次の春にはやく、会いたいね(2020年上半期を振り返る)
7月ももうすぐ終わりです。
2020年の上半期はあっという間に過ぎたという意見を、ちらほら耳にします。確かに、例年より早く駆け抜けた感じはするし、そこだけ大きな穴が空いているような気さえする。時に、あまり見返したくない暗い空間が。
いったいこの期間に何があっただろう。どうやって暮らしてきたんだろう。いつもと趣が異なっていた2020年上半期を、自身が書いたnoteとともに振り返ってみようと思います。
ちなみに、これを書いている私のプロフィールはこちらです。
1月
2020年はごく普通にスタート。
年始は初詣とバーゲンに行き、休み明けの6日から仕事を開始しました。今から考えると平和な日々で、それなりに色々な場所へお邪魔していました。cotreeのひらやまさんやはとださんに会ったのも1月の話。
中旬の頃、いまや押しも押されぬ大ヒット作品となった「鬼滅の刃」を読み始めました。ちょうど連載が終わる前に追いつくことができ、なんとかいいタイミングで波に乗れました。この話を読んでいると、明けない夜はないことをただ、信じたくなります。
最終週の頃に、少しづつニュースに影のようなものが出始めたのは覚えています。でも、どこかまだ他人事でした。
1月のnoteはこちら。ポストカードを毎日選んでエッセイを書く試みを開始した時の記事です。
2月
まだまだ世の中が穏やかだった2月は、人に会えていたし、仕事も普通にしていました。
noteに縁のある人々に会ったりもしましたね。マリナ油森さんと初対面したり、note社のイベントでSaeさんとご挨拶したり。
最後に映画館に行ったのも2月でした。ちょっと大丈夫かな? と思いながら出かけたのを覚えています。
2月に書いたnoteはこちら。今回のパンデミックに影響を受けた最初の記事です。
3月
少しずつ不安が蔓延してきた頃。ここ数年、年度末が近付くことにすこし恐怖感があるのですが、それと相まってなんだかブルーでグレーな気持ちに。
そんな中でも毎日noteを書いたり、cakesのコンテストに応募したり。書くことで救われたこともだいぶありました。
3月のnoteはこちら。初回から参加している #呑みながら書きました の記事。この企画は懐の深さと投稿のバリエーションに毎度ぐっとくるのです。
ちょうどこの記事を書いている時に見ていたインスタライブは、元は大阪開催のイベントで本来は見られなかったはずのもの。ありがたいような寂しいような心地で視聴していましたね。
4月
世間的にはだいぶ遅めながら、遂に勤務している会社でもリモートワークが導入されることになりました。もともと今年はできないだろうな……と思っていたら、まさかの事態に。
この辺りからマンガ「ハイキュー!!」にはまり始めます。まさか7月で連載が終わるとは思っていなかった。こちらはやっとエンジンがあったまった状態なのだ。だからまだまだ語りたいことがたくさんあるし、なるべく人に薦めています。
4月はこちらの記事を紹介します。翌月にこのnoteを音読する機会が発生したのですが、書いた時はそんな未来が待っているのを知りませんでした。他の人の日記の朗読を聞くのは、本当に貴重で楽しい経験でした。
5月
ゴールデンウィークは元々予定がなかったのですが、輪をかけてどこにも出かけられず。仕事はリモートワークと通常勤務をほぼ半々でこなしていました。電車はすいていて、緊張感がありながらも快適。
土日も電車に乗らなくなったので、散歩をするようになりました。道端の花をよく見たり、今まで行かずにいた近場の本屋に立ち寄ったり。それもまた有意義なのだと気づく、心の余裕が出てきました。
通勤もなくなり、長文を書くゆとりも少しできたのも変化のひとつ。その時間を使い、キナリ杯やかわいいをテーマにしたエッセイコンテストに応募できました。本来だったらスケジュール的に無理だったものが出せたので、そこに驚く。
5月のnoteはキナリ杯に投稿した作品です。普段は書かないノリのものを出してみました。また川越に行きたい。
6月
最初はてんやわんやだった在宅勤務。それが板についた頃(5/25)に、緊急事態宣言が全国で解除されました。
ところが、リモート体制は6月も続行。そんな訳で真面目にはたらきつつ、最後の締めとしてこちらのnoteに取りかかりました。いつも心の片隅にあった「磨け感情解像度」。
「やばい……私、解像度低すぎ?」みたいな逡巡を繰り返しながら書いたのがこちら。かなり締め切りギリギリでした。
上半期が終わった
そして7月1日から仕事が通常勤務に戻りました。夏のマスク着用の光景と、毎日のニュースを除けば、それほど変わらない日常を送っています。
50%は変わらずに勤務していたから、まとまった勉強やガーデニング、パン作りといった、この期間の流行にのることはできなかった。けれど、とにかく生き延びられたのでまずはそれだけでよし。
全国的な梅雨明けはまだ先で、8月以降の気候がどうなるか未知数ですが、皆様、どうかご自愛くださいね。
最後に上半期の私的ベスト音楽で締めます。
東京スカパラダイスオーケストラの「倒れないドミノ」です。自粛期間中、この曲をずっと流してました。イントロのギターに心掴まれ、明るすぎず、暗すぎない歌詞とメロディに支えられ、ようやくここまで来たなと。
春が来るだろう 僕らの春が 無邪気な風に乗って 遠く離れて 会えなかった日 同じ空を見上げていた
先のことは誰にもわからないけれど、ただ春を信じたい。今までとは違う、幸せな季節の到来を願って。
こちらは、noteのマガジン「cotree advent note」の参加記事です。