10節までの東京ヴェルディ
10節までのヴェルディを個人的な解釈で色々と書いてみようと思う。
正直去年のお家騒動は書きたくない。今でもこの事を思うたび、辛い気持ちになるので。もしも、書いて欲しいですとか、どう思っていますかという声があるのなら、空いたときに書いてみようと思います。(という事は書きたいのか?)
ストーブリーグではチマと潮音の移籍は痛かった。苦しい中でも彼らの活躍はサポーターながら嬉しかったし、特にチマに関してはトップ昇格して1年での移籍なので、正直許せない自分もいる。潮音に関しては十分良く頑張ってくれたし、デジっちでの潮音のコメントを観て、余計に頑張って来て欲しいと思った。嘉人さんに関しては去年は少しガッカリした結果ではあったが、メディアでの露出では凄く嬉しかったので、今は古巣のセレッソで活躍しているので、嬉しいです。
話は戻して、今シーズンの開幕戦は素晴らしかった。去年からの上澄みでより結果が求められる中で、愛媛相手に自分たちがゲームを支配し3点も獲った。新加入の加藤弘堅も良かったし、出戻りの梶川諒太(なぜ去年放出した?)、攻守の中核の佐藤優平、大黒柱の小池純輝の活躍を見る限り、今年はやってくれるのではないかとおもった。橋本陸斗もデビュー戦としては良かったので今後楽しみだなと思った。
でも、2節は自分たちのサッカーに固執し過ぎたのか相手をどう崩していくのかが見えず、自分たちのミスも有り、あれやこれやと2失点して完敗。その時は山形が上手だったのかなと思った。
3節の東京クラシックは前節と同じように自分たちのミスが目立ち2失点したが、なんとか追い付く事が出来た。アウェイだったことから、勝ち点だけでも取れたので御の字かなと思ったが、4節のツエーゲン戦は先制出来たのは良いが、追いつかれてからはズルズルと下がり、ミスも目立ち4失点。こんなんではダメだなと思ったが、次は新潟。今まで負けた事は無いし、最悪勝ち点だけでも持って帰れば良いかなと思ったが…。
0-7…。
0-7?…。
正直この結果を信じたくなかった。
こんなに早く試合が終わってくれと思ったのは初めてだった。今まで永井さんがやってきたサッカーは間違いないだったのかな?今年はもう昇格よりも残留の戦いなのか?まだ4節しかやってないのにこんなにネガティブな事しか出てこない1週間だった。
正直水戸戦は勝たないとダメだった。この負けは勝つことしか拭えない。そんな試合だったし、選手監督スタッフや何よりサポーターもそう思っていたのだろう。その時サポーターがある横断幕が掲げていた。
ヴェルディらしさ=勝利への執念
内容ばかりに固執していたのであろう選手達に分かりやすく伝えたメッセージは凄く胸に響いていたと思う。試合内容はいきなりルーキーの佐藤凌我が開始早々に先制。だが、18分に同点に追いつかれてしまう。このまま引き分けなのかなと思ったが、またもや佐藤凌我が価千金のゴールを叩き込んでくれた。試合終了後に山下諒也が崩れ落ちて叫ぶ姿を見て選手も苦しい1週間だったんだなと思い、泣きそうになる自分がいた。(試合後の水戸の秋葉監督のコメントは敵ながら素晴らしかった。この監督がいる水戸はこれから面白くなるな。)
そして、7節のレノファ山口戦は知ってるメンバーが2人いるのでなにがなんでも負けたくなかった。だが、CKから先制されてしまう。去年は先制されてからの逆転は無く、この時は少しばかり勝ちは無いのかなって思った矢先に佐藤凌我の2戦連発弾で追い付くと、24分には山下諒也が逆転弾。後半にもエーコ(小池純輝)が追加点も出て、3-1で630日振りの逆転勝ち。ようやくヴェルディにもリバウンドメンタリティーが出てきた事に嬉しさを感じた。8節から10節はアウェイ琉球、ホーム西が丘で京都、アウェイ長崎と上位との試合が続くので勝ち越せば良いなと思ったが、結果は琉球には0-2、京都に0-2、長崎に1-1の引き分け
10節現在3勝2分5敗で勝ち点11得点13失点22得失点差-9で16位
現状では順位が低いチームに2勝で、上位には1勝止まり。こんなんでは順位は上がらない。上位に勝てるようにするにはよりしっかりとしたスカウティングが必要なのではないかと思う。ヴェルディのサッカーに対して悪く思っている選手は少ないと思うので、そこにもうひとつアイデアであったり、セットプレーとかに少し重点を入れるのも良いと思う。あとメンバーがほとんど変わっていない。このようでは怪我や出場停止とかになるとボロボロになってしまう可能性があるので、メンバーの底上げが必須。でもまだ1/4が終わったので、21節までは少し静観していきたいと思う。