20241124 フジファブリックの中途半端なファン
昨日11月10日、フジファブリック×くるり×ASIAN KUNG-FU GENERATIONのスリーマンライブを大阪城ホールに見に行った。
私の音楽的嗜好の基盤を作ったバンドたちと言っても過言ではなくて、中学生時代から28歳の現在に至るまでめちゃくちゃ聞き続けているバンドたちなので、それはもう大満足な内容だった。
それぞれのバンド同士の楽曲をカバーするなんて、そりゃもうグッとくる粋な事もしていて、でも自らの曲もきっちりと最高の演奏で聴かせてくるのが、それぞれ流石キャリアを積んだバンド、という感じでとてもカッコ良かった。
フジファブリックが大好きだ。なので来年の2月で活動休止(事実上の解散)になってしまう事に少々残念に思いつつ、また同時にバンドの解散にありきたりな「もっとライブに行っとけば良かった」なんて事を思った。
思い返すとフジファブリックの単独は2015年のNHKホール公演を最後に行ってなくて、最後に見たのも2018年のカウントダウンジャパンだった。
間にコロナがあったとはいえ、流石にもう少し行くべきだったな、と思う。
2015年のツアーに行った理由は、着前にリリースされた「Green bird」という曲好みだったからだったと思う。
そして、その後に出たアルバムが余り好みではなくて、社会人になり平日休みが取りづらくなってから、ほとんどライブには行かなくなってしまった。
昨日のライブでボーカルの山内さんがMCの中で「自分のトークは迷宮入りしてしまう」と話していて、自分が知っている2015年の山内さんも同じような事を言っていたな、とほっこりしてなんだか寂しくなってしまった。
新しいアルバムが出たら必ず聞いている、でもサブスクになってからCDは買わなくなったし、ライブには行けていない。
そんな中途半端な追いかけ方をしてたら、思ってたよりも時が経ってしまっていた。
何かを好きになる事と実際に足を運ぶ事の大切さ、について、ふと振り返って、切なくなってしまった。