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滅茶苦茶久しぶりだから不思議話

久しぶりの日記。
というか、日記であって日記でない何か書きたくなったら書く場所。
日常は自分の調子と両親の介護でとてもきついので、最近は隙あらば休んでいる。

そんな毎日を綴っても良いのだけど、私の場合は面白おかしく書く事が出来ない精神状態なので、現実逃避も兼ねて不思議話です。

不思議話っていっても、夢の話なので全然不思議かどうかは怪しいですが、今現在は起きてる間の不思議体験はしてないので特に書く事も無く。
ただ、まだ書いてない話はいくつかあるのでそれを書いていこうかと思います。

とはいえ、この夢は今年に入ってからの夢なので一番直近ではあります。
あ、怖くはないです。
そんな訳で夢の話ですが、読みたい方はどうぞ。


【どういう意味?】

最近の私の睡眠中の夢は本当に他愛のない内容が多く、目覚めた後も本当に普通の夢になったなあと、自分で感心するくらいだった。
それが今年久しぶりに不思議な夢を見た。
多分3月あたりだろうか?
もういつ見たのかも記憶に定かではないけど内容はよく覚えている。

そもそもの話は私が急に近くの神社に関心を持った事から始まった。
私の住んでいる所は田舎。
近くに神社がある。
子供の頃にはその神社でよく遊んだ。
でも流石に大人になった今時分では神社には全く行かなくなった。
毎年夏になるとそこで小さな夏祭りがあるけど、出戻りで子供もいない私には縁遠く、また今年もあの神社が賑わってるなくらいにしか気にすることも無かった。

でもそういえばあの神社はなぜあるんだろうか?
思い返してみれば名前も知らないし、何のための神社なのかも知らないなーと思って。
そう思い始めたらとても気になり出して、調べ始めたのがきっかけだったのかもしれない。

調べてみると分かった事は幾つかあった。
あの神社は「姫神社」である事。
この辺の田んぼ畑のために造られたものである事。
入り口は狛犬である事。
(そんなことも気にした事なかった)
あとこれは昔からの話で真偽は勿論全くの不明だけどなぜか云われている話。
「あの神社の神様は犬嫌い」である事。

とはいえ、過去にはあの神社がこの辺の飼い犬のための狂犬病か何かのワクチン会場に使われた事もある。
まだまだ野良犬がいた頃の話。
漏れなく家で飼ってたわんこもワクチン接種してきた。
なのでまあ昔の人の犬対策?かなんかだろうとは思っている。

それは置いておいて。
何週間か私は家から見えるその神社に気が向いていた。
話を聞くと神主さんというのは特にはいないらしい。
町内で管理している、という話だった。

別に私は神社仏閣に詳しい人間ではないので、それが珍しい事なのかそれとも普通の事なのかの判断もつかない。
ふーんと思いつつ、何となくなぜか気になる状態が続いた。

姫神社って事は神様は女性…なのかな?
とか。
記憶にあるだけでも最後にあの鳥居を潜って神社に入ったのはいつだったろうな…とか。

毎日毎日疲れている自分が唯一思考を逸らして現実逃避できるものだったのかもしれない。

そんなことを考えていたある日だった。
私は夢を見た。
途中までは普通の夢だったので今はもう思い出せない。
周りにいる人たちから離れて私は一人になれる場所を探していた気がする。
どんな景色だったかとかも一切覚えてない。
ただ周りは明るかった。
何と無くカーテンに仕切られている四角い場所に私は入った。
例えるなら、服屋さんの試着室。
ただ仕切りが全部カーテンという感じ。

狭い空間だけどこれでやっと一人になれた。
これからどうしようか…とペタンと地べたに座り込んでしばらくの後だった。
右手横カーテンからスッと女性の手が出てきて私の膝の上に手が置かれた。


私「?」
何だろう?
誰の手だろうって思っていたら、徐にカーテンの向こうから声がした。

女性の声で
「ここに残りませんか?」
と言われた。

私「残りません!」

食い気味で私はハッキリバッサリ断ってその手を気にせず目の前の正面のカーテンをジャっと開けてその場を後にした。
カーテンの向こうはたくさんの普通の人が行き交うスーパーのようなモールのような、そんな賑やかな場所だった。
私はその人混みに入った。

そこでふわっと目が覚めた。

目が覚めてから自分で笑ってしまった。
こんなに疲れて疲弊してるのに、私の意思はハッキリしてんなーと。
普通あそこであんなにバッサリ断る?笑
全然恐怖心も無かった。
寧ろ「残るなんて有り得ん!」ってくらいだった。
あの手が誰のものだったのか、未だに全くの謎。
手は若かった気がする。
もしかしたらもう一人の自分の手って事もあるかもな。
とも思ったけど、私あんな喋りしないし。
声は私と真逆でとても穏やかで優しい感じだった。
兎にも角にもそんな夢を見て以来、あの神社の事を考えるのをやめた。
やめたというか、やめた方がいいのかもなって思って。
それからはあんなにあった関心も消えて現在に至ります。
勿論、そういう夢はそれ以降一切見てません。

もしあの時残っていたら私はどうなっていたんだろうか?
なんてたまに考えますが、残ったとしても結局は自力で出口探して帰って来そう。笑

やっぱり私にはあそこに残る選択はしないな。
そう確信しています。

・・・・・・・

というお話でした。
不思議といえば不思議、当然かと思えば当然な内容だなと書きながら思った。
辻褄が合っているので。
自分の心の状態が反映されてるんだとは思うんだけど、やっぱりあの手の持ち主である女性の正体は分からない。
質問内容もそうだし、とても優しい声だったし。

てな感じで、夢の中のよく分からない場所でよく分からない場所に誘われた話でした。

暇つぶしになればと思います。
ご清聴ありがとうございました。

それでは、また。

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