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裸になりたかった。

裸になりたかった。いつも何かを隠すみたいに服を着ていた。お店には色んな服が売っていた。自己実現。もしかしたら、服も、ぼくの一部なのかもしれないとおもったとき、カラスがぼくのだいじな服を盗んでいって、追いかけて、ころびました。服は空へ消えた。はためく服は美しかった。

そのままぼくは裸になって、また、服を着た。


鳥が裸に見えないのは一生服を着ないから?お風呂で沁みる傷

無防備な姿を鏡に曝してる、そのそばで服が泣いていた

脱ぐものがなくなってももっと脱ぎたくて、服を着ました。D.C.

上半身が下半身になるね、逆立ちしたら 世界はそのままだけど

冷えた床 裸になりたかった。いつの夢でもきみは服を着ていて温かい

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