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15歳の頃に選んだ写真集

今日は。娘の都立高校の推薦入試合否発表の日。

自分のペースでコツコツ学びを積み重ねていた彼女を、傍らにずっと見てきたから。なんだかもう、それだけですごいなあ。と感心していたから。

もちろん合否はしびれるほど大事だけれど、彼女らしい道を きっと。歩んでいくのだ。と確信を持って見守りに徹する。中3生や高3生のみなさんが、どうか其々らしい道を進んで行けますように。お祝いしています。


人生に無駄な事など何ひとつ ない。

と 言葉では簡単だが 無駄磁石人間🧲な私としては文字通りの抱えきれない荷物の重みと、道草人生のフルコースを堪能する喜び。世界がカラフルに見えてしまう眼力が発達したので。まぁ。。至極おすすめする。楽々に無駄を選ぼう。無駄を遊ぼう!

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さて。タイトルにもあるように。

15歳くらいの私を近頃よく思い出す。当時お小遣いを貯めて購入したこの写真集。田原桂一さんの天使の写真集。

初版は香水紙が使われていて もう。このまま昇天してしまうかと、恐ろしくなる程に雅な薫りが、ページを繰る度に私を包むのです。それは約30年経つけれどもまだ仄かに薫るのです。

薫りの種類は詳しくはないけれど。完熟した甘くてexoticな大輪の花を輪にして。天使達が抱えて一度天国に戻って。またひとひらひとひら。気ままにあたりに散らしたような。w(なんだそれ) 何処までも懐かしく。地上での生命の極みと天との和合。祝福のような。涙がでてしまう薫りなのだ。

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掲載されている写真は 所謂 ヨーロッパの天使〜♪というふんわりやわらか系ではなくwクロアチアやスラヴァニア等東欧の。黒マリアや黒い天使もいて。当時は強くて怖くて開けないページもあったくらい。

強烈なメッセージの素晴らしい写真集だった。

Christianでは無いので 何故この写真集を選んだのかは。当時の自分が一番不明すぎだったと思うけど。今はなんとなく。わかる気がする。

ヨーロッパと東洋思想の文化融合。国境だけでは割り切れない。共通する人々の叫びのような。強い祈りの力を 私は受け取っていたのだと思う。心が震えてしまったのだろう。

人間を客観視するわけではないけど。

ただただ。生きているだけで 素晴らしいと心底思うし。

こうした古えの誰かの祈りの力が 私達の生命を今も。脈々と伝え支え続けてくれているのだ。


15歳の私と  

変わらない私が いる事に とても興味深く。


そして 感謝でいっぱいになる。


よかったら写真集みてみてください。すてきなので。kuukiに置いてあります🎶Amazonにも今もあるのかな。






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