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Shopifyについて 【概要まとめ】

※2021/01/06 更新
2021年5月から実際に私がShopifyでネットショップを運営してみての結果など、少々加筆しました。

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こんにちは、kuuです。(@kuu520
今回は、今話題のEC構築サービス(ECプラットフォームともいいます)Shopify(ショッピファイ)について書きます。以前から、これは整理してまとめておきたいと思っていたのですが、なかなか出来ずにいました。

技術的な内容ではありませんが、先日Shopifyのセミナーに参加させていただいたので、その最新情報も含めて重要箇所だけを抜粋して、簡潔にまとめてみました。長かったらゴメンなさい😞💦


こんな人におすすめの内容です!

・Shopifyの基本知識や概要を知りたい
・Shopifyについて重要な箇所だけ知りたい
・自分で調べるのが面倒だから簡潔に知りたい
・調べたけど情報量が多すぎてよくわからない

※太字タイトルではなく通常文に重要なことを結構書いています。


Shopifyとは

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・今世界で最も利用されているECサイト構築サービス
・世界175ヵ国で170万以上のネットショップ
・2020年の流通総額(GMV)は、約12兆円
・カナダ発のECサービスで、日本には2017年に参入


ECサイト構築サービスについての解説はこちら▼


Shopifyのココが凄い!


◆1 様々な販売チャネルと連携が可能
マルチチャネルコマースプラットフォームといい、Shopifyは下記のような各種サービスからも販売に繋げることができます。

・Facebook
・Instagram
・Pinterest(海外のみ)
・Google Shopping
・Amazon
・楽天市場
など


Amazonや楽天市場などのモールとも連携しているので、なんとShopifyで出店していながら楽天でもモノが売れる!ということも可能。(※アプリ導入&別途契約が必要)ただ、注意点としては細かな商品情報の設定がShopify上からすることができないので、詳細情報を設定したい場合は楽天管理システム(RMS)上で設定し直しが必要となってきます。

ShopifyはSNSとも連携しているので、自社ECサイトでは厳しいとされていた集客にも強く、例えばFacebook広告もShopify上から出すことができます。

越境EC(海外販売)においては、各国の言語や通貨に対応していることはもちろん、決済や配送についても対象国にあわせた設定が可能です。

また、ダウンロード商材やドロップシッピングにも対応しています。

ShopifyはただのEC構築サービスではなく、”モールと自社との間の立ち位置を確立していきたい” との事でした。


◆2 世界最高水準のセキュリティ
Shopifyのセキュリティレベルは、銀行やクレジットカード会社と同等といわれています。ECサイトを運営するうえで、顧客情報の流出・漏洩は絶対に起こってはならないですよね。世界最高水準なら安心してサイト運営ができそうです。


◆3 運営コストが低く、入金サイクルが早い

・初期費用なし、販売手数料なし
・月額約3,000円〜
・カード決済手数料は業界最安水準(ベーシックプランで3.4%)
・最短5営業日で入金(振り込み手数料なし)
・契約期間の縛りなし

たくさんの機能があるサービスで、同じクラウド型のサービスと比べても運用コストは低めだと感じます。また、プランについても月額3000円の最低料金のもので十分そうです。商品販売数によっては月額費用が0円のBASEの方がお安めですが、機能性ではShopifyの方が勝ります。売上を伸ばしていこうと考えて、長期的に運用していく場合はShopifyの方がいいかなと個人的には思います。
入金サイクルも早いので有り難いですね。(※BASEだと10営業日)Shopifyペイメントを利用すれば振り込み手数料もかかりません。
また、○年契約といった契約期間の縛りもありません。月単位で解約ができます。


◆4 クラウド型だからシステムが日々進化する
ウェブ上でデータが更新され、常に最新のサービスがユーザーに提供されます。ユーザー側での作業が必要ないのは嬉しいですね。さらに商品登録数や画像登録数も無制限なのです。他のサービスではこうはいきません。


◆5 アプリを入れて機能拡張ができる
独自開発されている4100種類以上のアプリを組み合わせて機能を拡張することが可能。アプリはShopify app storeから導入します。WordPressのプラグインのような感じですね。(※無料、有料と両方あり)

<アプリ一例>

・在庫管理
 在庫管理と複数販売先の統合売上をマネジメント

・配送管理
 送料を郵便暗号や商品ごとなどに詳細に設定

・出荷管理
 出荷作業を短縮できる、90%の時間を節約

・会計管理
 会計データを他のアプリケーションに自動でシェア

・レビュー管理
 ネットショップにレビュー機能を追加

・WEB集客
 離脱しそうなユーザーに対してインセンティブを提供

・商品レコメンド
 ユーザーが関心を持ちやすい商品を自動表示


◆6 100種類以上のストアデザインテンプレート
HTMLやCSS の知識がなくても、シンプルでおしゃれなECサイトをつくることができます。(※無料テンプレートは8種類)詳細なカスタマイズをするにはHTMLやCSSの知識が必要ですが、表面上のカスタマイズは誰でも簡単にできるので、興味がある方は一度触ってみることをおすすめします。


◆7 APIによるシステム連携
ShopifyはAPIを開放しているため、様々な外部システムと連携が可能。(独自アプリの作成も可能)汎用性が高く、自由度の高いショップカスタマイズが可能です。これにより、業務の効率化が期待できます。


◆8 Shopify POS
Shopify POS(Point of sale:販売時点情報管理)というものを利用すれば、オフライン(実店舗)での商品販売も可能。実店舗での在庫もShopify上から管理することができ、実店舗とオンラインショップの顧客情報も一元管理ができます。


Shopify 料金プラン

一応記載しておくとこんな感じです。プランごとにカード決済手数料や使える機能が変わります。

・ベーシック(月額 約3,000円)*これで十分!
・スタンダード(月額 約8,500円)
・プレミアム(月額 約30,000円)
・Shopifyプラス(月額 約210,000円)*大規模サイト運用

詳細が知りたい方はこちら▼


Shopify 現状のデメリット

・サイトを詳細にカスタマイズしたい場合は、HTMLやCSSの知識が必要
・日本向けアプリが少ない
・日本語の情報が少ない
・最新の情報を把握したい場合は英語が読めないと厳しい
・有料アプリ導入が必要なケースが多く、結局割高になってくる場合もある
・事業者が個人事業主だと決済方法の種類が少ない


こんな方におすすめ

他のサイト記事でも書かれていますが、そこに何点か付け加えてみました。

・初期費用や運営コストを抑えたい
・セキュリティに強いサービスを使いたい
・自社で更新やサイト管理をしたい
・これからECサイトをつくる
・無料のECサイト構築サービスでは機能的に満足できない
・HTMLやCSSの基本がわかる
・事業者が法人


Shopifyのはじめ方


<パターン1> 自社開発

公式サイトからストアを開設します。(2週間の無料トライアル期間あり)
メールアドレスの登録が必要になります。



<パターン2> 制作事業者
制作会社さんや、とりあえずデザインをカスタマイズしてみたいWeb制作関係者さんの場合は「Shopifyパートナー」へ登録することで、無料でテスト環境を使用し続けることができるのでこちらをおすすめします。また、制作したサイトを企業に移管することもできます。
メールアドレスの登録と、簡単な事業者登録が必要になります。



いかがでしたでしょうか。

現在、Shopify Japanさんが日々コンテンツの翻訳活動を行っていて、頑張って情報を広めてくれているので、日本語の情報もこれからどんどん増えてくると思います。
モールは手数料が高く、かなり経費もかかるので、Shopifyのような自社サイトで利益が上げられるならそれがベストですよね。複数ECモール運営経験者の私としては、Shopifyが日本でももっと広まればECの根本的な管理構造も変わるので、もう商品&在庫の一元管理ソフトが要らないのでは…と期待で構想が広がります!


このnoteが少しでも参考になった、もう少し続きが読みたい、という方がいらっしゃいましたら、スキ❤️を押していただけると私が大変喜びます!☺️💕

最後まで読んでいただき有難うございました!



おまけ (Special thanks: 母)

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最近、50代の母がWebデザインの勉強をはじめました。
昔から細かい事にこだわる性格で、器用指の持ち主で、実はこういう事には家系で一番センスのある人だと思っているので、頑張って続けてくれるといいなと思っています 😌




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