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個人的に気になったXR関連ニュース(2022年3月第2週)

※2022/3/6~3/12。下に行くほど古い記事になります。

レーンにAR演出をほどこしたボウリング場

 Stars and Strikesというボウリング場をメインにしたアメリカのエンタメ施設で、一部店舗のレーンにAR演出を施しているというお話。動画は↑、紹介記事はこちら(VRSCout)。
 この例はボウリングのレーンですが、似たようなことは他のエンタメでもできそう。

Niantic、8th Wallを買収

 これはビッグニュース。実態としてはNianticによる買収ですが、「合併」というワードを選んでいるのは同業者としての8th Wallに対する敬意もあるのかな、とか思ったり。8th WallのメンバーはNianticのLightshipチームに合流するそうですが、8th Wallのサービスは今後も残るとのこと。

 8th WallはWebAR、LightshipはアプリARなので完全統合は難しいでしょうが、8th Wallの持つAR技術のコアな部分は当然Lightshipに注入されるでしょう。いずれにせよ、LightshipがAR開発プラットフォームのデファクトスタンダードにまた一歩近づきそうです。

SteamVR、2021年はユーザー数11%増/プレイセッション数22%増

 Steam全体の2021年動向についてはこちら

 VRに関してはこの伸びがどれくらいすごいのかピンときませんでしたが、上記記事で「2020年は『Half-Life』というビッグタイトルがあったけど、同レベルのビッグタイトルなしでも伸びてるのはすごくね?」的なことを言っており、なるほどたしかに、という気分に。

「味を再現するディスプレイ」が登場

 いわゆる「クロスモーダル」を利用した装置っぽいですね。展示期間中には行けそうにないので、いつかまた再展示してほしいです。

3DアバターSNS「ZEPETO」に初音ミク関連アイテム登場

 今月頭にアカウント数3億突破が発表されるなど、なにげに無視できないZEPETO。アイテムについてはファッションブランドとのコラボ多数のほか、IPでも過去にONE PIECEコラボとかやってたりするんですよね。

 いちおう自分もアカウント&アバターは持っていますが、男性型なので残念ながらこのコラボには乗れないな……。

タカラトミー、ARエフェクト対応の電動ヨーヨーのクラウドファンディングを開始

 スマホのカメラを通してARエフェクトが出現するヨーヨー。Tik Tokとシームレスに連携するほか、動画データをDLすれば他の場所にアップできるとのこと。CAMPFIREでクラファン中ですが、オールイン方式なので支援すれば必ず入手できます。

HIKKY×JR東日本、「Virtual AKIBA World」をオープン

 2022年3月25日から。公式サイトは現在ティザーサイト状態ですが、WebブラウザベースのVket Cloudを使うとのことなので、オープンしたら今のページからそのまま入れるようになるものと思われます。

Steam Deck、日本での販売も視野に

 VR界隈では「なんとかしてSteam DeckでSteamVRを動かしたい」ギークの熱量がすごいですが(公式は「基本的には非対応」としています)、日本での販売もいちおう視野に入っているようです。

 予定、というか目標は「2022年内」とのことなので気長に待つしかありませんが、気になるのは価格。アメリカでは399ドルですが、日本での販売価格はいかほどでしょうか。税別4万9800円は厳しそうなので、5万4800円なら大健闘かな……。

モノリス法律事務所、VTuber法務チームを発足

 モノリス法律事務所はVTuberの契約に関する解説記事を2019年時点で出していたりと、早い時期からVTuber関連に取り組んでいます(関連業務は2017年ごろからやっているそうですが)。

 今回の法務チーム発足にあたり専用ページも作ったそうなので、興味がある人・実際に関わりのある人は見ておくとよさげです。


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