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【夫婦で海外移住 in NZ】チャンスの神様の前髪は何が何でも掴むべし➂

前回の続き

新しい地で新たな挑戦

とにかくチャンスを掴むために仕事をゲットし、小さな町へ無事に引っ越しまで何とか終えて落ち着くかと思いきや、そうではありませんでした。

英語の壁

仕事の条件がクリアしたとはいえ、まだ英語のスコア取得が残っている。
私に必要な英語力の証明は、

IELTSのスコアoverall 6.5、またはそれに匹敵する英語力の証明となるもの。

引っ越した時点で9月の後半。本申請で必要な書類の提出期限は12月の終わりと通達が来たため、それまでには英語をどうにかしないとそこで諦めることになるかもしれない。期限までの約3か月の間に何としても英語力の証明が必要でした。

どう切る抜ける??

引っ越しの前に何度か受けていたPTE。どうも私は合わないようでした。結果は早く出るし、PTEはコツを掴めば簡単にスコアがとれると紹介している人もいます。だから受けてみたけど、私は全然手ごたえがなくどれが正解なのかも分からないくらいピンとこないテストでした。
その為、EOIの通達がきた8月の終わりから、引っ越しの日まではIELTSのスコアを取ることに集中して、3週間ほどの間で3回ほど受験をしていました。
当時働いていた職場の退職も急に決まり、仕事の引継ぎもある中で試験を受けるために何度か仕事の休みをもらい受けたのですが、結果はすべて目標スコア取れず💦
もっと長い勉強期間を設けてから受ければいいのですが、私が引っ越した先のクイーンズタウンの地域では、なんとIELTSの試験開催が未定でほぼ受けられないことが引っ越し前の調べで分かっていたので、引っ越しの前にどうにかとってしまいたかったのです。しかしそれは叶いませんでした。

新しい環境と辛い勉強

引っ越してからは、新しい仕事と勉強の日々。しかもまさかの急な別居婚生活を開始することになって、覚悟はして来たものの、結構つらい日々でした。
とにかく勉強時間の確保のために毎朝早めに起きて、1,2時間勉強をして、仕事の休憩時間は単語帳、帰宅は9時を過ぎるのでそのあと1、2時間勉強をして寝る、みたいな日が続きました。
週に2日ほどは、夜だけ仕事の日があったのでその日はできる限り勉強時間を確保して、休みの日もひたすら勉強。とにかく時間がある限り、勉強時間を確保して、対策をしました。

厳しい現実

引っ越しをしてからは、IELTSを受験するためにクライストチャーチへ飛行機で行き受験をしました。10月の初めに受けに行ったけど、結果はまただめ。
あと少しなのに届かない。
何度受けても、あと少しが届かず、だんだんとどう頑張ればよいのか分からなくもなりました。
落ち込んでいられないので、10月の後半と、11月の前半、12月の前半にもIELTSの予約をして、飛行機のチケットも取ってあと3回のチャンスにかけることにしました。
それでもやっぱり、試験の後は一人でクイーンズタウンの方へまた戻り、その後試験に落ちた現実と向き合いながら勉強するのはかなり辛かったです。
仕事もマネージャー業務は初めてのことだらけ、さらにお店のオープニングスタッフでもあったので、お店を作り上げながら自分の仕事に慣れていく作業が大変でした。家に帰っても休まる時間がない。それでも勉強しなきゃ。10月はニュージーランドは季節的にもう春だけど、全然暖かくなくてクライストチャーチに比べるとものすごく寒い。家の暖房も十分ではないので、窓の結露が凍るくらいに寒いです。寒いのって結構メンタルやられるのか、こんなに頑張ってるのになぜ報われないのか、神様なんていないわ。とか考えだしたり、毎日一瞬で過ぎる日々が怖くて、人生で初めて勉強が辛いと一人でしくしく泣きました😂

それでもどうにかするしかない!

精神的にも参ってきていましたが、こんなに勉強しても受からないのは勉強の方法が間違っているんじゃないかと考えて、勉強法を見直したり、当時のTwitterで勉強方法を相談してみたり、お経のように英語をひたすら唱えてみたり、本当にいろいろ試してあっという間に予定の10月後半の受験日となりました。
もうとにかく自分を信じてがむしゃらに勉強した10月は月当たりの勉強時間が100時間近くになっていました。

結果

10月の終わりに受けたIELTS。通常は結果に1週間はかかるのですが、なんと3日後に結果が見れました。

ついにスコア達成✨

仕事の休憩中に結果を見て、嬉しくてキッチンにいたシェフにスコアが取れた~‼と報告。KIWIのシェフだったからそもそもIELTS?何それ?状態だっただろうけど、一緒に喜んでくれました。

これで、条件はそろったので、あとは書類を提出するだけ!
そんな晴れ晴れした気持ちでいましたが、なかなか思い通りにいかないのが永住権申請というのを後から思い知ることになります。。

まだまだ続く。

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