インタビュー企画 照らすVOICE 小川夏実のいまここ。後編
前編では、ここのまで照らすVOICE、そして小川さんについて聞いて来ました!
今回は、発表された第四弾の作品、そしてこれからの事について聞いてみました!
第四弾 『7人の俺』〜白雪姫〜
小:第四弾は白雪姫のお話で、7人の小人をメインにお話を考えたんですけど、7人の小人やるの私だなって笑。流石に同じ人が声出すだぞって笑。で、今回私が脚本なんですけど、「なんでこの人たちは7人なんだろう」って思ったんですよ。で、めっちゃ考えて。最初は一人だったんだけど、ある時「俺はモテたいんだ」って気持ちを胸に魔女に魔法をかけてもらいにいくんです。その魔女には「ちゃんと自分の気持ちを伝えなきゃ人から好かれる事は無いんだからね」って言われてしまい、自分の喜怒哀楽の感情が全部出てきてしまい、7人になってしまうんですよ。
中:多重人格者って事?
小:最初そうしようと思ってた。でも人格は一緒だけど、でも、喜びの感情の小人はその人なりに白雪姫を大事にしていて、憎しみの感情の小人もその人なりに白雪姫を愛していてるんです。
カ:ど、ドロドロしてそう
小:根本は一緒だけど、自分の気づかない感情ってあるじゃないですか。「俺ってこんな風に彼女に優しくできていたんだ」とか自分じゃわからないじゃないですか。そうゆう自分の気持ちを客観的に見れたらなって。それで言えない気持ちとか、「私嫉妬深いな」とか「暗いな」とかネガティブな気持ちってマイナスなイメージあるじゃないですか。でも嫉妬深いとか暗いって別に悪いわけじゃなくて、その分誰かに優しくしてたりする。だから、そうゆう自分の気持ちを否定しないで欲しい。って話です!
カ:結構重いテーマですね
中:でもこれがヘビーな内容じゃなくて、ちゃんとコメディーなんだよ!
カ:へー!
小:一応コメディーで書いてて!あんま重すぎるとちょっとね!だからライトに!
中:照らすVOICEは一応ハッピーエンドにするってルールでやってて
カ:どんな風にハッピーエンドになるか楽しみだな!
小:ただ、この白雪姫はちょっと!王道です!
カ:まじか!
これからどんな時代になっていく?
小:正直想像つかないんですけど、この一ヶ月間で思ったのが、何でもかんでも身近にできるって事がわかった。水族館とかもリモート水族館とか。スマホでなんでも見れるようになってきた。昔見たアニメが想像してる未来になってきてるなって。
カ:なるほど
小:ドラえもんか何かで、何か小さい粒食べて「それ何?」みたいなのあるじゃないですか。「これ一つですべての栄養が補えるんだよ」みたいな。でも今そうゆうのに近いの実際あるじゃないですか。食事を楽しむとかそうゆうのじゃなくて、栄養を得られればいいみたいな。博物館行くにしても、「何着てこう!」とか「どこでご飯食べよう!」とかそうゆう想像もなく「うわー骨があるー」みたいな。その空気を味わうみたいなのが無くなっていくのかなって。身近になる分、思ってもなかった楽しみも無くなっちゃうかなって。その分嫌な事もなくなると思うんだけど。満員電車とか。隣でゲロ吐かれたとか。でもやっぱ遠足の前のワクワク感みたいなの大事だなーって
中:今思ったのが、記憶に残りにくくなって行くのかなって。例えば隣でゲロ吐かれたら、「あん時ゲロ吐かれたよねー!」って思い出話できるじゃん。
カ:確かに。記憶って脳みその映像でも思い出すけど、ゲロだったらゲロの匂いで思い出すじゃん。
小:ゲロの匂いは思い出したくないけど笑
カ:思い出したくないね笑。でも道歩いてて、誰かがゲロはいてる所見て、「あーあん時あんな事あったなー」とか思い出すじゃないですか
小:私がゲロって言ってしまったがためにゲロの話題が!
中:ゲロを広げてしまった。
カ:でもまぁ五感の一個は無くなりそう。
小:例えば、体感で30℃って数字で言われても実際の30℃と全然違うじゃないですか。そうゆうのが無くなって行くのかなって思います。
これからやってみたい事
小:私今年30になるんです。でも実際年って関係ないっていうか。焦る気持ちはもちろんあるんですけど、人生長く見ればこれからまだまだあるし、これからもまだやって行きたいなって。声でやっていけなくてもこうやって表現する事はやって行きたいなって!おら!三十路が通るぞ!精神で!
カ:こっちから出てってやるわ!みたいな!
小:年齢とか関係なく、前に前にとやって行きたいなと!
中:私、照らすVOICEを通して小川さんを「七色VOICEの小川」って呼ばせたい!
カ:ポスト山寺さん!
小:あといろんな人を巻き込んでやって行きたい!舞台とかもやってみたいし!お客さんも一緒に楽しみたい!せっかく来てくれるんなら一緒に楽しみたい!
インタビューを終えて
小川さんありがとうございました!
照らすVOICEの小川さんは「これが同一人物?」ってなるくらいスッと入って来ます!皆さんもぜひ聞いてみてください!
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小川夏実
埼玉県所沢市が産んだ元気な人。
テアトル・エコーの養成所でお芝居、表現の楽しさを学びプロダクション・タンクに在籍。
マイリトルポニーシーズン3からアップルジャックの吹き替えを担当しています。
初恋は戦部ワタル。
カレーが食べたい。ツイッター:@723_ogawa
聞き手:中佐真梨香(空間企画)ツイッター:@4no5noiuna
インタビュー&ライティング:栗原カオス ツイッター:@iuuu_k
produce by 空間企画 ツイッター:@kuukankikaku
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