【幻獣絵日記】070
私がまだ子供だったころ、家から少し歩いたところに、とても大きなお屋敷があった。
そのお屋敷の前を通るときはいつも心が躍った。この高い門の奥にはどんな暮らしがあるのだろう...と。
そういえば、お屋敷の前を歩いていた時、妙に視線を感じることがあった...
お屋敷はいつのまにか立派なマンションに変わってしまったから、視線の正体を確かめる術はもうない...ほんの少し残念だ。
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私がまだ子供だったころ、家から少し歩いたところに、とても大きなお屋敷があった。
そのお屋敷の前を通るときはいつも心が躍った。この高い門の奥にはどんな暮らしがあるのだろう...と。
そういえば、お屋敷の前を歩いていた時、妙に視線を感じることがあった...
お屋敷はいつのまにか立派なマンションに変わってしまったから、視線の正体を確かめる術はもうない...ほんの少し残念だ。