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応援

こんにちは、京大1回生の中村優太です。テストのためのオフ期間が終わりを迎え、いよいよ夏休みの練習が始まろうとしています。テストのため運動せず落ち切った体力の僕は、京都の死ぬほど暑い夏の炎天下の中、練習を乗り越えられるのか恐怖すら感じます。

今回ノートを執筆させていただくにあたり、部活の応援について書かせて頂こうと思います。

僕は京大硬式テニス部に最初から入部したのではなく、途中から入部しました。興味はあったのですが、入部に対する勇気がなく、入るか入らないか迷っていた時期がありました。実は、その背中を押してもらったのが入部の前に見学させていただいた5月末にあった双青戦です。東大VS京大の団体戦でまさに文武両道を極めた戦いでした。特に印象的だったのが、1日目の赤松先輩のシングルスです。双青戦は特殊で5セット形式になっており、その試合はフルセットまで続いていました。その試合が1日目の最後の試合だったため、両校部員全員が1つのコートを囲み試合を見ていました。僕が選手だったらおそらく緊張でイップスになっているでしょう。1ポイントごとに、点を取れば全員で選手と喜び、取られれば全員で選手を励ます、これが応援か!これが部活か!先輩方の試合を見て、もちろん技術的な面での素晴らしいプレイにも感動しましたが、勝ちを目指して戦う姿に感動し、自分もあのような選手になりたいと思いました。また、OBさん達や選手以外の部員も本気で応援する様子にも、京大硬式テニス部の団結力のようなものを感じました。喜びやか悔しさや緊張など様々な感情を部員全員が一緒に味わうという、部活の魅力に惹かれ入部することを決意しました。

 入部した後、すぐに七帝戦がありました。京大硬式テニス部の部員として選手を応援することができる初の機会で、とても嬉しくワクワクしていました。最初の方は、慣れていないこともありほとんど声が出ていませんでした。しかし、日が経つにつれ自分の声を上げれるようになり応援が自然と楽しくなってきました。喉が枯れるまで応援している先輩達を見て尊敬すると同時に、自分もそれに負けないくらいの熱量で応援しようと思いました。応援は、実際にテニスをプレイして戦ってはいないけど、喜怒哀楽を選手と共有してまるでシンクロしているかのようにして、共に戦っているのだと実感しました。

と、ここまで応援について書かせていただきましたが、応援すればするほど、いつか応援される側の人になりたいと言う気持ちが強まります。そしてこのような気持ちになるたびにレギュラーではない自分でも試合に行かせて頂けるありがたみを噛み締めています。

最後に、まともな文章を書けない自分に悲しい気持ちでいっぱいですが、ここまで読んで頂きありがとうございました。
それでは、熱中症にはくれぐれも気をつけて夏を乗り越えましょう。以上です。失礼します。

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