インタビュー企画第三弾 保坂萌のいまここ。後編
前編では、保坂さんのこれまでの活動を主に聞いてきました!
後編はこからの活動や保坂さんの考えなどお聞きしました!
以下 保坂→保、中佐→中、カオス→カ
いままで撮ってきて印象に残っている事
保:なんでしょうねー。難しいんだよなー。一回とある現場で、俳優さんのファンの方に手紙もらったんですよ!「保坂さんの撮る写真は全部素敵です」って!あれ嬉しかったですねー!
中:すげえ!
保:スタッフなのに手紙もらえて笑
カ:スタッフへのファンレター!
保:感動しますよ!めちゃくちゃ熱いファンレターもらった!笑
今、どうゆう状況ですか?
保:無職ですよ!
カ:みんなそう笑 みんな無職!笑
保:今現在どうゆう状況かって言うとホットサンドメーカーでホットサンド作ってる!
中:あとカルチャーセンターの笑
保:そう。有料アカウントにお金払って何にも儲からない配信やってる笑 配信の勉強してます!
カ:どんぐらい仕事なくなりました?
保:4月の2日まで働いて、夏用の現場の撮影やって、そこから、、、わーこんななくなるんだーって。いろんなオファー貰ってたんだけど全部無くなって。ホットケーキをホットサンドメーカーで焼いて、わーすごい四角くなるーって遊んでました笑
この状況でやっている事
保:多分ここから先は客席をパンパンに埋めての演劇公演は叶わないだろうと思って、もし復帰できたとしてもダメだろうなって。だとしたら客席を60%埋めての配信ができれば御の字。だから配信をどういう風にやったらできるのかという勉強をインターネットの力を借りてやってます!
カ:配信ってどういう風にやればいいんですかね。
保:仕組みをわかればいけますよ。あと機材を貸してくれる人がいて、2カメでスイッチングどうやるかとかの勉強してます。
中:スポーツ中継と同じ原理ですね。
保:多分そう。何カメも入れて、そこからどういう配線して、それをパソコンでどう出すか。今は完全にパソコンの中でどうするのかって勉強。
中:お金かかりそうー
保:私がもともと持ってたからね機材。まぁパソコンあればだいたいできる。今はいいよねネットになんでも載ってる!
中:カオスもテイコク!の配信見てみてよ
カ:みるみる!
保:私がどれだけ手作りでやってるかわかりますよ!
これからどうなってくか
保:さっきも言ったように60%お客さん入れて、あとは配信ってなったら良い方!最悪焼け野原!
カ:焼け野原!
保:今リモート演劇とかをみんな頑張ってやってるじゃないですか。リモート演劇とかもいいけど、本当は生で一方通行じゃないってのが演劇の良いところだからさー。あと、この機会にパソコン持ってなかった人達がパソコン持ったら良いな。
中:スマホでなんでもできちゃいますからねー
保:そうそう。システムがすごいからね。でもパソコンあればやれる事増えるから。もっと次世代の機器にみんな飛びついてこ。
中:保坂さんは行動が早いからねー
保:だってさー仕事が無くなっちゃって!この世界線は写真家いらねーなーって!
中:写真家がいらない世界線に迷いこんじゃった!
保:私の世界線写真家がいる世界線だったのになー!
中:私もなんかねー舞台照明いらない世界線に迷いこんでるんですよねー!
カ:私もなんか舞台音響いらない世界線に迷いこんじゃったんですよねー!
保:なんでですかねー!
中:不思議ー!
保:中佐もカオスさんも一つの事やれてたから大丈夫!多分若干路線が変わっても大丈夫!
中:このインタビューも走り出しだからね!
保:とにかく、今は誰に何言われようとなんでもやってみるの大事だと思う!
これから挑戦してみたい事
保:オンラインなのにオフラインみたいな公演!
中:概念みたいだ!
保:私、もう6年間前から落語の春風亭一之輔師匠が好きで、10日連続でyoutubeで落語の配信をやってたんですよ。オンライン演劇にはあんまり興味がないんだけど、それだけはすごく楽しみだったんですよ!あーこんなに生きる事に楽しみが!あと三日だ!ドキドキみたいな!で、いざ始まって見たら全く寄席の雰囲気が無いんですよ!始まったばかりだったからお弟子さん達も笑い声を潜めているのもあるんでしょうけど。その時、あ、やば。こんなに楽しみにしてたのにつまんないって。あまりの事に衝撃を受けすぎて、ツイッターで「もうやばい」って呟いたら、あひるなんちゃらの関村さんがオンライン飲みに誘ってくれて笑
中:笑
保:その時のショックが、一方通行じゃないものを一方通行にされて、がっかりが凄かったんですよ。あー私一方的な配信で演劇はできないなって。テイコク!も別に一方的にやりたいわけじゃなくて、みんなでやりたい。オンラインだけど、そこにお客さんが居るってのが絶対的にわかる状況を作りたい。一緒に見てる感っていうのをどうやったら出せるのかなって事を今、一生懸命模索してます!
カ:私も実は、オンライン演劇にあんまり興味がわかなくて、なんというか、映画でよくない?って思っちゃって。わざわざZOOMでみるのもなって。でも、保坂さんの言う通り、他のお客さんの状況とかわかればちょっと面白そうかも。
保:いろいろ案はあるんですよー!まだ言えないけど!
中:強靭なwifiが必要そう!wifiが貧弱だとこんなに不便だとは思わなかった!
保:wifiはこれからは必須だね!
インタビューを終えて
保坂さんありがとうございました!
保坂さんはとても生命力に満ち溢れていて、話してるととてもワクワクする人でした。
あと、言い忘れてましたが私の姉も「萌」と書いて「めぐみ」と読みます!奇遇ですね!
そうして今日もまたカオスは酒を飲むのであった。そろそろ禁酒しよう。
この記事は無料で公開しております!
もしよろしければ、記事の一番したのサポートからサポートしていただけると大変助かります!
サポートしていただいたお金はインタビューした方々へのお支払い、また今後の活動資金に当てさせていただきます!
よろしくお願いします!
保坂萌(ほさかめぐみ)
舞台写真家・演出家・劇作家
成安造形大学ファッションデザインコースにて舞台衣装を学び
卒業後スポーツカメラマンを経て舞台写真の道へ。
演劇活動も並行して行い、2008年演劇プロデュースユニットムシラセ立ち上げ。
戯曲をいろんなひとと読む団体『なぞけいこ』・演劇人とゲームをする団体『テイコク!』など様々に活動中。ツイッター:@mushirase
聞き手:中佐真梨香(空間企画)ツイッター:@4no5noiuna
インタビュー&ライティング:栗原カオス ツイッター:@iuuu_k
produce by 空間企画 ツイッター:@kuukankikaku
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?