プレイオフもほぼ消えたので、残りは来シーズンの事を考えよう。

ワトソンの登場から2試合が過ぎました。ここまでは1勝1敗。主なスタッツはこんな感じ。

ドイヒーだった初戦を考えれば2試合目はだいぶ良くなりましたが、まだまだ本来の姿とは程遠い印象。思ったよりも2年近くの休みで付いた錆は酷かったのでしょう。現在のチームの成績は5勝8敗で一応のところプレイオフ進出の目は残っていますが、ここまでのワトソンの出来を鑑みると、さすがにそんな事は言ってられる現状では無いかなと思います(泣)

と言う事で、今シーズンの残りは70%くらいは状態が回復したと思われるワトソンを90%台まで戻し、来シーズン開始までに100%プラスαまで持っていく土台を作れるのか?と言うシーズンになりました。

ワトソンの為にチームがあるわけでは無いですが、ブラウンズはワトソンと5年230Mの大型契約をしており、残り4年少なくとも3年はワトソンの出来にチームの成否が左右されてしまう状態なので、色々な思いはありますがこれは仕方が無いですね。

ここではそれが上手くいった場合と、上手くいかなかった場合の今後の動きを考えてみようと思います。

ウッズはクビだぁぁぁ!!!


まずは大前提として、DCのジョー・ウッズはシーズン終了後に解雇すべきです。就任から3シーズンFAとドラフトでディフェンスの選手を主に補強してきました。にも関わらずDB陣のコミニケーションの問題。DLのギャレットに依存し過ぎる問題。3rddownロング4th downに弱過ぎる問題などを解決することが出来ていない状態が続いています。
しかしながら、ウッズ批判の声があがると選手たちからはウッズを擁護する声がいつもあがります。多分ウッズは選手に優しいのでしょう。しかし舐められちゃってるんじゃ無いの??と思っていまして、近年のブラウンズは大きな問題行動を起こす選手はいませんが(ワトソン以外ね)チーム内の違反行為で罰を受ける選手はいつもディフェンスからです。対戦相手のフィルムを観ていない若手がいるなんて話も出ていましたし、ディフェンスルームが統率が取れていたとは思えないんです。

ブラウンズはステファンスキーHCが就任後、3シーズン大きなコーチ陣の入れ替えをしませんでした。それが継続によるチームの強みになるはずだったのですが、逆に緩みになってしまった気がします。
オフェンスにはビル・キャラハンやスタンプ・ミッチェルなどの経験も実績あるコーチ陣がステファンスキーを支えていますが、ディフェンスにはそこまでの実績があるコーチがいません。なので、後任にはHC経験のあるちょっと怖い系の方とかが良いですね。私の様な素人が思い浮かぶのはジマーとかフローレスですけど。


残り試合、全勝または3勝でワトソンの錆も落ちた場合

現在のベリー&ステファンスキー体制のゴリ押しでワトソンを迎え入れた訳ですから、ある程度の結果が出るまではこの体制は続くのは決定していると思います。変えるとすればポジションコーチやコーディネーターの変更ですが、こうなれば現状の体制の存続は何も問題はありません。何ならウッズの続投もあるかも知れません。嫌ですがw

オフェンスのロスターは狙ったものかどうかは分かりませんが、RB過多。WR過少の状態です。この傾向も続くかもしれませんし、大型補強やコンクリンやハントとの契約延長も無いでしょう。オフェンスの補強にはあまり手を入れずに、足りない部分はワトソンの能力で打開すると言う事ですね。
この体制お得意の2〜3年目の若手の成長に賭けるという、蓋を開けてみなければ分からない物に頼る事になる可能性が高いですが、ワトソンに引っ張ってもらえば良いんです!
しかしながら、ワトソンは良いQBですけど、個人的にはもう少しターゲットを増やしてあげないと厳しいかなとは思います。
その代わりにオフの補強をディフェンスに全振り出来るという利点はあります。
(ダロン・ペイン来てくれないかなー)

残り試合、負け越しでワトソンの錆も落ちなかった場合

ベンガルズ戦を見て頂ければ分かると思いますが、ランがなかなか出ずにパス中心のオフェンスに切り替えたところで、オープンになっているレシーバーがいなくてオフェンスが進まない状態でした。ワトソンもまだまだこの状況を打開出来る状態では無かったのでしょう。
この様な試合が続いてしまうと、オフにディフェンス中心に補強をすれば良いと言う訳にはいかず、WRは当然ですが、OLもFAから何枚か補強してワトソンをサポートする体制を作らなくてはなりません。その資金繰りの為にお給料ほど活躍していないJJ3などの選手のトレードやカットもあるという事は簡単に想像できますね。

私はステファンスキーのプレイコールは嫌いでは無いですが、ああ見えて頑固なんで、ゲームプランの柔軟性が無いから一旦崩れるとカムバック出来なくて、なかなか逆転勝ちが出来ないのが問題です。残り試合でこの問題が顕著になるのならばプレイコーラーの変更もあると思います。

ブラウンズはワトソンを迎え入れたが為に、お金もドラフト権も無い状態です。弱点であるWR・LB・DLは大型契約では無く、お安いベテランFAの傭兵部隊や、コンクリンやウォーカーやクラウニーにお安く残ってもらう事で何とかしたいところ。その為に、ベテラン勢に来てもらう為には残り試合勝ってブラウンズに入ればスーパーボウルに行けるかも!?と言う状態を作らなくてはいけないです。やっぱり負けちゃいかん!!!

なので残り試合の内容が悪いと来シーズンのチーム作りは厳しいものとなるでしょう。何回も言いますがお金もドラフト権も無いですから‥

グッデル憎し、、、

すでに12月に入り、プレイオフ争いも熾烈になって来ました。NFLの通常のチームは当然仕上がってますが、その中でブラウンズだけはいまだに9月みたいな感じです。結果的に11試合の出場停止という期間は嫌がらせとしては絶妙な期間でしたね。最初の通りに6試合の出場停止であったら(フロントも8試合位と読んでいたはず)シーズンは違ったものになっていたでしょうが、こればっかりは仕方ないですね。グッデルが足の小指を自宅の家具にぶつける事を願う毎日ですw


今シーズンもあと少し。プレイオフ進出の可能性も限りなく無くなり、チャッブとギャレットの貴重なキャリアを無駄にしてしまった事に申し訳なさが残りますが、彼らに愛想を尽かされない為にも、来シーズンに向けて前向きになれる様な試合を期待したいです。

チャッブがトレード要求したら、私は生きていけない。

死ぬ気でやれワトソンよ!!!



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