天然砥石と鉋の仕込み勾配 ~自流~
肌寒い季節がやって来た。なんだかんだ言って多分すぐ年末になるんだろうな~
一年はあっという間に終わってしまう。と言っても、まだ16回しか正月を経験していない。しかも覚えてるのは、せいぜい10回ぐらいなものだろう。
和合に引っ越して5年、考えてみれば僕は1/3はここで過ごしている。さっきの計算から言えば1/2になる。なんだか不思議。和合にいた時間そんなに長かったとはまったく信じられない。もっと短いかと思っていた。何でだろう?? でも振り返ってみるとそんぐらいたっていたのかも、、。言ってる意味さっぱりわかんねー(笑)。
前回書いた天然砥石をようやく取り掛かれました。
結構砥石が反っていたので半分に切ることにした。一見勿体居なく見えるけど、そのまま使うとまず台につけないといけないけど、裏がぼこぼこのまま、それに合わせて台を作ってもいいのだが、研ぎへっって残り1mmとなった時の事を考えると、裏面ぼこぼこの状態でも裏面を少しあらかじめ平らにしといても寿命は同じになるはずである
切らないと真ん中ら平らにして行かないといけないけど、ちょっと反っていたこの砥石をはんぶんにきることでそれぞれ違う角度で平らにできるのでより使える量が多くなるはず‼
割れ止めにカシュウ漆を塗りました。これは二度塗り一回目はかなり薄め液で薄めてこまかい割れにカシュウが入るようにして2回目はこいめで1回目の塗りの補強のような感じで塗ってみました。
裏が平面ではないのでコピー用紙で平らな所だけで写してまづはここだけトリマーで掘ってから後はカンナ仕込みと同じ要領で。
だいたい凹んでる深さが1.5㎜ぐらいだったので掘った深さは1.5mm
ちなみに裏が完璧にまっすぐだったら掘らないでそのままつけてしまう。
接着剤はコーキングコーキング材、台の木は朴の柾目。もし台が反って砥石が割れありしたら一大事なので狂いが少ない朴で作ってみました。
とりあえず使える状態になった。切れるといいな~ 楽しみ~ (^O^)
8月ぐらいに作ったてたやつ。
そういえブログでは薄削りしか書いていなかったので、鉋は薄削りにしか使っていないと思われそうなので(笑)。
テーブルの吸いつき銭 トリマーでアリ加工したんだけど、なんか角度浅い気がする。ルーター欲しい。 つくづく欲張りだなー(笑)。
今はドアを制作中
意外と、。鉋が登場はするのは薄削りの方が少ないよ~ (笑)当たり前か。 そんなわけで最近、薄削りが余りで来ていなくて、、、、。涙涙
実用と考えた台打ちもしてしてみた。何が違うかというと仕込み勾配が9分勾配。(鉋の仕込み勾配は8分が普通)。理由は絶対逆目が立ちにくい、刃口が広がるスピードが遅い。したがって台が長持ちするはず。
八分勾配で二枚鉋だとすぐには口が広がってしまう。刃口を埋める方法もあるけど何回も出来るものではない。そんな疑問の結果9分勾配。8分勾配があまりに普通だったから。いままでは8分で作ってたんだけど。こういった疑問から何か解決方はないかなーと考えてた結果。
今8分勾配が普通なのは。たんに鉋を使う頻度が少ないからではないかと思う。8分勾配は優秀。いろいろと計算された角度だから普通になっているのだろう。だけど俺は相当鉋を使うので考え方も変わってくるかもしれない。となると何も8分勾配に縛られなくともいいんだ。まずは自分で確かめなくちゃ分からない。
そして9分勾配なかなかいけますよ~
もちろん8分勾配も使っていますが(笑)。
鍛冶小屋も屋根ついて、ずっとそのまま(笑)。いや笑ってる場合じゃない、年内に仕上げたいな~