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民主主義が国民主権を無効化させる


 一般的に国民主権(参政権)と代議制民主主義は不可分だとお考えの方は多いと思います。無論、我が国でも参政権は成人の国民全てに平等に与えられている権利です。

 しかし、日本では国民の投票率が下がりまくりで国民の政治離れを心配する声がネットを利用する中高年世代から上がっています。政治に参加する権利を行使する権利を国民は何故に放棄するのか考えてまいました。

 国政選挙で投票率が低下したとは言え60%は超えます。


 前回の衆議院選挙の投票数で見ると全国で五千700万票を超えます。選挙区毎の差がありますので大まかに国会で過半数取るのに3千万票くらい支持を集めないと与野党逆転は出来ないです。これから考えると選挙で変革を望む投票者が「三千万人以上」必要です。

平等原則で一人一票は原則を崩せないの投票に行く段階で、自分の一票が選挙情勢を動かせないと言う認識が投票率低下を招いていると考えます。同氏は三千万人いるのか?という不安ですね。

 それを加速さしているが選挙報道では無いでしょうか?政治課題を誠実に報道せず印象操作を繰り返しているマスコミが信頼を失い国民が政治を考える意欲を失ってると感じます。

 もちろん、報道による批判なき団結を加速した結果として、一つの政党が政権を握り、好き勝手に法律を変えて独裁体制を構築して世界大戦を引き起こした黒歴史も歴史的事実です。国民主権が報道に誘導された結果の暴走ですね。

 この平等原則が生み出す大人口の中での埋没と言う弊害を生み出す代議制民主義の改革案を考えて行きたいと思っています。

 さりとて代議制でなく直接選挙では、一億人規模の国家運営は不可能です。船頭多くして船丘に上がる状態になるのは必然です。

 国民主権が平等な国家では、大きな変革は生み出すのが困難です。大きな政治的変革を生み出すのは「カリスマ的リーダー」「誠実な報道」「変革を生み出す情熱的市民運動」どれでしょう?SNSでの意見公募やXでのスペースでの議論をとうしてヒントを見つけていきたいです。無論、代議制民主義に代わる優れた政治制度を創造出来れば幸いです。



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