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【キャリア】人生の転機は、天気のように移り変わる☀️

ダジャレから始めてみました…😆
みなさんは自分にとって人生の転機だ、と思う出来事はありますか?

私には明確に転機となった出来事がありました。
その転機は、起きた当初、私にとっては雨☔️でした。
それが徐々に曇り☁️になり、晴れ☀️になりました。
今日は、「人生の転機」についてまとめたいと思います!



『期待していたものが起こらなかった転機』


わたしの転機は、『期待していたものが起こらなかった転機(ノンイベント)』でした。

マネージャーとして成果を上げ、後任の育成ができ、担当エリアでできることはやり切ったと思っていました。同僚からも「次は〇〇だね」、と声をかけられることが多くなり。
次のキャリアへ進みたい(キャリアアップへの拘りではなく何か違うことがしたい)、と思っていた中で上司と面談の予定が入りました。

少しの緊張とワクワクとした気持ちで面談が始まりましたが、打診を受けたのは、
別のエリアでまたマネージャーとして立て直しをして欲しいと言うもの。

ザーザー降りの雨☔️

収入も、非正規という雇用形態も変わらず、より大変なエリアへ転勤を伴う異動。
想像していたものではなく、うまく頭と心の整理ができないまま、打診を受け、結果、燃え尽き症候群に陥りました。

このままでは心身ともに限界を迎えると思い、ポジションを下げていただくよう上司へ相談。
その時はそれまで頑張ってきたキャリアが途絶えたような気持ちでした。

心にモヤがかかっているような曇り☁️

ポジションチェンジしたことで時間や心の余裕ができたものの、
登っていたキャリアを自ら中断したことにモヤモヤとした気持ちが晴れず。
その状態が嫌で、メンタルヘルスマネジメント、国家資格キャリアコンサルタントの勉強をし、自ら転職という転機を起こしました。

やっと晴れてきた☀️

最初の転機から7年。最近やっと晴れてきて、このnoteに当時を振り返り、気持ちを書き出せるまでになりました。
自分が人生の中で大事にしたい価値観に気づき、心身ともに健康でいる自分に満足しているから整理ができるようになったのだと思います。

それと同時に当時の自分の未熟さを認識できるようにもなりました。
・会社任せのキャリアの描き方で、自分軸がなかった
・自分を過大評価していた
・上司や会社の考えを理解しようと努めなかった
・違和感を言葉にせずに蓋をしてしまった


今となっては、ザーザー降りだった転機も起きてよかった、と心から思います。


転機の3種類

以上、ザーザー降りの雨から晴れに移り変わった私の転機でした😄

ここからは転機の捉え方、対処方法について書きたいと思います。


ナンシー・シュロスバーグが提唱した「人生の転機(Transition)」に関する理論の中で、転機を識別する3種類を紹介します。

  1. 予期していた転機(出来事)…昇進、結婚、定年退職など

  2. 予期していなかった転機(出来事)…病気、リストラ、離婚など

  3. 予期していたものが起こらなかった転機(ノンイベント)…昇進の見送り、契約の終了など

雨☔️なのか晴れ☀️なのかはそれぞれですが、誰にでも転機があるのではないでしょうか?



転機が訪れると次の4つのうち1つまたは2つ以上の変化が起こると言われています。
個々の役割(人生の役割のうち何かがなくなる、もしくは大きく変化する)
人間関係(大切な人との関係に厚みが出る、もしくは薄くなる)
日常生活(物事をいつ、どのように行うかが変化する)
考え方(自己概念や自分らしさに影響を受ける、変化する)


私の場合は、「考え方」ですね〜。仕事をする上で自分が何を大切にしたいのか、何のために頑張っているのか、を考えるきっかけになりました。
この転機がなかったら立ち止まって考えずに、会社主体のキャリアの描き方のままただ突っ走っていたかもしれません🏃‍♀️

個人が転機を乗り越えるための4つのS

シュロスバーグは次の4つのSを意識することで、転機が個人に与える影響を変化させることができるとしています。

① Situation(状況)の整理
自分の置かれている状況を客観的に分析する
どのような影響があるのか、何が変わるのかを明確にする

② Self(自己)の理解
自分の強みや価値観を見つめ直す(ジョブカードやライフラインチャートの活用も可能)
これまでの転機をどう乗り越えてきたかを振り返る

③ Support(支援)を活用する
家族や友人、職場のサポートを確認
キャリアコンサルタントやメンタルヘルスの専門家と話す選択肢も

④ Strategies(戦略)を立てる
具体的な行動計画を考える(短期・中期・長期)
「できること」「できないこと」を整理し、無理のない選択をする

私自身は、メンタルヘルスマネジメント検定や国家資格キャリアコンサルタントの学び、仲間との出会いを通して、自己の理解や状況の整理をし、戦略立てにつながったように感じます。

雨の日に傘をさしたりレインブーツを履くのと同じように、対処方法を増やしていけるといいですよね。

まとめ

転機は誰にでも訪れ、影響を及ぼすものであること。それを認識し、対処方法を検討することで、人生の中での転機の意味づけが変わることを経験・学びを通して知りました。
天気の雨☔️も考え方次第。大地を潤す、しとしと言う音に癒される、湿度が高くて肌がしっとりする、など良く捉えることもできます。
そして止まない雨はない!そんなふうに転機も捉えられるといいな〜。






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