【出店報告】woodstick2021
たしか今年初めての、久しぶりの出店でした。場所は京都の花脊広河原。台風の進路が気になってましたが、幸いにも関西は逸れて会場では晴れたり曇ったりで一粒も降らず助かりました!
今回初めて、ブース名を「ロケストパン職人 鍬人」で出店←使ってみたかった(Twitterのアカウント名)。内容も、
いつも通りにロケットストーブとパンの焼成に特化したもので。結果は後述するとして、遠路はるばる多くの人がご来場くださいました。極めて目立ったのが小さなお子様連れのご家族で、
10時スタートでしたが、スタート前からアスレチックにたくさんの子供たち!
気温はグングン上がって、
プールで大はしゃぎする子供たち!
いいなぁ。おじさんも入りたかった(笑)
子供たちのための設備やイベントプログラム(川遊びなど)も大人気で、中でも行列ができていたのが、これ!
ギュッ!ドキドキッ!!
わーーー!!!(子供たちの心の声)
ジップライナーです。表情は真剣そのもの。
長さ30mくらいはあるのかなぁ。ものすごく楽しそうで、「やってみたい!」とおもってましたが、残念ながら体重30kg制限・・・。
ここには子供たちが楽しく過ごせる環境や設備がたくさんあり、それを知っている親御さんにとっては待ちに待ったイベントだったんでしょう。至る所で、子供たちの歓声や微笑ましい光景が満ち溢れていました。
さて、本題です。結果から書くと、
うーーーん。仕事と理念の両立って難しい・・・。
ありがたいことに坊主は免れましたが、一名様&朽木の友人夫妻もかけつけてくれて焼きたてを有償で。その1名様がわざわざ知人を探して勧誘してくださり、感謝感謝でした!
手作りの暮らし。その楽しさや大切さを広めたくても、これではなかなか広げられません。過去の出店で反応がよかった時もありましたが。
これまでなら、引っ越し前といってもいいかも、どうすればいいのか?を考えはしましたが、ロケストの試作のように改善案がでてこない。でも、今回は違ってました。
入り口を間違えてる。
これまでにロケットストーブを見聞きしたことがある、薪熱料理や環境に高い関心を持っている人には僕のワクワクをキャッチして共感してもらえる可能性があるけど、そうでない人には・・・。いや、それよりも、親が参加したくても小さな子供にとっては50分なんて待ってられない。
そうなるともう、僕の世界には入ってもらえないし、扉のノブに手を添えることすらできない、してもらえないとおもう。
扉の取り付け方を間違えてる。
扉をそっとでも開けてもらって、ほんの少しでも覗いてもらわないことには始まらない。すぐに閉じてもらってもいい。とにかく開けたくなる状況をつくること、出逢ったときの最初の印象がものすごく重要なのだ。
で、結果をうけて考えて、これまでと違うのは出し物の名前。なにもロケットストーブでなくてもいい、むしろ世間で馴染みのある単語を使うことが肝心ではないか!
目的と手段を改めて考えてみよう!で、おもいついたのが「ロケットストーブ体験教室」ではなくて、「アウトドア料理体験」
アウトドア料理なら大人だけでなく、子供にもイメージしてもらえる←小学生以上?かな。
・ガスではない、薪や木の枝が燃料の本格的なアウトドア料理🔥
・子供に燃料をくべるところから体験&調理&試食できるメニュー🔥
なら、「えっ?そんな体験ができるの?!」「子供に体験させたい!」と親御さんにおもってもらえるかも。薪熱料理って御大層なイメージがあるので、それを手軽に体験できるならひょっとして大人でも?!
子供にも自分で作った達成感を、できたての料理とともにあじわってもらいたい!
親御さんに見守っていただきながら、短時間(←せいぜい10~15分以内)に簡単に作れて、そのわりには大人が食べてもけっこう美味しい♪
暑い夏場でも管理しやすい食材を使うってのも欠かせない!
言うは易し。
でも、方向性はいいとおもう。メニューを考えて、試す価値は大きいとおもう。今のまま同じことを続けても厳しいのだから。
ひょっとしたら、この思考になれたのは美山の環境のおかげかもなぁっておもいながら書いてます。
まもなく、鍬人くん4号の改良型が完成します。構造はまだヒミツ!
一般的なロケットストーブと比べて、4号には燃料をたくさんくべられて、2か所で調理できて、しかも風に強い!
野外でカセットコンロを使うときに風が吹くと、衝立をしないと炎が安定せずにおもうように調理できないことがあります。この日に使った鍬人くん2号でも同じこと。でも4号ならよほど強い風でない限り、きっと大丈夫!
4号なら子供にも安全に手軽に調理できるはず。早く完成させなければ🔥
正直なところ、暑い夏の日にいくつもパンを焼くのは熱い、熱すぎる。
暑いと発酵の世話が難しい。それでもだいぶ慣れてきて、
最後の一個は真夏にしては、ちょっと焦がしたけど上出来な焼き上がり♪
とはいえ、焼いてる間はもう笑うしかない心境でした。僕にとっても夏向けのメニューがほしいところです。まじで。
結果は散々でしたが、ここには書いてない、得られたものもありました。
数年後?いつかそれを書く日が来るはずです。もちろん、ロケストのことで、ね!
夏を楽しめた一日でした♪
・・・・・・。
要らんてやー、おっさんの脚なんぞ(笑)