個人的に気になったXR関連ニュース(2022年3月第5週)
※2022/3/27~4/2。下に行くほど古い記事になります。
日本テレビ、XR分野のコンテンツ制作・開発支援サービス「日テレXR」提供開始
日テレが、というか、日テレ「も」XR分野に進出。公式サイトを見ると自社開発(?)のアプリもあったりして、わりとガチでやるのかもしれません。
ドメイン名が「mixta」なのがちょっと気になるところですが(怪しいという意味ではなく)、少し注目しておきたいです。いずれ同じ日テレ発のClaN Entertainmentとの絡みもあったりするんでしょうか。
3Dアバター操作ツール「Kalidoface 3D」、脚トラッキング機能が追加
Webブラウザだけで3Dアバターを操作できるKalidoface 3Dがアップグレード。脚までトラッキングできるようになりました。3DアバターモデルはVRM形式のものが使えるので、TikTokやYouTube Short用の動画撮影あたりなら実用レベルまで持っていけるかも?
NTTドコモ、マルチデバイス型メタバース「XR World」提供開始
こちらはNTTドコモ主体のサービス(公式サイト)。同社が出資したHIKKYの「Vket Cloud」でゴリゴリ作っていくようです。とりあえず自分でもいろいろ触ってみようと思います。
NTT、XRサービスブランド「NTT XR」立ち上げ
ブランドサイトはこちら。NTTグループのXRサービス一覧が見られるのは地味に便利かも。
NTTグループのXRプロジェクトはNTT本体主体のものとNTTドコモ主体のものがあり、統合しないのは効率悪いなと思いつつ、大企業にありがちな悩みでもあるな、とも思ったり。まあ、あと数年したらNTTドコモを子会社化した成果が出てくるのかもしれませんが。
宗谷いちか、有閑喫茶あにまーれを離れ774 Inc. 直下の所属タレントに
2022年4月30日付で。
過去に同様のケースがあったかどうか確認しきれていないのですが、「所属グループを脱退→ソロで引き続き事務所所属」というのはVTuberの契約形態としては新しいパターンでしょうか。
ここ最近、VTuberの「中の人」まで巻き込んだトピックを(いいものも悪いものも)よく見るようになりましたが、VTuberの活動方針や契約形態、大げさに言うとその「在りかた」も変革期を迎えているということかもしれません。
Nreal、6000万ドルの資金調達
今回の6000万ドル(約73億円)を含め、直近1年での投資総額は2億ドル(約244億円)に。
現状、コンシューマ向けARグラスで独り気を吐くNrealですが、今後競合は出てくるでしょうか。サイズ・重量・デザイン・性能・価格と、コンシューマ向けARグラスはすべてに要求レベルが高いので、このまま独走という可能性も大いにありそうですが、SnapやNianticあたりがいい感じの競合デバイスを出してくれることに期待しましょう。
と言いつつ「すべてはQualcommの掌の上」という感もあるのですが。
バンダイナムコグループ、「ガンダムメタバースプロジェクト」の展望を発表
『ガンダムビルドファイターズ』『ガンダムビルドダイバーズ』的なこともできるようになるということですが、自分の世代的には『プラモ狂四郎』なんだよなあ……。
ともあれ、ガンダムという軸(IP)があるとメタバースの構築もやりやすそう&訴求力もありそう、という好事例だと思います。