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【世界の結婚式を巡る旅】チリのホテル&ワイナリーウェディング

28歳の年に、約半年にわたって行った『世界の結婚式を巡る旅』。

旅に出ることを決意したいきさつについては、以下の記事を見てみてください◎

前回の記事はこちら。


5日目:ホテルウェディングを見学

チリではベニさんがウェディングプランナーさんに直接連絡を取ってくださり、計2か所の結婚式を見学させてもらいました◎

1か所目は、ベニさんの自宅近くのホテルウェディング。
ベニさんのご兄弟が結婚式を挙げられたホテルとのことで、担当者の方に連絡を取ってくださり見学が実現しました。
(2023年現在、こちらのホテルはなくなっていました…残念。)

これまでゲスト人数の多い結婚式の見学がほとんどでしたが、この日の結婚式は家族や親族のみの約80名とのことで、日本のホテルやゲストハウスと同じくらいの規模感です。

オシャレな照明とミラーボールが素敵な会場✨
専用のダンスフロアはなく、会場中央のスペースで皆さんダンスを踊っていました。

会場内にはスクリーンもありました。
日本ではデフォルトですが、この旅でスクリーンがある会場って初めてみたかも!?チリではホテルならではなのでしょうか。

こちらは全面ガラス張りでホテルのお庭が見える会場なのですが、ビックリしたのがお庭で豚の丸焼きを準備していたこと!こちらが本日のお料理のメインだそうです。リ、リアル・・・。

会場入り口にはシーティングチャートがセットしてありました。

日本では、席次表をゲスト一人ひとりに配って座る席を案内しますが、海外ではシーティングチャートゲストボードと呼ばれる、テーブルの位置を記した表を会場入り口に置いておくのが主流です。

ゲストテーブルは、数字アルファベットが割り当てられていることが多いですが今回はちょっと違った様子。

ゲストテーブルの中央を見てみると答えが分かりました◎

チリのサッカー選手や歌手など、新郎新婦の好きなものをテーブルサインにするアイデア✨共通の趣味が多い方などにピッタリの素敵な演出です。

写真入りで分かりやすい!

こちらはスイーツビュッフェの様子。

ホテルメイドのスイーツたち。華やかで美味しそう◎

既にウェディングケーキも飾ってありました。

新郎新婦の雰囲気が分かるケーキトッパー

スイーツビュッフェの隣には初めて見た黒い機械が・・・
なんだろう?

帰ってからベニさんに聞いて分かったのですが、記念写真がその場でとれる機械なのだそう!日本のプリクラ機みたいです◎

お母さんが前に撮ったものを見せてもらいました

さてパーティの開宴は21時からということで、あたりが暗くなるまで暫し待機。

3月のサンティアゴの夜は20時台まで明るい

ベニさん達と待ち合わせをしてディナー!

ハンバーガー美味しかったです

そして開宴時間に再度ホテルへ!
ホテルのお庭のライトアップが、カラフルで幻想的でした。

パーティはふたりの写真を使ったオープニングムービーからスタート!
日本では定番ですが海外では初めて見ました。

外で焼かれていた豚も準備万端のようです。

迫力すごい

今回はダンスタイムまでいられなかったのですが、小さい子どもたちがお食事の合間にも中央フロアで踊っていたりと、終始和やかでアットホームな雰囲気のパーティでした◎

6日目:ワイナリーウェディングを見学

翌日は、マイポ・バレーにあるワイナリーでの結婚式の見学のため、タラパカワイナリーへ。ベニさんのボーイフレンドに運転していただき(ありがとうございます!)、サンティアゴから約1時間で到着◎

高い建物がない田舎町(大好きな雰囲気!)
ベニさんとボーイフレンドの後ろをただ着いていく(笑)

ワイナリーは、日本にいたときに憧れていた結婚式会場のひとつでしたのでとても楽しみにしていました◎

タラパカワイナリーの詳細はこちら。

ビニャ タラパカでは、訪問者はブドウ畑を巡り、土壌を知り、高級ワインを試飲し、プライベート ランチを楽しむなど、個人的な体験をすることができます。庭園には高級なスペースがあり、プライベートなイベントに最適な場所です。

Viña Tarapacá

まずはブドウ畑を見学。

山々が見える素敵な場所でした
ブドウ発見!

同じ敷地内にワインの直売所や、

買って帰りたかったけど荷物になるので断念・・・

カフェのような場所も併設されていました。

とても素敵なカフェだったので「ここで結婚式を行うのかな?」と思っていたら、結婚式会場は ”庭園” とのこと。

庭園までは徒歩で移動します。

途中で馬車に会いました。民族衣装が華やか◎

庭園に到着しました!既にゲストが集まり始めています。

結婚式会場の全体像はこんな感じ。
左側に邸宅パーティ会場、中央にプール、右側にガーデンチャペルがセッティングされています。

まずこちらがパーティ会場の様子。
大きな邸宅の前にテントがはられ、中央には広いダンスフロアが!

ツタの絡まる雰囲気ある邸宅

そしてその後ろに、流しと円卓を組み合わせたゲストテーブルがセットされています。天井から垂れ下がるグリーンの装飾シャンデリアもオシャレ

円卓テーブルの装飾はこちら。
モノトーンカラーのテーブルナンバーが映えていました◎

そしてこちらが流しテーブルの装飾です。
ワイナリーウェディングに見事にマッチした、シンプル×ナチュラルなコーディネートが素敵☺

メニュー表席札もシンプルかつオシャレなデザイン◎

たくさんのキャンドルがセットされた飾り棚は、夜になるとぐっと雰囲気を変えてくれそうです✨

昨日の結婚式でも見かけた写真機(プリクラ)が、こちらの会場にもありました。

本日はカーテン付き

次に中央の大きなプール
よく見ると輪っかの中にお花が浮かんでるのが可愛い!

プールのまわりには、挙式後のカクテルタイムを過ごすベンチバーカウンターもありました。

そうこうしているうちに先程の馬車で新郎新婦が到着。
庭園内に散らばっていたゲストがガーデンチャペルに集まり、いよいよ挙式のスタートです!

今回はベニさんがこちらの結婚式のプランニング会社に直接連絡をしてくれて、会場見学のみ許可していただいたので滞在はここまで。

それでも憧れていたワイナリーでの結婚式を体感できて最高の一日でした◎

挙式後カクテルタイムを過ごすゲスト
本当に素敵な雰囲気のワイナリーでした◎

追記①

この後、ベニさんの友人との女子会に参加させてもらって、チリのホームパーティーを体験しました☺
各自手作り料理を持ち寄って食べたり談笑したりと、とても賑やかで楽しかった✨

どの国も女子会の楽しさは共通!

追記②

この結婚式をプランニングされていたチリのウェディング会社RUSSOさん、調べてみたら今はないみたいでした・・。ベニさんが見学の御礼の連絡をしてくださって、その後ブログに「日本から来たプランナーに絶賛されたウェディング!」と紹介してくれていて、私なにもしていないけど嬉しかったな。あらためて見学を許可してくれたこと心から感謝しています✨

7日目:最終日

一週間滞在させてもらった、チリ サンティアゴ。
最終日はベニさんご一家と日曜礼拝からのレストランへ。

姪っ子ちゃんまた会えて嬉しい!
魚介のフリット
民族音楽の演奏もありました

そして夜は、お家の近くの夕陽の綺麗な場所にベニさんとボーイフレンドが連れて行ってくれました。お土産のチリのキーホルダーもいただいてしまい、もう胸がいっぱい。。。

夜景も綺麗

チリの旅を終えて

ベニさんとご家族のおかげで最高に幸せな時間を過ごさせてもらったチリの旅。よく聞く言葉だけど、本当に旅って『どこに行ったのか』ではなく、『誰と過ごしたか』なんだなと感じました。

お母さんと片言の英語で話したり、一緒に朝市に行った時間も楽しかったな。口数少ないお父さんの穏やかなほほえみもあたたかくて嬉しかった。
お母さんに別れの日、「次来るときはスペイン語を練習してきてね!絶対よ!」と言われました(笑)私は ”次回” の話をしてくれることがとにかく嬉しかった。

お母さんに教えてもらったトゥーナという果物(ウチワサボテンの実だそう)
種と実は入り混じっているのでこのまま種ごと食べる ジューシーでほど良い甘さが◎

そしてベニさんにはもう何から何までお世話になって、遠い国から来た赤の他人に対して、こんなに優しくあたたかく接してくれる人いるんだ・・・という不思議な感覚。とにかくこのご恩は一生忘れません。

「私もそういう人になりたい。」と心から思う人に出会うことができたことが、私にとっての人生の宝物となりました✨

ありがとう以外に言葉が見つからない

余談ですが、久々に ”家族” の中に自分がいる時間を過ごして、正直日本の家族がとてつもなく恋しくなりました。そのためチリを発ったあとは、結婚式を見るためにイースター島に行くことや中南米に戻るという選択肢もあったのですが、既に約束していた結婚式のアポがあるヨーロッパ・アジアを巡って最短で帰国するという選択をしました。

旅の寂しさももちろんあったけど、ある程度夢を叶えたら自分の気持ちが結婚式<家族に変わっていったのです。家族と過ごせる残りの時間を大切にしたいな・・と。

そのため、この旅の記録も残りわずかです。
最後までお付き合いいただけますと幸いです。

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