2月11日(土)の日記 一日遅れの雪
国境でもなんでもないトンネルを抜けるとそこは雪国であった。
昨日までの天気はどこへやら、東京は快晴だ。
あれだけ巷を騒がした荒天は跡形もない。
雪国に育っていない人間だからこそ、雪でテンションも上がるし、なんなら遊びたかった。
いい歳した大人だけど。
なので冬らしい景色を見にいくことにした。
電車を降りると、東京ではあまり感じない土の匂いがする。小旅行をしていると実感させられる。
というわけで、
あしがくぼの氷柱見学である。
西武線の広告を見て、勝手に鍾乳洞とか、氷穴のようなものだと思っていたけど、
山の斜面に散水して作るものらしい。全体的に日陰になっているからか、日中も溶けずにこのような大きさになるのだろう。
その上にさらに雪も積もって、とんでもないことになっている。
都心から一時間少々でこういう景色を見られるというのはなかなか興奮する。
興奮しすぎた結果がこれだ。あまり人目のつかないところでソッとやったので多めに見ていただきたい。