ブラウンズに新しいDCがやって来た!
リーグはプレイオフとやらで盛り上がっている様ですが、ブラウンズ界隈では無事にDCのジョー・ウッズが解雇され、新DCにジム・シュウォーツが就任しました!!
シュウォーツのDCとHC歴と成績はこんな感じ
5年のHC歴と14年のDC歴、合わせて19年の実績があります。私が新DCに望んでいた実績と経験があって熱血漢であるという要望を全て満たしていますね。
タレントはいながらも、まとまりに欠けていたディフェンスルームには良い人事なのでは無いでしょうか。
ステファンスキーにHCが決まった時もHCインタビューをしていましたし、今回のインタビューも最初に行っていたので、ベリーにとって意中の人だったのでしょう。期待ですね!
私はシュウォーツに詳しいわけでは無いのですが、私なりに調べて来季のディフェンスの妄想をしたいと思いますので、お付き合いくださいw
特徴を調べてみよう。
シュウォーツディフェンスでまず言われるのは強いディフェンスラインですね。特にDTはTEN時代にはアルバート・ヘインズワース、DET時代にはダムコング・スー、PHI時代にはフレッチャー・コックス、TEN時代にはジェフリー・シモンズとそれぞれオールプロ級のDTを擁して強力なディフェンスラインを作ってきました。
ブリッツを最小限にして4メンラッシュでQBにプレッシャーをかける事で知られ、ランディフェンスがめっぽう強い!!
あぁ、ウッズとは大違いだぁぁぁ
そしてシュウォーツはWide−9テクニックの使い手として知られています。経験者では無いので詳しい説明は出来ませんが、EDGEの選手が開き気味にセットして、スピードでラインの外側から捲ってQBにプレッシャーをかける戦術です。
もうこれだけ聞いてもうちのスーパースターのマイルズ・ギャレットには最適な戦術なのはお分かりかと思います。スピードラッシャー・ギャレットの強みを活かせる戦術ですね。
話はちょっと飛びますが、もう1人のHC候補であったフローレスだと3-4になるので、ギャレットがすんなりとOLBにポジション変更を受け入れるとは思えず、その点でもシュウォーツは手堅い選択だと思います。
LBには大型の体格の良いオールドスタイルのLBを置くそうですが、この点は会見でも体格は気にしないという発言があったので、今はあまりこだわっていないのかもしれません。
パスディフェンスに関してはランディフェンスに比べると緩いようです。
DB陣に於いては、CBはディフェンスラインに比べて小粒なメンバーで戦っていて、オールプロどころかプロボウルに選出された選手もほぼいないです。
カバレッジはマンマークが多いそうで、ここもゾーンカバーが多かったウッズとは違いますねw
1st down、2nd downと順調に止めて、「よし!3rd down longパッケージ発動だ!!キリッ^_−☆ 」みたいな感じで、イキってディフェンスパッケージを変えて選手を混乱させて、結果更新されるというのをウッズディフェンスでは何度も見てきたので、それが無くなると思うと幸せですw
Sはcover-3、cover-1が多く、シングルハイ(Sが後ろに1人だけ残っているやつ)も多用していたので、CBに比べると優秀なFSを擁していました。しかしTENではアドバイザーという立ち位置ではありますが、cover-2で守ることが多く、現代フットボールに合わせてシュウォーツの戦術の変化があったのでは?と言われていまして、ブラウンズではどの様なカバレッジで守るのか注目ですね。
今のブラウンズに当てはめてみよう。
DTはブライアンがFAですが再契約するインパクトは残せず、残っているのはルーキー契約中のエリオット、トギアイ、ウィンフリーといった所。それぞれローテーション要因としては十分ですが、先発クラスか?と聞かれるとクエスチョンマークが付いてしまいます。要は先発級のDTがいない状況です。
そんなDT陣を放って置く訳がないという事で、ここは必ず補強があるはずです。
因みに去年も同じ事を言っていまして、DTの補強を無視した結果この事態を招いてしまったのですが、DTを軽視したのは果たしてウッズなのか?ベリーなのか?というのは気になっていましたが、今回の人選からもやっぱりウッズだったのね‥そりゃクビになるわw
EDGEはギャレットのスピードを活かすラインで、サックをしまくってくれれば良いと思いますが、反対側のEDGEも欲しいというのが正直なところ。しかしながら、高価なEDGEを補強している余裕はないと見られ、シュウォーツがライトを成長させてくれると信じるのと、お安くベテランFAを連れてくる感じになるかと思います。
サックはギャレットに任せればそれでヨシ!
LBはタキタキとウォーカーとジョーンズがFAですが、ころうちの1人が戻ってくるかどうかですかね。ブラウンズのLB陣は軽量なので、スピードはあるけどランは止められない場面が多かったです。シュウォーツは大きさは関係ないと言ってはいるものの、ILBはやっぱり補強したい所。しかし、ここもあまりお金を使えない所なので、大型補強は無いと思います。
頑張れJOK!!
CBは唯一ウッズが若手を成長させることが出来たポジションで、ウォード、ニューサム、エマーソンとどこのチームに行っても先発出来る選手が揃っています。
皆密着マークは得意なので、マンカバーが増えるのは良いことだと思います。
こんなにも密着CBを揃えておきながら、混乱してしまうゾーンカバーにこだわったウッズはやっぱりクビに値しますね。しつこいですけどw
ただちょっと余剰戦力気味で、今季はニューサムにスロットを守らせてTEに対しての守備が良かったのですが、後述しますけど来季はSデルピットとポジションが被るのではないかという疑問も残ります。
まあ、CBは何枚あっても足りないという事は無いと言いますし、シュウォーツディフェンスでもスロットCBが大事なのは変わらないしでまず無風でしょう。
Sに関してはデルピットとJJ3の両方ともSSタイプで、FSがいない状態でした。なのでセーフティがセーフティしていなくて、居るはずなのに居ない場面が多く、ビッグゲインを許してしまうことが多かったポジションです。
特にデルピットがシーズン前半に混乱していることが多く、後半になってやっと良くなってきたのは、スクリメージライン上でのディフェンスでした。セーフティと言うよりも、WLBやスロットに近い感じで、今季はLB陣に怪我人が多かったのでニューサムと被る事はなかったのですが、全員ヘルシーな状態だったらどうなるか?という不安はありますねえ。
デルピットは好きな選手なのでここはシュウォーツの手腕に委ねたいと思います!
なのでFSはいないも当然なので、補強しなくてはいけないポジションです。
しかし状況を考えると優秀なFSが市場に出てくることも少ないので、JJ3は放出も噂されていますが、ここはJJ3にサラリーカットをのんでもらって、ドラフトで育てる感じかなと思っています。
ということで選手の補強の妄想をしたいですが、長くなったのでまた次回。
シュウォーツは調べれば調べるほど楽しみになるコーチですね。うちのディフェンスに足りない物を足してくれる方だと期待してます。
タレントは揃っているブラウンズディフェンスをどう立て直すのか?非常に楽しみです!!!