし前からウクライナのお笑い芸人の様子がおかしい。戦争大好きなウクライナのお笑い芸人が、ロシアに和平案を提示したのである。かつてのウクライナのお笑い芸人には考えられない行動である。ウクライナのお笑い芸人はその天性の直感で、次期大統領はトランプであると予想していたとしか思えない。
とりあえず、近日中にウクライナ戦争は、終結するであろう。そしてそれはウクライナのお笑い芸人にとって望ましいものではないであろう。
しかし、ウクライナ戦争よりもっと大きな問題が生じた。これこそ中東問題であろう。中東戦争を平和に向かわせるのは至難の業である。さらに中東は石油とは切って切れない関係がある。日本にとって中東問題は大問題なのである。
イスラエルの大統領は中東のアラブ人全員を殺害しようと企てているとしか思えない。そしてイスラエルはアメリカ政界に大きな力を持っている。中東の和平は限りなく困難である。
お人好しのバイデンは、イスラエルに対して強硬手段を取れなかった。バイデンがいくら和平を持ち出しても、イスラエルは知らぬ顔であった。
トランプが中東問題をどう考えているか。これこそ私の興味であった。しかし、思わぬところでトランプの考えが解った。トランプがイスラエルのイラン爆撃を支持したのである。これで謎の一つが解けた。トランプは単なる平和主義者ではないのである。トランプの考えは資本主義経済を守ることであり、決して単なる平和主義者ではないのである。当然と言えば当然である。
異次元の私の考えは、世界がパレスチナを国家として認めることである。しかし、これは限りなく困難である。何故なら、イスラエルがパレスチナを国家として絶対に認めないであろうからである。そしてパレスチナは国家として貧しいからである。これは比較的簡単に解決できるかもしれない。日本やアメリカが、経済的にパレスチナを援助することである。
これはブラックジョークであるが、日本の原子力発電所をパレスチナに建設することである。さすがのイスラエルも、何時爆発するかどうかわからない国産の原子力発電所を作ったら、イスラエル本土は大変なことになるだろう。パレスチナに平和が訪れることは請け合いである。
しかし冗談はここまでにして、ここに大きな問題がある。現在の先進国の多くは、戦前の宗主国である。日本は朝鮮、台湾、太平洋の島々を植民地をしていた。そして植民地ではないが、中国もその支配下に置いた。まさにアメリカ、イギリス、フランス、ドイツなどと同じ植民地支配を行った。これがいわゆる先進国なのである。
これに対して、かつて植民地支配を受けた大国がある。これをブリックスと言うらしい。即ち、B;ブラジル、ℝ;ロシア、I;インド、Ⅽ;チャイナ(中国)、S(南アフリカ)である。現在の世界は旧宗主国である先進国とブリックスとの対立であるかもしれない。もっと平易に言うと、アメリカの主導する先進国(旧宗主国)とブリックスの代表である中国との対立であろう。
この意味では、イスラエルと中東の戦いは、ある意味でイスラエルと言う先進国と民主国である中東のブリックスとの戦いであるともいえよう。
その他の問題に関しても、今流れは、先進国(旧宗主国)とブリックスとの戦いであるともいえる。政治的に中立を保つのが国家の方針であったインドネシアも、ブリックスに接近しているようだ。
ブリックスは地下資源などが豊富である。これに対して、日本、イギリス、フランスなどは、地下資源に乏しい。
この典型例の一つが、ブリックスではないが北朝鮮である。北朝鮮はウランなど鉱物資源が豊富である。これに対して、先進国(かつての植民地支配をした国)ではないが、南朝鮮(韓国)である。韓国は日本に酷似している。資源は少なく、基幹産業は日本と同じ農業である。もし、再び朝鮮動乱が起きれば、軍事的には北朝鮮が勝利するだろう。しかし、南朝鮮には背後に日本、アメリカが付いている。これに対して、中国が朝鮮動乱が起きればどうするのかは微妙である。ロシアもウクライナ戦争で軍事的には弱体している。北朝鮮が、ウクライナに派兵することは軍事的にはかなりの危険である。そして南朝鮮は北朝鮮が最精鋭の部隊を国内に温存し、北朝鮮の派兵部隊はダミー軍隊であると宣伝した。よほど南朝鮮は悔しかったのであろう。私には解らないが、北朝鮮は、南朝鮮が言うように、ろくでもない部隊を派遣したとは思えない。もしかしたら北朝鮮の最精鋭の部隊を派遣した可能性が高いと思う。即ち、北朝鮮は南朝鮮を軍事的に軽視しているのである。南朝鮮が悔しがる意味はよく解る。
それはともかく、私も酔ってきた。
そろそろ各国のトランプ新大統領に関してのコメントを書きたい。
その前に、私の立場をはっきりさせよう。
一番大切なことは、平和で戦争のない世界である。
そして次に大切な問題は国民の豊かさ、幸せである。
他にもあるが、この二つが一番重要である。
はっきり言えることは、トランプ新大統領で各国はどうなるのであろうか。
一番簡単なことはウクライナ問題である。ウクライナのお笑い芸人の大統領は、世界の援助を受けてロシアと徹底抗戦をしたかったであろう。しかし、もはや、停戦を受け入れざるを得ないであろう。お笑い芸人の大統領が悔しいことは良くわかる。
では、ロシアはどうであろう。ロシアの経済は好調である。好調であるからロシアは兵士不足に悩んでいる。北朝鮮からの外人部隊、義勇兵を受け入れざるを得ない理由はここにある。そしてロシアはかねてから和平を希望していた。ウクライナが和平に応じれば、ロシアは万々歳である。
一番問題なのは中国である。異次元の私には中国が理解できない。しかし、トランプ新大統領の出現以前に、反中国の考えがアメリカの国内で起きていたであろう。
日本人は中国が大好きである。代表的なものはソーラー光パネルである。これは中国製である。大きなレストランに行くと、ロボットが食事を運んでくる。これも中国である。先日私はスーパーでウナギを購入した。これも中国である。多くのファミリーレストランもその経営者は中国である。そしてケータイの大手、ソフトバンクも孫さんも中国人である。日本人が気付かないうちに中国製が出回っている。
そして今、自動車はEVである。EVが一番進んでいるのも中国である。そしてアメリカは勃興する中国に対して危機感を持っている。そのような中、どうして日本は中国が大好きなのか、アメリカは疑問に思っているであろう。だからアメリカは中国に対する自動車の関税を高くしたのである。そして日本に対して中国に準ずる高い関税と課そうとしているのである。
かつて、日本が自動車を生産できなかったことがある。これは中国の半導体が入手できなかったからである。自動車の半導体ばかりではなく、中国の技術無くして自動車を作ることは困難であったからである。日本の自動車メーカーはこの事件以来、中国の半導体を締め出そうと画策している。
アメリカはそのイデオロギーの故、中国のEVを敵視している。確かにEVは自然環境には優しい。しかし、アメリカや日本は自動車産業は基幹産業である。
しかし、日本で本格的にEVが生産できるのは、専門家の意見では5,6年かかると言う。即ち、トヨタのハイブリッドは、完全なEVの国産化するつなぎであるという。ではトランプはどう考えているのだろう。現在、アメリカでさえEVの技術力は中国に追いつかない。だからと言ってアメリカの敵である中国のEVを輸入することは困るであろう。だからイーロンマスクなのである。おそらくトランプはイーロンマスクに、中国を凌駕するEVを開発するように画策しているのであろう。
私は最近外国旅行をしていないので断定はできないが、先進国で中国が開発したソーラー光パネルを見たことが無い。おそらく多くの国で、中国のソーラー光パネルをこれだけ多く使用しているのは日本であろうと想像する。
そろそろ初期のソーラー光パネルも耐用年数が近づいていると思う。古いソーラー光パネルを中国が処分してくれるのであろうか。
私たち日本人が思うほど、アメリカは日本人に興味が無いと想像する。私たち日本人が、アメリカ人とカナダ人が区別できないように、アメリカ人にとって中国人と日本人の区別は至難の業であろう。そして日本は経済的に中国に大きく依存している。アメリカが中国に高い関税をかければ、日本製品にも高い関税をかけねばならないであろう。
結論
アメリカは中国と同じような国家であると、日本を見ている。
いま世界中は保護主義に傾いている。これはアメリカ一国だけの問題ではない。かつての貿易は自由であると言う考えは過去のものとなってきた。これはヨーロッパでも同じである。そして、ブロック圏を形成するであろう。差し当たってアメリカ、カナダ、そして南アメリカまで包括するかもしれない。
ヨーロッパはEUを中心に北欧まで巻き込んだ経済圏、そして中国はブリックスを中心とした経済圏。そしてシーラカンス石破が唱えた東アジア経済圏である。アジア版EUである。このような考えが成功するはずはない。
となれば日本は必然的に日米同盟を強化することしかない。
そのようなことは初めからわかっていたはずである。これは外交的な失敗である。バイデン政権の時、異次元の総理大臣がバイデン大統領に接見、麻生が当時のかつての大統領であるトランプと接見した。政府は両面外交であると称賛したが、私はそうは思わない。異次元とはいえ、岸田は現役の総理大臣である。麻生の役職は何であったか私は知らない。トランプが不快に思っている可能性もある。
そして今、トランプが大統領に就任することになった。トランプが日本に良い印象を持っているはずはない。トランプが中国に対して関税を強化したように、日本に対して関税を強化する理由の一つにこれもあるであろう。
さらにUSスティールの問題もある。あの政策に音痴なハリスでさえ、日本のUSスティール問題を非難したのである。もはや、アメリカ国民はこの問題を非難しているであろう。
さらに大きな問題は、シーラカンス石破は外交音痴なのである。
ある評論家はトランプとの関係をディール、すなわち取引であると評論した。しかし、私の考えは違う。トランプが大切にしていることは、人間関係であると思う。単なるディールであるとは思えない。これは小泉純一郎、安倍晋三がアメリカ大統領と親密な外交が出来たからである。
評論家は小泉進次郎では外交は出来ないと言った。しかし、日本の外交の基軸が日米関係であることを思うと、私は小泉進次郎が、日本の内閣総理大臣として、日米関係を維持するために、最適であると思ったからである。
しかし、残念ながら外交音痴の石破が内閣総理大臣となった。
こうなったら日本に有効な手は無い。
具体的には、防衛である。異次元の総理大臣も、シーラカンス石破も、戦車が大好きである。かつての日本陸軍の戦車を見たことがある。おそらくアメリカの大型トラックにぶつかったら戦前の日本の戦車は木っ端みじんに吹き飛ぶであろう。アメリカから大型トラックを輸入して荷台に大砲を付ければ十分であろう。
戦車は国産品で充分であるが、戦闘機はそうはいかない。国産の戦闘機などあり得ない。好むと好まざるを別にして、アメリカの戦闘機を購入し、
航空自衛隊の隊員をアメリカに教育してもらうしかないであろう。
しかし、これらの政策を採っても、日本は大国中国と対峙することは不可能であろう。その一番の理由は戦力的に圧倒的に中国が日本より優位に立っているからである。そして平和憲法があることもその理由の一つである。
私は空軍はアメリカに依存することが最良であると思う。もし、アメリカの空軍が日本を防衛するなら、ロシアも、中国も、日本の領空を侵犯しないであろう。そして大幅な航空自衛隊を縮小して、その予算をアメリカに提供することである。そして航空自衛隊は最小限度にしてシーラカンス石破の言う通り、災害復興隊として活躍してもらうのである。そうすれば場合によっては日本の平和憲法を順守することになり、侵略戦争も起きないであろう。
しかし、陸上自衛隊は別である。陸上自衛隊は、国内の治安、クーデターなど、治安のかなめである。異次元の総理大臣やシーラカンス石破が戦車、すなわち陸軍が最も大事であると言う理由もここにあるだろう。
追伸、同じような島国であるイギリスが海軍国であり、西郷隆盛が陸軍大将であった理由もここにある。