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【超かんたん】効果的な宣伝動画のシナリオ・構成の作り方

はじめまして。KUROです。

商品やサービスを効果的に宣伝するためには、動画は欠かせないツールとなりました!しかし良い動画は、90%がシナリオや構成で決まると言っても過言じゃありません。

有名な俳優・美味しそうな食品・映える風景など最高の素材を用意しても、シナリオや構成が曖昧だと何を伝えたい動画なのか理解されず、無駄な労力と出費で費やすことになります。

そこで本記事では、効果的な商品やサービスの宣伝動画のシナリオ・構成の作り方を、わかりやすく解説します。

本記事は、こんな方におすすめです!
● プロモーション・宣伝用の動画をつくる方
● 動画のシナリオ・構成に根拠を持って説明したい方
● SNSで動画を投稿したい方


動画の目的を明確にしよう

宣伝広告の目的を大きく二つに分類した場合。
作りたい宣伝動画がそちらに当てはまるか考えてみましょう。

一つ目が、「認知・集客」を目的とした動画。
この場合は動画を視聴される方は、宣伝したい商品・サービスを知らない方(認知していない方)がターゲットになります。
マーケティング用語では、潜在層にあたります。


二つ目が、「購買・契約」を目的とした動画。
この場合は動画を視聴される方は、宣伝したい商品・サービスをすでに知っている(認知している方)がターゲットになります。
顕在層(けんざいそう)にあたります。

作りたい動画が、どちらを目的とするかを決めてみましょう。


それぞれのポイントを理解しよう

目的が明確化したら、次にそれぞれの気をつけるべきポイントを抑えましょう。

認知・集客UPを目的とする場合。
視聴後は「素敵だな〜」「美味しそう!」「行きたいな〜」など視聴者が余韻に浸れる動画を目指しましょう。その為には、ドラマや物語で視聴者の感情に語りかける演出を心がけましょう!

購入・契約UPを目的とする場合。
すでに商品・サービスを知っている方が「やっぱりこれ良いんだ」となるような安心感を感じれる動画を目指します。その為に、数字・受賞歴・口コミなどで冷静に見ても良いと感じれる訴求を用意しましょう!

実際に流れている企業のTVCMや動画広告をみて、どちらに該当するか考えると良いトレーニングになりそうです!TVCMは、大衆向けの認知・集客UPのCMが多い気がします。

「認知UP」を目的としたカロリーメイトのCM

「購買UP」を目的としたDHC薬用リップクリームのCM


「認知・集客UP」のフレームワークを紹介

いよいよ動画のシナリオ・構成を考えていきます。
まずは「認知・集客UP」を目的としたフレームワークをご紹介します。

フレームワークとは、特定の型に落とし込み、手順に沿って整理していくための、共通して利用できる思考の枠組みを意味します。

よく耳にする「起承転結」に沿って、物語をつくりましょう!
ただよく「起」は物語の始まり、「結」は締めと理解しやすいですが、「承」と「転」が作りにくいと思いませんか?
考えていく順番は自由ですが、今回は私がおすすめする順番で説明します。

まず「結」
視聴者にどのような気持ちに落とし込みたいかを考えましょう。(例:そろそろ痩せたいな/保険て大事なんだな)
その気持ちにさせるキャッチコピー・主人公の感情を考えます。

次に「起」
物語の主人公に視聴者が共感したくなる環境・感情を描きましょう。ここの共感性をどれだけ視聴者が感じれるかで、視聴の離脱に大きく影響を与えます。あるあるを意識して、主人公の感情に共感できる点が、演出・言い回しを考えてみましょう。(例:大学の先輩に恋をしてしまった/ずっと欲しかった車を苦労して購入した)

そして重要な「転」
ここは二つのパターンで考え、より視聴者層に合う物語を採用しましょう。

一つ目は、「憧れの未来」が叶う瞬間を「転」とするパターンです。ポジティブでゴールに向かうシーンが誰にでも理解されやすいパターンです。
(例:大学の先輩に恋が実った)

二つ目は、「回避したい未来」に陥った瞬間を「転」とするパターンです。ネガティブな印象は与えますが、刺さる方には強烈なインパクト与えます。
(例:新車で楽しくドライブデートをしていたが、途中事故を起こしてしまった。しかも保険に入っていなかった。)

最後に「承」
「起」から「転」に向かって階段を駆け上がるイメージで、物語を描きましょう。ここで商品やサービスを利用しているシーンを挟むと、物語を止めることなく自然な流れで、視聴できます。
「転」で「回避したい未来」を描く場合は、ここで幸せなシーンを描くと「回避したい未来」に陥った時の大きな落差が生まれ物語にメリハリが生まれます。

考える順番のおすすめは「結→起→転→承」

一度ストーリーを作って、物語の主人公の感情・環境に変化があるか確認しましょう。あるあるの展開でもしっかりと、変化を意識すると良い物語に纏まります!


「購入・契約UP」のフレームワークを紹介

このフレームワークに当て込む場合は、事前に商品・サービスの情報を取り纏めておきましょう。特に購入・契約を後押しするような口コミ・受賞歴・市場との価格帯・お得なキャンペーン・世界初などをアピールポイントを洗い出しましょう!

「購入・契約UP」のフレームワークは、動画構成でよく使われる「CAMS (キャムズ)」で考えていきます。順を追って説明します。

共感を掴む「Catch|キャッチ」
最も重要なパートになります。視聴者が動画を見始めては「私には関係ないわ」と感じさせない表現がここで求められます!
これから購入者や契約者になって欲しい方を、イメージしてその方の悩み・課題をここでストレートに訴求します。
(例:最近、お腹が出てきたな〜/実際こんなこと思っていませんか?)

ベネフィットの「Appeal|アピール」
次に商品・サービスを利用した時に得られる恩恵をアピールしましょう。
(例:痩せて好きな服が着れた/お肌が綺麗になって女性から褒められた)
さらに、なぜ実現できるか根拠も訴求してみましょう。
(例:●●配合により、●●を実現)

ベネフィットとは、商品やサービスを利用することで得られる利益や恩恵

不安の解消・購入の動機付け「Motivate|モチベート」
商品・サービスの事を知ると、次は検討段階に移ります。
世間からの評価や価値が気になってくるところです。第三者から受けた口コミ・受賞歴・業界初・実績・低価格など訴求して、これなら安心と感じれるデータを提示しましょう!

ハードルを下げる「Suggest|サジェスト」
ここまで視聴された方は、少なからず興味はあるので後は購入・契約までのハードルを下げる訴求を入れましょう。
「期間限定・お得なキャンペーン実施中・初回特典付き・30秒で診断できる」などで、もうちょっと詳しく見てみたいと思わせる興味をそそるフックでクロージングしましょう!


ショート動画版の「購入・契約UP」のフレームワークとは

SNS広告や動画広告向けの10〜15秒など短尺で作るショート動画は、情報を削ぎ落としましょう。
「商品・サービスのアピール」と「締めの行動提案」は残して、「不安の解消・動機付け」を場合によって付け加えて纏めましょう!


最後に

以上が宣伝動画のシナリオ・構成の作り方になります。
このやり方で作った動画から、集客UP・認知UP・購入UP・契約UPに繋がる良い動画のアイデアの参考になれば幸いです。

実際、動画一本で購入・契約を取るというのもかなりの力技になります。そこでさらに効果的なのものが、ランディングページに移行して購入・契約をいただくやり方です。

次回は、ランディングページの基本も書いてみたいと思います。

本記事は有料級の情報を、多くの人に無料でお伝えしたい思いから、なんとか最後まで書いてみました!
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